”赤ちゃんが産まれたあと、自分は何をどうしたらいいかわからない”というパパは多いのではないでしょうか?
「赤ちゃんのお世話はママが全部やるはず」と思っているパパもいるかもしれませんが、産後のママは身体面も精神面も回復途中なので、パパの力を頼りにしています。授乳以外の掃除や料理、寝かしつけなどはママ以外の人でもやることができるので、積極的に動いてママを助けてあげましょう。
今回は、産後にパパがやるべきことや赤ちゃんが産まれた後にやるべき手続きをまとめました。
目次
ママの⼀人時間をつくる
昼間赤ちゃんと二人きりで過ごしているママにとって、赤ちゃんと離れる時間を持つことは大きな息抜きになります。毎日1時間でもいいのでママの自由な時間を作ることができるといいですね。
平日は時間が取れないパパは、休日はママに一人で出かける時間を作ってあげたり、パパと赤ちゃんで出かけてママに家でゆっくり過ごす時間を作ってあげましょう。パパと赤ちゃんの関係性を深めることもできるので、赤ちゃんの人見知りがある時期でも”パパの抱っこでも泣かない”ということも多いです。
ママの話を聞く
ママは初めての出産や育児で不安や悩みを一人で抱えていることが多いです。特に赤ちゃんが小さいうちは人と会う機会が少ないので、「会話する人がパパしかいない」という環境はよくあります。女性は”悩みを解決してほしい”という思いより”共感してほしい”という思いが強いことが多いです。「ママのやり方じゃなくて、こうした方がいいよ」とアドバイスをしたり「俺に言われてもわからない」などと返すのではなく、「そうなんだね、心配だよね」と共感して話を聞いてあげるようにしましょう。
⾃宅の部屋の掃除
ママが出産後の入院中や里帰りをしている間はパパが一人で自宅で過ごすことになります。ママと赤ちゃんが自宅に帰ってきた時に不衛生な環境ではあまりよくありませんよね。特に、赤ちゃんが過ごす部屋や沐浴をする場所などはしっかりと掃除をしておきましょう。
また自宅に戻ったママはまだ出産前のように動けるわけではありません。部屋の掃除やお風呂掃除のような体力を使う家事をパパが積極的にすると、ママも喜んでくれるでしょう。
赤ちゃんの寝る場所の準備
赤ちゃんが自宅に戻ってからの寝る場所の確保は、パパの力を発揮する時です!
ベビーベッドは大きく重量がありママが組み立てることは難しいので、赤ちゃんが戻る前にパパが設置しておきましょう。
また、布団で寝る場合でも赤ちゃんの寝るスペースを作り清潔にしておきましょう。布団を干したりシーツを洗濯しておくという仕事もあります。
寝かしつけ
赤ちゃんの寝かしつけをパパがやってくれると、ママは体を休める時間を作ることができます。授乳やミルクの後に抱っこや添い寝で寝かしつけることもできるので、”ママじゃないといけない”ということはありません。
また、夜中に赤ちゃんが泣き止まない時は体力だけでなく精神的にも辛くなります。毎回ではなくても、時々交代してママにも寝る時間を確保してもらいましょう。
チャイルドシートの設置
産後、退院して家に戻るときから赤ちゃんをチャイルドシートに乗せなくてはいけません。道路交通法違反だけでなく、事故が起こったときのリスクが高くなるので必ず設置して乗せるようにしましょう。
新生児用のチャイルドシートは大きくて重く、妊娠中や産後のママには設置が大変なのでパパが設置しましょう。
おむつの購入
新生児は1日に何度もおむつ替えをする必要があるので、たくさんのおむつが必要です。おむつは重かったり何度も買い出しが必要なので、思うように体を動かすことができない産後のママには負担が大きい仕事です。おむつの購入はパパがするようにしましょう。
新生児用おむつはすぐにサイズアウトしてしまうこともあるので、あまり多く買いだめすることはおすすめしません。
お風呂に入れる
赤ちゃんをお風呂に入れる仕事は、一人では難しく体力も必要なのでパパがいてくれると大活躍です。沐浴では片手で赤ちゃんの頭を抱えて耳もふさがないといけないので、手の大きいパパがしてくれるとママも助かります。
風呂場で一緒に入れるようになってからもパパがお風呂に入れてくれると、赤ちゃんとのコミュニケーションがとれたりママに一人の時間を作ることもできます。
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ゴミ出し
ゴミ出しもパパがしてくれると助かる家事の一つです。
ゴミ出しは外に出る必要があり回数も多い家事なので、赤ちゃんを一人置いて外に出ることができない時や体の辛い産後のママにとっては負担の大きい家事です。また生ゴミやおむつのゴミは重いものもあるので、力のあるパパがしてくれるとママは助かりますね!
「ゴミ出しは普段からしている」と言うパパもいるかもしれませんが、ゴミステーションへ出すだけではなくゴミの分別やゴミ出し日の把握、次のゴミ袋の設置までするようにしましょう。
家事代⾏やベビーシッターの利⽤/困ったら
産後はママは体を休める必要があり、パパも仕事に家事に、と夫婦二人だけでは手が回らなくなることもあります。そのような時は、無理をせず家事代行やベビーシッターを利用するようにしましょう。利用することで、パパもママも心身ともに余裕をもって赤ちゃんとの生活を送ることができます。
慣れない育児で思っているより疲れが溜まっていることがあります。赤ちゃんのためにもパパとママのためにも、休養時間を作ることは大切なことです。
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食材宅配・料理キット(ミールキット)の利⽤/困ったら
掃除はできるけど、料理はできない!というパパは多いかもしれません。パパだけならばレトルト食品やコンビニ弁当などで済ませることもできますが、産後のママは体の回復や授乳のためにバランスのいい食事を摂ることが大切です。
食材宅配や料理キットならば、”カットしてある食材を炒めるだけ”のものや”冷凍で届く食材を湯煎するだけ”なので、料理が苦手なパパも安心です!手軽に栄養バランスの整った食事を摂ることができる宅配を利用してみてはいかがでしょうか。
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パパがやることが多い出産後の手続き
赤ちゃんが産まれるとたくさんの手続きが必要になります。産後のママは外に出ることが難しいので、パパが積極的に申請するようにしましょう。
入院費の⽀払い
入院一時金以上の支払いがある場合は産院へ差額を支払います。退院前に産院から入院費用の通知があるので、わからない場合は産院の人に聞くようにしましょう。
出⽣届の提出/出産⽇を含め14⽇以内
出生届は産まれた赤ちゃん全員の提出が必要です。赤ちゃんの名前を決めて手続きしましょう。各自治体の窓口に提出します。
児童手当の申請/出産後15⽇以内
子どもを育てている世帯が受け取ることができる手当です。全員が対象で各自治体の窓口で申請できるので、出生届と一緒に申請するとよいでしょう。
健康保険証の申請/1か⽉健診まで
産まれた赤ちゃん全員が対象です。会社員の方は会社の総務担当へ、国民健康保険の方は自治体の窓口へ申請します。
乳幼児医療費助成⾦の申請/1か⽉健診まで
全員が対象です。自治体窓口で申請できます。
出産育児一時⾦の申請/出産⽇の翌⽇から2年間
公的医療保険へ加入、または健康保険等に加入している方の扶養家族である人が対象です。産前に産院へ申し出たり、申請書を作成して健康保険等へ提出します。産前に申請していない場合は産後2年間のうちに申請しましょう。
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まとめ
産まれたばかりの赤ちゃんは、笑うわけでもなく寝ている時間か泣いている時間がほとんどです。反応の少ない赤ちゃんのお世話をしていて「自分にはできない」「やっぱりママにしてほしい」と感じてしまうパパもいるかもしれません。
しかしママも初めての育児で同じように悩んだり不安に感じ、「どうしたらいいかわからない」と思いながら赤ちゃんのお世話をしていることがほとんどです。はじめは難しく感じる育児や家事も、回数を重ねるうちに慣れてくるので、積極的に二人の子供である赤ちゃんのお世話をしたりママの話を聞いてあげるようにしましょう。
また、上手に家事代行や料理キットを利用してパパもママも無理をし過ぎないことも重要です。