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保育園⾒学には質問リストを準備︕確認したい⾒学ポイントも解説

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女性
子どもを保育園に通わせる予定なんだけど、どこの保育園でもあまり変わりはないですよね?
住まいるナビゲーター
いいえ、同じ子どもを預かってくれる保育園でも、園によって特色が大きく違います!
設備の充実度や園庭の広さ、病気の時の対応もそれぞれの園で違いがあるんですよ。

今回は、保育園見学の際の押さえておきたいポイントをご紹介します。

「家から近いから」「ママ友がいいと言っていたから」という理由で保育園を決めることも悪い事ではありませんが、実際に見学をして子どももママも安心して楽しく通うことができる保育園を見つけることをおすすめします。

保育園⾒学時に質問したいことリスト

保育園の見学の予約をしたけど、どんなことを確認したり質問すればいいのかわからないというママもいるかもしれません。見学に行った際聞いておきたい質問をまとめました。
ぬいぐるみ

保育園での⽣活・教育

初めて子どもを育てているママは、保育園に通う子どもたちがどのような生活を送っているのかわからないですよね。どんなことをして遊んだり学んだりしているのか質問してみると、我が子が通う時どんな風に一日を過ごすのかがイメージしやすくなります。

また、ホームページなどに記載されている教育方針も確認し、具体的な内容を質問することをおすすめします。英語に力を入れていると書かれていても、ママが思っているほど英語の教育時間が確保されていないなど、文字を読むだけではわからないこともあります。

保育園のスタッフ体制

保育園は園児の人数に対して保育士の人数の規定がありますが、クラスの数や保育士以外のスタッフの人数なども聞いておくとよいでしょう。全体的に人手が不足しているような保育園なのか十分にスタッフがいる保育園なのかによって、ママの安心度も変わってきます。

また、希望する保育園に看護師がいるかも確認しておきましょう。看護師がいない場合は、病気やケガなどの緊急時の医療的判断をどうするのかも聞いておくと安心です。

給⾷と⾷育の⽅針

おやつはどのようなものか、アレルギー対応がどこまでしてもらえるか、お弁当の日があるのか、なども子どもが通う上で重要になってくるので必ず確認しましょう。他にも離乳食の進め方や食事の補助をどのくらいしてもらえるのかも知っておきたいことですね!また普段の食事から食材にこだわるママは保育園の給食やおやつの食材の産地や添加物などを尋ねておくと安心でしょう。

赤ちゃんを母乳で育てたいというママは母乳持参が可能かどうかも聞いておきましょう。

保育スケジュール

登園して降園するまでのスケジュールは必ず確認しましょう。どのくらい外で遊ぶのか、散歩は毎日行くのか、お昼寝は何時頃するのか、など希望するような生活を送ることができるかを知ることができます。

外遊びと言っても、泥んこになって水遊びをしたり敷地内の森のような場所で思い切り遊ぶのか、はだしで遊ぶようなことはせず遊具で遊ぶだけなのか、園によって様々です。こんな風に過ごしてほしいと希望がある場合は保育の内容も詳しく聞いてみましょう。

病気・ケガへの対応

子どもはすぐに風邪をひいたり転んでケガをしてしまいます。急な体調の変化や大きなケガをした場合は保育園でどのような対応をしてもらえるのか、看護師は常駐しているのか等を聞いておきましょう。

また、お迎えが必要な場合はパパやママは会社を早退しないといけません。子どもの平熱が37.0℃なのに37.5℃になったら保育園では絶対に預かることができないという決まりがあれば、頻繁に会社を早退しないといけなくなりますね。どのくらいの症状で早退や欠席しないといけないのか、子どもが病気のときの対応は必ず確認しておきましょう。感染症が流行ったときの対応も確認しておくと安心です。

入園・通園にかかる費⽤

3歳~5歳の保育園の利用料は無償ですが、入園時や通園にかかる費用は園によって違いがあります。延長保育や食材料費、行事の時に必要な費用等は支払いが必要なので確認しておきましょう。

かばんや制服がある場合は入園時にかかる費用が大きくなります。また、園によってはおむつを処理するための費用や早朝の預かり保育費用などがかかる場合もあります。入園してから想定していなかった出費が多いと大変なので、無償化になっているけど、それ以外でかかるお金は?と詳しく聞いておきましょう。

保育園利⽤のしやすさ

入園すると数年間ほぼ毎日通うことになる保育園。利用のしやすさは必ず確認しておきたいことの一つです。駐車場の有無や徒歩での通園の場合は道路の交通量や距離、出勤時はベビーカーを園に置いておくことが可能か、なども確認しておくポイントです。

他にも、お弁当の回数や行事の回数、参観日の曜日なども聞いておきましょう。行事が多い園を選ぶママもいますが、お弁当や参観日が多いと負担が増えることも事実です。生活のバランスを考えて選ぶようにしましょう。慣らし保育の期間や時間についても聞いておくと、それに合わせて仕事復帰ができるので安心です。

質問時に気をつけておくこと

実際に保育園を見学してみると、疑問に感じることや聞きたいことがたくさん出てくると思います。ですが先生方も忙しい中対応してくださるのであまり時間もありません。保育園見学の時は気を付けておきたいポイントを押さえておきましょう。

公式サイトや資料に掲載されていないかの確認

保育園を見学に行く前に必ずホームページや資料を確認しておきましょう。募集人数や一日のスケジュールなどは記載されている場合も多いので、確認した上でわからないことがあれば質問するようにしましょう。先にホームページ等を確認しておくことで、より詳しい内容や掲載されていないようなことを聞く時間を確保できます。

質問リストを簡潔明瞭にまとめておく

見学に行く前に、聞きたいことやホームページを見て疑問に感じたことなどをまとめておくとよいでしょう。そうすることで、聞き忘れが無くなったりすっきりしないけど、どう聞いていいかわからないということがなくなります。

また質問リストだけではなく、園庭の広さや先生の対応などの自身でチェックしておきたいことリストも作っておくとよいでしょう。

保育園⾒学時に必ず確認したいポイント

質問したいことやチェックしておきたい内容はそれぞれ違いますが、子どもが安心して通えるように必ず確認しておきたいポイントがいくつかあります。
プレイルーム

保育園の様子

できることならここの保育園は先生や友達と楽しく過ごすことができそうと思う園に通わせたいですよね。そのために保育園全体の様子をみておくことは大切です。教室の環境や安全面、園庭の遊具の古さ、駐車場や駐輪場の安全面など様々な場所の確認をしましょう。

保育士さんの表情や事務員さんの対応なども意識してみると、ここに通わせたい!と思うような保育園に出会えることもあります。

保育⼠さんや園児の雰囲気

保育士さんが明るく熱心に園児と接してくれているか、園児が楽しそうに生活しているかをみておきましょう。

ママが見て、園児に対して事務的な接し方をしている保育士さんが多い場合や園児が保育士さんの顔色を伺うような態度が見られる園は、我が子が楽しく通うことは難しいかもしれません。

時にはトラブルが起こったり嫌な出来事もありますが、そんな時に丁寧に対応してくれる保育園なのかは長い保育園生活を送る上で大切なポイントです。

園児と保育⼠さんの⼈数バランス

認可保育園は園児と保育士さんの人数の基準があり、認可外保育園も認可保育園より少ない人数ですが規定があります。中には認可保育園より人出が多く園児一人に対する保育士さんの数が十分な認可外保育園もあります。

見学の際は、子ども一人ひとりに目が行き届いている環境なのかをきちんと見ておきましょう。園児と保育士さんの人数のバランスがいいと、保育園での子どもの生活が安心で充実したものになります。

設備の充実度・安全性・清潔感

安心して子どもを預けるためには、安全性や清潔感も気になる部分ですよね。手洗い場やトイレを見せてもらい確認してみましょう。教室のおもちゃや個人の持ち物、布団などが整頓されているかもチェックしておくとよいでしょう。

他にも、防犯対策がなされているか、子どもの脱走防止やケガ防止がきちんとされているかも話を聞いて確認しておきましょう。また、震災が起こった時の水や食料、ミルクや離乳食の備蓄がされているかも聞いておくと安心です。

保護者への対応

子どもを長い時間預けることになるので、保護者と先生方との関係性も重要になります。保護者の話をきちんと聞いてくれるか、ママが働くことに前向きな考えか、なども見学の際意識しておくと良いでしょう。

毎日の保育園での様子を連絡帳などで保護者へ伝えてくれるのか、震災が起こった時は保護者へどのようにして連絡が来るのかも確認しておくと、希望するような対応をしてくれる園なのかわかります。

先輩ママが教える保育園⾒学で聞いておいて良かったこと

アレルギー対応

アレルギーの子の給食を見せてもらいました。代替食材で提供されるのか、給食にアレルギーのある食材がある日はお弁当を持参しないといけないのかでママの負担が全然違うので、確認しておいてよかったです!

延長保育や早朝の預かり保育

延長保育や早朝の預かり保育は当日の申し込みでも大丈夫かを聞いておいてよかったです。職場が急な残業が多いので、当日の申し込みができないと預け先が無く大変なことになりました。

土曜日の預かり

土曜日に保育園にくる子どもの人数を聞きました。土曜も仕事なので預けないといけないのですが、人数があまりに少ないと我が子も寂しい思いをするかも、と思い聞いておいて良かったです。

登園時保護者がやること

登園時保護者がやらないといけないことがあるかは確認した方がいいです!朝から布団のシーツをつけたりゴミ袋を用意したりしないといけない園もあり、早く出勤しないといけない保護者には負担のようでした。

まとめ

保育園は数年間ほぼ毎日通うことになる場所なので、できることなら子どもが楽しく快適に生活できる園に通わせたいですよね。またママにとっても、大切な我が子の成長のことや園での様子などをしっかりと分かり合える保育園であってほしいです。

望む生活環境や望む教育はママ一人ひとり違います。「ママ友がいいと言っていた園に通わせたけど、我が子には合っていなかった」という話もよくあるので、見学の際は気になることは質問しておきましょう。

私はマイペースな我が子を近所の教育重視の園ではなく、遊びながら学ぶという方針の園に通わせました。二つの園を見学に行って、遊具の多さや家からの距離は近所の園に惹かれましたが、我が子はのびのびとした雰囲気の先生方が多い園に通わせて正解だったと感じています。

保育園見学の際は目で見て園の雰囲気を感じることができるチャンスです。我が子やママにとって楽しく通うことができる園かしっかりと見ておきましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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