「佐世保のおすすめスポットと言えば？」
と聞かれると、ハウステンボスや九十九島という声が聞こえてきそうですね。
ですが、JR佐世保駅周辺にもたくさんのお店や公園、珍しい商店街が並んでいることをご存知でしたか？

今回は佐世保駅周辺のおすすめスポットをまとめました！
今まで知らなかった歴史や名前の由来などがあり、どこも「行ってみたい！見てみたい！」と感じるスポットですよ。

アメリカ海軍基地のある町ならではの異国情緒あふれる公園や軍艦、港町ならではのモニュメントや食べ物もご紹介しています。子どもと一緒に散歩したり走り回ることができる穴場の広場もありますよ。徒歩で散策できる駅近スポットをぜひ巡ってみてください！

佐世保港

佐世保港は佐世保駅から徒歩約5分の位置にあり、古くから軍港・商港として栄えていた港です。今はアメリカ海軍と海上自衛隊がその一部を使用し、大きな軍艦が停泊していることもあります。

海の側は遊歩道になっているので、大きな船ときれいな海を見ながらのんびりと散歩ができるスポットです。
また佐世保港ではSASEBO軍港クルーズが行われており、陸からは見ることができないアメリカ海軍の施設や、運がよければ潜水艦を見ることもできます。軍艦クルーズは横浜港や呉港など一部の港でしか行われていない珍しいクルーズです。ぜひ一度体験してみたいですね！

させぼシーサイドパーク

させぼシーサイドパークは佐世保駅から徒歩約5分の佐世保鯨瀬埠頭にある公園です。海の向こう側にはアメリカ海軍基地が見えるので異国の雰囲気を味わうこともできます。広い遊歩道とベンチがあるので、小さい子どもが走り回ったりベンチで休憩することができて安心ですね！

海をイメージさせる大きなクジラのオブジェと錨のオブジェがあり、絶好の写真スポットです。佐世保港はアメリカ海軍船や島への連絡船の往来があるので、公園からは港ならではの景観を楽しむことができます。色々な船を見ることができるので、乗り物が好きな子どもは喜んでくれる場所ではないでしょうか。

新みなとターミナル

モダンな見た目の新みなとターミナルは、建築家である北川原温さんの設計した建物です。「佐世保港ポートルネッサンス21計画」という港湾再開発事業の一つとしてコンペが行われたこちらの建物は、色合いがポップで美術館のような雰囲気を醸し出しています。
1階はターミナル施設、2階は佐世保市港湾局があります。佐世保港から大島、松島などへの近海航路はここから出ており、待合室は清潔感があり広々としています。

駐車場上部には緑の丘とよばれる広場があり、船を使わない人でも自由に入ることができます。子どもが走り回ったり、のんびりと座って船を眺めるのにちょうどいい穴場スポットですよ！

佐世保朝市フードセンター

佐世保駅から徒歩約10分の位置にある佐世保朝市フードセンター。近海で捕れた新鮮な魚介類や業務用の乾物などが並んでいます。朝は4：30から開いているので、早起きをして朝のドライブに出かけてみてもいいですね！※日曜日は定休日です
朝5時から開いている朝市食堂ではその日に捕れた海産物をいただくことができます。海鮮丼や焼き魚定食、刺身定食をリーズナブルな価格で楽しむことができますよ。朝から新鮮な魚料理を食べることができるなんて、贅沢な時間の過ごし方ですね！魚介類をたくさん買いたい人はクーラーボックス必須のスポットです！

ニミッツパーク

佐世保駅から徒歩約15分の位置にニミッツパークはあります。佐世保にいながらアメリカの雰囲気を感じることができるニミッツパーク。公園の名前はアメリカ海軍のニミッツ元帥に由来するそうです。普段公園のゲートは開いていて、中にはフットボール場や野球場、サッカー場などの運動施設があります。アメリカ海軍が管理する運動公園なので、表記が英語だったり外国の方がいらっしゃったりと、まるで異国へ来たような気分を味わうことができますよ。
近くにあるアルバカーキ橋は佐世保市と姉妹都市であるアメリカのアルバカーキ市との友好の印として名付けられたそうです。佐世保とアメリカのつながりを感じる地域ですね。

させぼ五番街

2013年にオープンした佐世保五番街は、佐世保駅みなと口から徒歩1分の海に面したショッピングモールです。休日にはたくさんの人が集まり賑わいをみせています。ファッション店や雑貨店、レストラン、カフェなど一日いても遊びきれないほどたくさんの店舗があり、長崎銘菓の福砂屋やハンバーガーショップヒカリなど、有名なお店も出店していますよ。
大きな階段の下には「SASEBO」と「LOVE」のモニュメントがあり、人気の写真スポットです。海の側にはベンチがあるので、ゆったりと海を眺めて過ごす時間も素敵ですね。天気のいい日は海を見ながら散歩をする方の姿も見られます。

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えきマチ1丁目佐世保

丸い形の建物が印象的なえきマチ1丁目佐世保。佐世保駅にあるJR九州が運営している複合商業ビルです。佐世保駅直結なので天気が良くない日でも安心して行くことができますね。

中には飲食店やスーパー、お土産ショップなどがありJRの待ち時間に利用することもできますね。土日祝日は中庭であるパティオでイベントが開催されることもあります。

パティオ入口には約33年間の任務を遂行した護衛艦あさゆきの主錨がモニュメントとして設置されています。あさゆきは佐世保ゆかりの護衛艦なので、佐世保の玄関口である佐世保駅にふさわしいモニュメントですね！

BRICK MALL SASEBO

BRICK MALL SASEBOは築70年超えの食品加工店舗をリノベーションした建物です。レンガ木造2階建ての建物は、人気のおしゃれスポットの一つですよ。カフェや雑貨店、洋菓子店など様々なお店が出店していて、プレゼント選びや手土産を買うために訪れる方もいらっしゃいます。

建物の中は日常から離れたノスタルジックな雰囲気の空間が広がり、座り心地のよいおしゃれなソファやテーブルが並べられています。”木造建築にシャンデリア”という、「レトロなBRICK MALL SASEBOの落ち着く雰囲気が好き」という方も多いのではないでしょうか。

四ヶ町アーケード

「佐世保の商店街と言えば四ヶ町アーケード」とイメージする方は多いですよね。直線では日本最長を誇るアーケード街として有名です。四ヶ町の名前の通り4つの町にまたがっていて、昔ながらの雰囲気があるアーケード街です。おしゃれなカフェやレストラン、チェーン店に銀行、コンビニエンスストアと、何でもそろう四ヶ町アーケード。ジャンボシューが有名な蜂の家もアーケード内に出店しています。共通駐車券が使える周辺駐車場があるので車で来ても安心ですね。

佐世保四ヶ町のサイトではイラストマップが掲示されているので、マップを見ながら散策するのも楽しそうです！

とんねる横丁・⼾尾市場街

戸尾市場街は食品や日用品などの様々な商品が売られており、大正時代から「佐世保の台所」として人々に親しまれてきました。
レトロな雰囲気のとんねる横丁は、国道沿いにあり戦時中の防空壕をそのままいかして作られた市場です。防空壕一つに一つのお店が出店している珍しい商店街で、全国的にも有名な場所です。戸尾市場はそのすぐ側にあり、近海の東シナ海から水揚げされた海産物や水産加工品、野菜や洋服店等が並んでいます。昭和の雰囲気が漂うとんねる横丁と戸尾市場を歩いてみると、懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。

福石観音

710年、名増行基が滞在中に刻んだと言われている十一面観音が安置されている福石観音。朱色の柱が風情のある建物で、九州七観音の一つに数えられている有名な観音です。

寺内には「ねがいかないいし」という石が置かれており、専用のこづちで叩くと願いが叶うとされています。お参りの際は、願い事を頭に浮かべながらぜひやってみたいですね！
毎年8月8日～8月10日に四万六千日祭が行われており、その間に参拝すると四万六千日参拝したことと同じ功徳が与えられると伝えられています。

まとめ

佐世保市外に住んでいる私は、佐世保五番街が大好きで時々家族でショッピングへ行くことがあります。しかし今回ご紹介した佐世保駅周辺のスポットは佐世保五番街から歩いて数分圏内なのに、まだ行ったことが無いところばかりでした！

どこも「行きたい！」と思うスポットばかりでしたが、特にBRICK MALL SASEBOのノスタルジックな雰囲気の建物の中で、ゆったりとした時間を過ごしてみたいです。

今回ご紹介したスポットは子どもも一緒に楽しめる場所が多いですが、駅周辺に気軽に子どもを一時預かりしてくれる施設があればママも一人でゆっくりと息抜きができそうだなと感じました。子どもが楽しく遊んでいる間に、ママはカフェタイムを過ごしたりのんびりとショッピングを楽しむことができると、気分転換になり育児ももっと楽しくできそうです！

佐世保駅周辺は近辺に駐車場があるので車で行ってもいいですし、JRででかけても楽しそうですね！佐世保駅まで行くとその後は歩いて移動ができるので、何度も車の乗り降りをしなくていいことは魅力的ですね。佐世保駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽に駅周辺を散策してもいいかもしれません。ぜひお休みの日に出かけてみてくださいね！