佐世保が舞台!映画「坂道のアポロン」 やっと、見つけた。本当に大切なもの。

暮らす

皆さん、こんにちは。
緊急事態宣言が解除され、GO TOトラベル再開が間近の雰囲気ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は自粛期間中の〝おうち時間〟で、ドラマや映画をみる機会が増えました。
あなたは最近ハマったドラマや映画などありましたか?

本日は、昭和ノスタルジーを感じる佐世保の街並みと学生たちのキュンとする青春ストーリー、佐世保が舞台のおすすめ映画をご紹介したいと思います!

〝自分らしさ〟って何だろう?

ご紹介するのは「坂道のアポロン」という作品です。
この映画は小玉ユキ氏の漫画が原作で、佐世保の街と実在する高校(佐世保北高校)が舞台となっています。
高校生たちが音楽を通じて心を通い合わせ、ジャズの魅力に取り憑かれていくという青春ストーリー。

友情や初恋、「好きなこと」に没頭することの素晴らしさを教えてくれる素敵な映画です。
メインキャストは「Hey! Say! JUMP」の知念侑李さん、俳優の中川大志さん、小松菜奈さん、友情出演にディーンフジオカさんなど。監督は「ホットロード」や「アオハライド」でお馴染みの三木孝浩監督です。

ストーリーは、ある日、佐世保に転校してきた転校生の薫が、不良の千太郎に出会い、彼と音楽(ジャズ)を通して友情を深めていくところから始まります。
千太郎は密かに自身の生い立ちに秘密を抱えており、見た目が外国人ぽく、友達と違うというコンプレックスを抱えながら生きていました。自分を守るために学校では不良っぽく振る舞っているものの、放課後、音楽に没頭している時だけはキラキラと輝いてその才能を存分に発揮していました。

一方、優等生の薫は繊細で人付き合いが苦手。佐世保では叔父の家に居候して受験勉強をしており、叔母に嫌味を言われる日々を送って窮屈な思いをしていました。彼も、自分自身のことをなかなか好きになれずにいました。
そんな時、千太郎に誘われてジャズを体験。ピアノが得意だった薫は稲妻に打たれたようにジャズと出会い、そのリズムに魅了されて行きます。

映画の中で彼らが繰り返し練習するのがJAZZの名曲「Moanin’」。

懐かしい昭和の街並みとジャズのメロディー。作品を見ながらつい音楽に酔いしれたくなります。そして、甘酸っぱくほろ苦い青春ストーリーに、自分自身の学生時代をも重ね合わせてしまうこと間違いなしでしょう。

自分の“好きなこと”を書き出してみよう!

皆さんの中には「人生100年時代、これから何か自分らしい生き方をしてみたい」
「自分の得意、好きなことは何だろう?」「大事にしたいものがまだ見つからない・・・。」
そんな人もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方はぜひ、子供の頃からどんなことに最も夢中になっていたか、振り返って思い出してみてほしいと思います。
これだけは、人に負けなかったこと、寝食を忘れて没頭していたこと、ありませんでしたか?

“そういえば、学生時代は・・・こんなことをして遊んでいたな。”
“テニスに熱中して夏は真っ黒に日焼けしていた。”
“初めて好きになった子は同級生の●●ちゃんだった。”

故郷の景色が思い浮かんだ人、学校の教室が思い浮かんだ人、放課後の校庭が思い浮かんだ人もいるかもしれませんね。

どんな時に自分がワクワクしていたか、どんな体験が心地よかったを沢山書き出してみてください。
そういう中に、あなた〝らしさ〟が潜んでいることが多いからです。

東京でエンジニアとして働いているKさんは、大学入学と同時に上京。
卒業後は半導体メーカーに勤務、多忙な日々を送っていました。

その後今の会社に転職をしましたが、今年34歳になるのでそろそろ今の彼女との将来を考え中。
しかし、結婚を考えると途端に経済的なことが気になり、子供を持つことを考えるとますます自由が減るのではないか、妻と共働きでうまく子育てできるのかなど心配で頭がいっぱいになってきました。

「マイホームを持ちたいな」

東京暮らしは家賃や駐車場代が高くつくため、
「家を持つなら地方移住も視野に入れたい」と思うようになりました。

そんな時、“移住生活で家庭と趣味と仕事の両立”を叶えた先輩ファミリーとバーベキューをする機会がありました。先輩はメーカーを退職して独立し、現在は茨城の海辺でサーフィンをしながら農業支援のスタートアップを立ち上げたそうです。ベンチャーは大変そうなイメージがありましたが彼は活き活きと輝いていました。
自然に囲まれた土地で、仕事も充実しながら家族と暮らすライフスタイルはまさに自分の憧れ・・・。

“俺の好きなことは何だろう?”
“どんなライフスタイルが理想?”
Kさんは自問自答しました。

“んー、「釣り」のあるライフスタイルが理想だ。将来は妻と子供とも海に行きたい!”

幼少の頃、父に連れられていった海釣りがきっかけで始めた「釣り」。

東京生活になってからはなかなか時間が取れず頻繁に海には通えなかったけれど、
やっぱり釣りが大好きなことだったのです。
Kさんは自分の「好き」にようやく気づき始めました。

そこで、移住候補先に「海釣り」「海近」というテーマを設定しました。
海のあるライフスタイル、週末釣りにいける環境、自然と家族の時間、さらには実家の長崎からも近い場所という候補を検討。
様々な情報を集めていくと・・・佐世保なら予算範囲で夢のマイホームが持てるかもしれない!と判明。結婚後の生活を現実に考えられたのです。

“佐世保でリモワしながら、週末は海山へ。夫婦一緒に子育て。
大好きな釣りにもいける。悪くないかも・・・“

・・・いかがでしたか?
この映画を見終わった後には、きっとあなたも「大切なもの」に気づかされるかもしれません。
そして、今、自分は仕事を楽しめているだろうか?やりたかったことを忘れてしまってはいないだろうか?と自問自答するかもしれません。

Kさんのように、自分の「好き」が見つかり、それを胸に行動したら・・・
運命の相手も、理想のライフスタイルも、理想の住まいも現実になる日は近いです。ワクワクしますよね。

〝あなたらしい暮らし〟を、叶えてみませんか。
まだ映画を観ていない方もぜひ、チェックされてみてくださいね。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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