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小学生の防犯

小学生が持っておきたい防犯グッズや防犯対策のポイント!

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防犯対策は万全ですか?
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どんな防犯グッズを持たせていますか?

子どもは小学生になると、行動範囲がぐんと拡がります。ひとりでできることも増え、元気に家を飛び出す背中に頼もしさを感じる一方、無事に帰ってくれますようにと祈りたい気持ちになるのも事実ですね。

安全な国として知られている日本ですが、子どもを巻き込んだニュースが絶えません。幸せな日常が犯罪によって突然奪われるなんて、想像したくもないですよね。子どもの笑顔を守るためにも、しっかり防犯対策を行いましょう。

子どもの防犯対策のポイント

防犯小学生小学生の子どもには、どんな防犯対策が適しているのでしょうか。特に低学年はまだまだ防犯意識が低く、人を疑いません。自分が危険な状態に直面していることがわからないのです。ママやパパは、子どものために防犯対策をしっかり行う必要があります。

防犯対策は、子どもの年齢や理解に応じて実施すること。小学生に適した防犯対策のポイントは、次の通りです。今日からすぐに出来ることもあるので、ぜひ取り入れてくださいね。

約束事をつくっておく

登校時の約束・下校時の約束・友達と遊びに行くときの約束・家で留守番をするときの約束・何か起こった時の約束など、シーンごとに約束を分けると効果的です。

登下校時の約束を作るために、親子でルートを確認してください。例えば危険そうな路地があれば、そこに入らないことを約束します。ひとりで行動しないこと、寄り道しないこと、知らない人に声をかけられても応じないこと、店舗や子ども110番の家の場所を把握し、何かあったら逃げ込むことなども約束してください。

約束事は親子の間で繰り返し確認することが大切です。地域の状況や子どもの年齢を考慮し、現状に即した約束事をつくりましょう。

犯罪被害を防ぐ対策

安全意識を高めるコミュニケーションをとったり、自己防衛の訓練、そして安全なルートの確保をしてください。また、地域や学校が実施する防犯活動への参加や働きかけを行うことで、子どもを地域全体で見守るしくみ作りをすることができます。

またSNSを使った犯罪も増大しているため、親子でネットリテラシーを向上させることも大切です。個人情報の保護や子どもに安全なネット環境づくりなど、大人がきちんと対応しなければなりません。

危険な場所の確認

いつも子どもが通る道を把握できていますか?朝と夕方とでは状況が変わるため、登校時間と下校時間に子どもと一緒に歩き、どんな危険があるか見定めるのがベストです。

普段遊びに行く公園や友人の家、塾の場所とそのルートも確認してください。どんな危険が潜んでいるか、どう対処すべきか、子どもにわかりやすく伝える必要があります。車や自転車の交通量も確認し、子どもが連れ去りやひき逃げ事故などの被害にあわないよう対策しましょう。

日頃の行動の確認

小学生は成長が著しく、親が思っているよりもずっと行動範囲が広くなっていきます。子どもの日ごろの行動を把握・確認することは、安全確保や問題の早期発見、対処法の確立、コミュニケーションの促進など、様々な側面から重要です。

常日頃から子どもと会話し、日々の行動を把握してください。そうすれば、友人との関係が変化したり、通常と異なるルートで通学するようになった場合など、変化に気づくことができるでしょう。子どもの交友関係の変化や直面している問題を察知できれば、早期に対応することが可能になります。

「いかのおすし」

園児や児童の防犯意識を高めるために作られました。
5つの行動指針
知らない人についていかない
声をかけられても車にらない
連れていかれそうになったらお声を出す
ぐ逃げる
すぐにらせる
をまとめたものです。

おやこでまなぼう!「いかのおすし」で毎日安全!は子どもの頭に残りやすい言葉で、内容も理解しやすいものになっています。5つの行動指針ひとつひとつを説明し、時にはロールプレイを交えながら子どもに教えてくださいね。

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防犯グッズの準備

防犯グッズは犯罪予防効果や心理的な安心感を得ることができるので、ぜひ準備しておきましょう。しかし、防犯グッズを持っているだけで安心するのは危険。使いこなさなければ意味がありません。いざという時に子どもがサッと使うことができるよう手の届く場所に保管し、使い方を訓練してください。作動状況を定期的にチェックする必要もあります。

防犯ブザー

ランドセルに防犯ブザーを着けているお子さんをよく見かけます。不審者は大きな音を嫌がるケースが多いため、防犯ブザーの存在は犯罪を抑止する効果があるでしょう。急に声をかけられて固まってしまう子どもでも、防犯ブザーがあれば周りに危険を知らせることが可能です。

防犯ブザーを選ぶポイント

一目で防犯ブザーとわかるデザイン・音が大きく、小さな子どもでも操作しやすい
防犯ブザーを鳴らしたのに不審者が追いかけてきた場合は、防犯ブザーがついたランドセルを自分の進行方向とは逆に投げて逃げることも子どもに伝えてください。

見守りGPS

子どもやお年寄りの居場所がわかる小型の発信機、見守りGPS。携帯電話やWIFIの電波が届く範囲で、リアルタイムで居場所を知ることが出来る便利ツールです。月々の通信費用等がかかりますが、いざというときには頼りになるでしょう。

見守りGPSを選ぶポイント

電池の持ちがよく、位置情報の精度や性能が高いこと。そして防犯ブザーと違い、必ず人目につかないところに入れておくことが重要です。行動履歴もわかるので、子どもがいつどこに行ったか知ることが可能です。

キッズケータイ

適切に利用すれば小学生の防犯に有効なツールとなりますが、その効果は状況や利用方法によって異なります。子どもの現状を慎重に判断し、インターネット環境の制限などしっかりした管理と指導を行うことが重要です。また、小学校によっては持ち込みが禁止されているので事前に確認してください。

まとめ

この間までよちよち歩きだったわが子がもう小学生。この屈託のない笑顔をしっかりと守りたいものですね。そこで重要になるのが、小学生向けの防犯対策と防犯グッズ。ママやパパは、子どもが安全に成長するため環境を整える役目があります。

子どもと一緒に防犯対策を行うことで、日々のコミュニケーションが密になるでしょう。子どもの状況が把握でき、危険を事前に察知することも可能。子どもを守ことにつながります。子どもは安心感を得て、健やかに成長することができます。

防犯対策や防犯グッズは、単体では役に立ちません。あらゆる面で複合的な対策をとってください。学校や地域との連携も不可欠です。皆で子どもを守る世の中にしていきましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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