住まいリング させぼ

下の子をかわいがる子ども

二人目出産後の過ごし方。過ごし方の違いや不安など

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「もうすぐ二人目が産まれるけど、上の子は不安定にならないかな?」
「二人目が産まれたあと、保育園の送迎はどうしたらいいかな?」

二人目を妊娠したママは、嬉しさと同時に上の子がいるからこその悩みや不安が出てきます。「上の子のケアを大切にね!」と周りから言われた、というママも多いのではないでしょうか。かと言って、授乳やおむつ替えが頻回の新生児を放っておくわけにもいきませんよね。

今回は、二人目出産後どのように過ごしたらいいかをまとめました。一人目の時との違いや、産後を上手に乗り切るポイントも紹介しています。

一人目と二人目の出産後の過ごし方の違い

一人目も二人目も同じようにかわいくてたまらない我が子ですが、一人目と二人目の産後の過ごし方は大きく違います。

一人目を出産する時は実家へ里帰りして、赤ちゃんの授乳以外は寝て過ごしていた、というママは多いのではないでしょうか。食事も家族が用意してくれると、ママは自分の体を回復させることに専念できますよね。
寝ている赤ちゃんしかし二人目を出産後は、上の子の幼稚園や学校のことを考えて里帰りをせず自宅で過ごしたり、上の子がいることでママは休む時間が無く体の回復が思うように進まないこともあります。

また産後のママの体にも一人目と二人目の違いがあります。
二人目出産後は子宮を元に戻そうとする後陣痛が一人目よりひどいことが多いので、痛み止めの薬を処方してもらうママもいます。
他にも上の子の出産時より年齢を重ねているので、産後の体が疲れやすかったり体力が戻らないこともあります。そんな中、赤ちゃんのお世話に加えて上の子の相手をしたり心のケアをすることは簡単ではありませんよね。

家族やファミリーサポート家事代行などを上手に利用して一人で頑張り過ぎないことが大切です。

先輩ママの経験談

上の子が不安定になったり赤ちゃん返りして、普段よりわがままを言うこともあるので、上の子のケアが大変でした。

先輩ママの経験談

産後は実家に帰らず実母に家に寝泊まりしてもらいました。育児は楽にできましたが、夫と実母の両方に気を使う必要があったのでそこは疲れました

二人目出産後の不安

二人目の出産は一人目の時と違い、上の子がいるからこその不安があります。

女性
”赤ちゃん返り”という言葉は知っているけど、大丈夫かな
女性
上の子の幼稚園の送迎はどうしたらいい?

産まれた赤ちゃんのことでの悩みだけではなく上の子に対する悩みもたくさんありますよね。

・産まれた赤ちゃんがまだ外出できないのに、上の子が発熱して病院に行きたい
・上の子が嘔吐して二人とも泣くし、嘔吐物で汚れた部屋も片づけないといけない
・夜中の授乳で睡眠不足で体がきつい。上の子のご飯もあるし買い物に行かないと
・下の子は泣き続け、上の子はイヤイヤ期でずっとグズグズ言って精神的にまいる
・産後間もないから布団で寝ていたいのに、上の子が外で遊びたいと泣いている

など、子どもが二人いることでの困ることがたくさんあります。”ママが一人で乗り切ることは難しい”ということを知っておきましょう。

上の子がいるので休みにくい

子どもが一人の時は、その子が寝ている間にママも体を休めたり一緒に昼寝をして過ごすことができますよね。しかし二人目となると、上の子のお世話が必要な場合は下の子が寝ていてもママは休むことができません。
昼間は上の子が幼稚園や保育園で過ごしている場合でも、朝の準備や洗濯物が多かったりとママがやるべき仕事はたくさんあります。

夜中の授乳でゆっくり寝ることができないママは体を休めることも大切なことなので、下の子が寝ている間は上の子にテレビを見せてママは一緒に昼寝をする等の工夫をしましょう。

上の子の気持ちのケアにも気を遣う

上の子がまだ小さい場合は、下の子が産まれるまではママを独り占めしていたのに「突然赤ちゃんが現れてママを取られた!」という気持ちになっています。下の子は授乳やおむつ替えが頻回で必然的に接する時間が長くなるので、上の子は不安定な気持ちになったりママの気を引くために普段よりわがままを言うことがあります。

二人の子どものお世話に追われているママは「いい加減にして!」と思ってしまうこともあるかもしれません。

先輩ママの経験談

ワンオペだったので、寝かしつけは下の子を抱っこして上の子には足に抱きついて寝てもらっていました。

⾥帰りをしにくい

一人目の時は里帰り出産をしたママも、二人目の出産の時は実家に帰らず自宅で過ごすという方もいます。理由の多くは上の子の通園通学があるから里帰りしにくいというものです。特に行事がある場合や入園卒園の時期だと、休ませずに通わせたいという思いから里帰りをしないママも多いです。

他にも実家の両親が働いている場合などは、実家に帰っても昼間はママが赤ちゃんと上の子の二人のお世話をしないといけないので、それならば”自宅にいて昼間は幼稚園行ってくれる方が楽”という考えから里帰りしないこともあります。

一人目以上に周りのサポートを頼る

一人目の時はママだけでできた子どものお世話や家事でも、二人目が産まれた後は同じようにできないこともあります。

一人目の産後以上に周りにサポートしてもらい、ママ一人の負担を減らすことが大切です。”赤ちゃんのお世話や家のことはママがするべき”という考えは止めて、夫にひと月だけでも在宅勤務にしてもらったり、両親に来てもらい赤ちゃんのお世話や家事をしてもらってもいいでしょう。

夫や両親に頼ることことが難しい場合でも、他にもたくさんのサポートがあります。

ファミリーサポートセンター自治体の相談窓口を利用する
・電気圧力鍋や洗濯乾燥機などの時短家電を購入する
・ママ友に来てもらい話を聞いてもらう
宅配弁当ミールキットを利用する
ベビーシッターや家事代行サービスを利用する

二人目が産まれて間もない産褥期や、二人の子どもを育てることに慣れるまでは頑張り過ぎず積極的に周りに頼るようにしましょう。

子どものお世話を⺟や家族にお願いする

産褥期のママは無理をせず体を休めることが大切な時期です。その時期は上の子や赤ちゃんのお世話は母や家族にお願いするようにしましょう。遊ぶ親子特に上の子の散歩や活発な遊びの相手はママではなく周りに任せましょう。上の子がママと遊びたいという時は、横になったままできる手遊びやしりとりなどの言葉遊びなど体の負担にならない遊びがおすすめです。

家事と送迎を夫に依頼する

産褥期を過ぎたママでも、夜中の授乳で睡眠不足だったり慣れない赤ちゃんのお世話をしながら家事や上の子の送迎までこなすことは簡単なことではありません。子どもが昼寝をしている間に家事をしようと頑張るママもいるかもしれませんが、それではママが休む時間がなくなってしまいます。

ママは子どものお世話に専念して、家事や上の子の送迎はパパにお願いしましょう。その場合は、”完璧にできていなくても文句を言わない”ことや”パパも疲れてできない日もある”ということを心に留めておきましょう。

平⽇は幼稚園、土⽇は夫に任せる

赤ちゃんがいる生活の中で、上の子を満足に遊ばせることは難しいことです。ママが一人で頑張ろうとせず、平日は幼稚園や保育園を利用し土日はパパに思い切り遊んでもらうようにしましょう。

昼間は友達や先生と元気に遊ぶことでストレス発散にもなりますし、ママも昼間は離れて過ごすことでイライラする時間が減り上の子と余裕を持って接することができます。また、上の子がパパと二人で遊びに行ったり外食をして過ごすことを特別な日と思ってくれると、「赤ちゃんはできないのに僕は(私は)特別なことをできている」と満足してくれることもあります。

まとめ

我が子は上の子と下の子の年齢が3才差なので、上の子が幼稚園入園までの約1年間は上の子と下の子を家でみていました。特に大変だったことは、二人が同時に泣き続ける時、3人でいる時に嘔吐して片づけをしないといけない時、自分が体調不良の時でした。

子どもが一人だったら大丈夫なことも、”二人いるからできない”ということはたくさんあります。ですが「どうして私は上手くできないんだろう!」と自分を責めたり、「あなたのせいで!」と子どもを責める必要はありません。”今は大変な時期だから、できなくても当然なんだ”と無理をせず過ごしましょう。

私もどうしてもイライラが止まらずトイレに一人でこもったり、自分の体調が悪い日は子どもにずっとテレビを見せて過ごした日もありました。子どもの安全を守れている環境ならばたまにはそういう日があってもいい、と割り切って過ごすことは大切なことだと思います。

まずは上手に周りを頼って、家族や地域と一緒に大切な我が子の成長を見守りましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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