
子どもが産まれてから旦那さんにすごくイライラしてしまう!
というママは多いです。
妊娠前や出産前は許せていたことでも「今はどうしても許せない」「イライラが止まらず旦那さんと喧嘩になってしまう」という方もいるかもしれません。
あまりに頻繁にイライラしてしまうと「どうして私は旦那さんにこんなにイライラしてしまうんだろう」と自分を責めてしまいますね。
今回は、子育て中に旦那さんにイライラする原因と旦那さんにイライラしないための考え方をまとめました。
子育て中に旦那にイライラする原因

⽗親としての⾃覚がなく子育てを任せっきり
家にいるのにスマホを触ってばかり、休日も独身時代のように友人と遊びに行ってしまうなど、二人の子どものはずなのに夫が子育てに参加してくれないとイライラしたり悲しくなりますよね。赤ちゃんが泣いていてもあやしてくれず「泣いてるよ」「オムツ替えたら?」などと言われると、自分だけが1人で子どもを育てている気持ちになってしまいます。
妊娠中から体の変化などを通して母親になる実感が湧くママに対し、赤ちゃんが生まれてから初めて親になる実感が湧くパパとの間で気持ちのギャップがあることも原因の一つです。
家事・子育てのしかたに⽂句を⾔われる
赤ちゃんが一日中泣き続けていてごはんも食べられなかった日に、帰ってきた旦那さんに「一日中家にいるんだから部屋の片づけくらいしたら?」などと言われると怒りの感情が湧いてきますね。旦那さんは一日中一人で赤ちゃんのお世話をする機会がないので、家にいる=ゆっくり過ごしていると勘違いしているのかもしれませんが、トイレさえも行きたいときに行けない状況のママからするとそのように言われてはイライラしてしまうのも当然です。小さい子どものお世話は外で仕事をすることよりも大変な時もあります。
またどういう風に育てたいかの話がよくできておらず、夫婦で育児の方針が違うと「自分の思っている子育てではない」と旦那さんから文句を言われることがあります。
他の⼈と⽐べられダメ出しが多い
旦那さんから「他のママはできているのに、どうしてできないの?」などと言われると、一生懸命育児をしていても「私はだめなんだ」と自信がなくなってしまいます。ママが自信を無くして自分を責めてしまうと、余裕がなくなり旦那さんや子どもへイライラが向いてしまいます。
さらに「俺のお母さんはこうだった」と、時代も子育ての常識も違う世代の義理のお母さんと比べられることもママにとっては大きなストレスです。
子育てに関する意識の共有ができていない
旦那さんが”家庭のことは女性がやって当然”という考えの方だと、積極的に子育てに参加してくれない場合が多いです。しかしママとしては子どもが病気の時や進学などの大切な時、日ごろのしつけについても旦那さんに一緒に考えてほしいですよね。このような気持ちのすれ違いがあると旦那さんに対して不満が溜まっていきます。どういう風に育児をしていきたいか意識共有ができておらず、旦那さんが子どもに対して必要以上に怒りすぎたり反対に甘やかしすぎたりする場合も、ママにとってストレスになります。
子育て中に旦那にイライラしないための考え⽅

あまり期待しすぎない
旦那さんへ期待する気持ちが大き過ぎると、ママが思うように協力してくれない時にイライラしてしまいます。ママに比べてパパは子育てに関する知識が少ない場合が多いです。「一から教えてあげるか!」「まだまだ子育て初心者だからできなくて当然!」という気持ちでいると、上手くできない旦那さんに対してイライラすることが少なくなります。
また、手伝ってくれたらラッキーくらいの考えでいると思いがけず協力してくれたときに嬉しい気持ちになりますね。
出来るだけ口出ししない
希望通りに家事や育児をしてくれない旦那さんへ「なんでできないの!?」と口出ししたくなりますが、そんな風に言われては一生懸命やっている旦那さんはやる気をなくしてしまうかもしれません。一人一人家事や育児のやり方が違って当然ですし、始めは上手くできなくても回数を重ねるにつれてスムーズにできるようになることもあります。「やり方」よりも「やってくれている」ということに意識を向けて、広い心で旦那さんへ任せてみましょう。
やってほしいことをきっちり⾔葉で伝える
男性は女性に比べて「察する」ということが苦手です。ママが心の中で「どうしてあれしてくれないの!?」「私は疲れているのに!」と思っていても旦那さんに伝わっていないことがほとんどです。
「赤ちゃんが泣いているからオムツを替えて」「今日は疲れているから子どもをお風呂に入れて」など具体的な言葉で伝えるようにしましょう。旦那さんはわざと協力してくれないのではなく、純粋にやるべきことに気づいていないだけかもしれません。
怠けている姿を目にいれない
旦那さんが仕事で不在の時は一人で家事育児をしていてもイライラしないのに、旦那さんが家にいるのに協力してくれないとイライラします。旦那さんはスマホでゲームなどをしていて、ママが一人で子どものお世話をしていると「どうして私だけ!?」と思ってしまいますね。ママ自身がやりたいことを我慢していると、旦那さんがすぐ側で自由に好きなことをしている姿が自分勝手な行動に感じるからです。
どうしても育児に協力してくれない旦那さんならば、休日も外へ出てもらうなどの対処をとることもおすすめです。
役割分担のルールをつくる
共働き世帯が増えてきましたが、そんな現代でも母親の家事育児の負担はどうしても多くなってしまうため、できる限り家のことや子育てに関しては役割分担のルールを決めて二人で協力していきたいですね。子どもを保育園へ送らない方が朝の掃除と食器洗いをする、や子どもが病気になったときは順番に会社を早退するなどのルールも大切です。
もし旦那さんが家事が苦手ならば、子育て全般を任せてみたりお金の管理や書類の管理など、家事以外で得意な分野を協力してもらうという方法がおすすめです。
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やったことに感謝の気持ちを忘れない
旦那さんが家事や育児をしてくれてたら感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。奥さんに褒めてもらえることを嬉しく思う旦那さんは多いので、次もまたやる気が出て協力してくれる回数が増えるとお互いにとっていいですね。後から「あの時…」と話すより、その瞬間に「パパがしてくれて助かるよ、疲れていたから嬉しい」などと伝えると、旦那さんもわかりやすいでしょう。
いつも頑張っているママも、ぜひ自分で自分のことをたくさん褒めてあげてくださいね!
不満を溜め込まない
日々子どもの相手をしながら家事もこなして…とママはストレスが溜まります。母親なんだから我慢しないと!と考えてしまいがちですが、心の中に不満を溜め込んでしまうと心身の体調を崩してしまうこともあります。辛い気持ちや旦那さんへ言いたいことがあれば、不満が大きくなる前に伝えるようにしましょう。
旦那さんへ伝えることができない人は、自治体の相談窓口や友人へ話したり、ノートに不満を書くことや一人の時に声に出して愚痴をこぼすだけでも心が軽くなります。
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できない自分を許す
家事も育児も完璧にこなさないといけないと無意識にがんばってしまうママは多いです。特にまじめで頑張り屋さんのママは、出産前のような十分な身だしなみができない自分や家の中をきれいに整えられない自分を責めてしまいます。
赤ちゃんが産まれて今までのような生活が送れないことは当然のことなので、”できない自分”を自分自身が許してあげることが大切です。自分自身でできないことを許していくと、そのこと自体へのイライラも減りますし、旦那さんができないことへのイライラも減らすことができます。
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まとめ
私は上の子を産んで十数年間、子育てや家事育児との両立が辛くても「私が我慢すれば喧嘩にならないから」「夫は外で働いているから家事や育児の文句を言ってはいけない」という思いがあり、夫へ不満を漏らすことはしませんでした。しかし数年前、溜まっていたストレスが爆発し夫へこれまでの不満を全てぶつけたことがありました。
その時は夫は驚いていましたが、不満を伝えたことで日ごろの家事をしてくれたり「たまには一人でランチでもしてきたら?」と労ってくれるようになりました。
私が勝手に”一人で頑張らないと”と思ってやっていたことを、夫は”妻は好きでやっている、俺は頼られていない”と感じていたようです。
もっと早く夫に自分の思いを伝え、一緒に子育てを楽しめばよかったと後悔しました。子育ては1人で頑張るにはとても大変な仕事です。旦那さんへイライラしてしまう時はどうしてほしいのか思いを伝え、一緒に楽しく子育てをしていきたいですね!
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