引っ越しする日を決めるポイント

暮らす

2月3日は二十四節気の最初の節気「立春」でした。

まだまだ寒い日が続きそうではありますが、立春を過ぎれば『少しづつあたたかくなり春の訪れがもうすぐだー』とちょっと浮足立っちゃいますね。
さて、春と言えば就職や進学、転勤などで新しい暮らしのためにお引っ越しをする方が増えます。

今回は新しい門出にふさわしい引っ越しをするために、引っ越し日を決める時に参考にして欲しいポイントをお伝えしますね。

引っ越しするのに良い日

引っ越しで一番気になるのは『天気』ですよね。荷物の搬出搬出は晴れた日がいいですから。
ところが実際には事前に引っ越し業者を手配する事が多く、天気に関しては運まかせになるしかありません。
また、結婚式等で外は雨なのに「本日はお日柄も良く……」とおっしゃっているのを聞いたことはありませんか?
この『お日柄』は天気を意味しておらず、『縁起が良い』ことを意味しているのです。

新しい生活をスタートする引っ越し。できれば縁起の良い日にしたいですよね⁉
その縁起の良い日を選ぶ時に参考にして頂きたいのが暦です。暦には、”縁起のいい日”と言われている日があります。

例えば、
【大安(たいあん)】
【天赦日(てんしゃにち)】
【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)】 などです。

おススメ【大安】

最も有名なのが【大安】とか【仏滅】といわれる『九曜』。
引っ越しに最適とされるのは【大安】です。終日、何事もうまくいく日といわれています。

【大安】の次は【友引】
ただし、「丑の刻」(11〜13時)と言われる時間帯は「凶の時間」となりますので避けましょう。それ以外の時間帯は吉。
また、【友引】は不幸にまつわる事には向きませんのでご注意くださいね。

【天赦日】

「天が全ての罪を赦す日」といわれていて、特に新しいことを始めるのに向いている日とされています。

【一粒万倍日】

「1粒の米が万倍にも増える」といわれ、天赦日同様に何かを始めるのに向いています。

気を付けて!縁起の良い日と引っ越し料金&時間帯

縁起の良い日に引っ越したいと思うのは皆同じ。縁起が良い日依頼は多く引越し料金が高くなりがちです。

どうしてもその日に引っ越したいけれど、予算を抑えようと合い見積もりをし競合がある場合、業者の方から「夕方から」などと値引きをする代わりに遅い時間のご提案をされることがあります。

ですが、私個人の意見としてはあまり遅い時間帯での引っ越しはお勧めしません。予定時間がおす事が多く、後々の時間帯ではかなりズレこみがちです。
先日引っ越し前後の片づけと収納のサポートをさせて頂いたお客様は、午後一番の予定が2時間以上も遅れ、そこでも予期せぬ出来事で遅れがありましたので、新居への荷物の搬入は大幅に遅れました。

もし夜遅い引っ越しになると困る場合には、夕方便は避けましょうね。かと言って、朝一の時間帯は割高です(汗)
引っ越し料金は、季節や縁起の良い日や日曜祝日等のカレンダー以外に作業時間帯等によっても変化します。
それ以外にも、梱包材のサービスや開梱後段ボールの引き取りの有無に有料か無料なのか、何人作業で内アルバイトは何人か等々、各社見積もり料金の内訳は違います。
金額だけでの判断はご注意くださいね。

縁起は裏技で引き寄せる

ただでさえ忙しい引っ越し。仕事や学校の事もあり、縁起ばかり気にして日程ははいられませんよね。

そんな方には裏技がありますよ!
それは【縁起の良い日に、事前に新居に荷物を少し運んでおく】という方法。
そうする事でその日に引っ越ししたとみなされるそうです。

持ち込む荷物は、『箸やお茶碗』『布団等の寝具』『洋服』等。いつも使う物を持ち込んでおきます。
また、神様にお酒やお米をお供えしたり、玄関には盛り塩等もしておきましょう。

もちろん、古い風習にとらわれず新しい暮らしを始められる方もいらっしゃいます。
※先日の引っ越しサポートの方は【大安】に引っ越しされましたが、クリスチャンの方でした(笑)

気持ちのよい新しいスタートは心のあり様でいくらでも変わります。
「いつ引っ越そうかなぁ」と悩んでいる方がいらっしゃったなら、少しでも参考になればと思います。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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