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佐世保のソウルフード!地元民おすすめ!~300⼈に聞いたアンケート結果

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佐世保っ子300人に聞きました!
佐世保の地元民がおすすめしたいソウルフードは?

豊かで独特な食文化を持つ佐世保市には、いろんなソウルフードがありますよね。アンケートの結果は次の通りでした。

佐世保ソウルフードのアンケート結果

一番人気はやはり佐世保バーガー。300人中124名、 41.33%の方々に支持されています。しかも男女共にダントツ1位の結果!その他のラインナップも「それそれ!」とうなずけるものばかり。上位にランクインしたものを並べてみましょう。

1位 佐世保バーガー 124名(男性62/女性62) 41.33%
2位 レモンステーキ 61名(男性23/女性38) 20.33%
3位 玉屋のサンドイッチ 39名(男性12/女性27) 13%
4位 一休さんの回転焼き 16名(男性8/女性8) 5.33%
5位 佐世保のちゃんぽん/ラーメン 15名(男性12/女性3) 5%
6位 天津包子館のジャンボ餃子 11名(男性6/女性5) 3.67%
7位 蜂の家カレー 7名(男性5/女性2) 2.33%

どれも佐世保っ子なら良く知っている、親しみ深いものばかりですよね!今回はこれら7品と、番外編として3品をご紹介したいと思います。佐世保の魅力が詰まったソウルフードをお楽しみください!

佐世保バーガー

佐世保のソウルフードといえば、まずは何といっても「佐世保バーガー」ですね!マスコミ取材も多く、全国的にも有名です。

佐世保バーガーには定義があって、それは「新鮮な佐世保の食材を使用」「注文を受けてから作り始める」こと。現在25店舗以上が「佐世保バーガー店」として認定されているのですが、店によって味やサイズや材料などが違っています。食べ比べるのも楽しいですよね。「佐世保バーガーはこの店この味!」というこだわりを持つ佐世保っ子も多いのでは?
ハンバーガーボーイ「ハンバーガー伝来の地」と言われている佐世保にレシピが伝わったのは、戦後間もない1950年ごろ。教えてくれたのは米軍基地の関係者だったそうです。基地のまわりでアメリカ人に向けて売られていたハンバーガーですが、やがて佐世保に根付き独特の進化を遂げました。現在では「それいけ!アンパンマン」の作者やなせたかし先生によるキャラクター「佐世保バーガーボーイ」もいて、宣伝に一役買っています。

レモンステーキ

佐世保名物「レモンステーキ」。アツアツの鉄板で焼いた牛肉に醤油ベースのレモンソースがはじけて、ご飯にもピッタリ!佐世保のレモンステーキは分厚い肉ではなく、すき焼き用の薄切り肉が使われているのが特徴。お箸で気軽にいただくことができますよ。さっぱりしたレモンと甘辛い味付けは日本人好みで、ペロリと完食してしまうでしょう。

レモンステーキは昭和30年代に佐世保の「れすとらん門」で誕生しました。アメリカのビーフステーキを日本人が食べやすいよう、すき焼き風にアレンジしたのが始まりです。夏場でもさっぱりと食べられるようレモンが加えられました。韓国の焼肉からもヒントを得たそうで、つまりレモンステーキは「アメリカのステーキ」「日本のすき焼き」「韓国の焼き肉」のハイブリッドということになりますね。
時代屋の店内2
老舗「れすとらん門」は残念ながら閉店してしまいましたが、その味は現在「下町の洋食 時代屋」等いくつかの店舗に受け継がれています。時代屋では肉と野菜を食べた後、鉄板に残ったステーキソースにご飯を混ぜる、という食べ方を紹介していて、その為のスプーンも準備されていますよ。

下町の洋食 時代屋
住所:長崎県佐世保市吉福町172-1
電話FAX:0956-30-7040
営業時間: 11:00~21:00
定休日 :月曜日(祝日の場合翌日)
お問合せ: info@jidaiya.ne.jp

玉屋のサンドイッチ

「佐世保玉屋に行ったらサンドイッチを買って帰る!」という佐世保っ子は多いでしょう。甘めのマヨネーズがたっぷり入った一口サイズのサンドイッチちびっこからお年寄りまで広く愛されているのです。

作っているのは玉屋1階のラビアンローズというお店。50年以上もサンドイッチを販売している佐世保の老舗です。ラビアンローズとはフランス語で「バラ色の人生」という意味なのですが、バラの包装紙が特徴の玉屋デパートにピッタリの店名ですね。でも佐世保っ子からは「ラビアンローズのサンドイッチ」ではなく「玉屋のサンドイッチ」と呼ばれているんですよ。

紙製のボックスを開けてフィルムをはがすと、マヨネーズたっぷりで正方形に切られたサンドイッチがぎっしり並んでいます。キュウリやトマト、ハム、レタス、たまごなどが挟まれていて、いくらでも食べてしまいますよね。数々のテレビ番組で紹介され、佐世保以外にもファンが多いサンドイッチです。

ラビアンローズ (lavie en rose)
住所:佐世保市栄町2-1 佐世保玉屋1F
電話:0956-23-8181
営業時間: 月~水・日10:00~19:00、木~土10:00~19:30
定休日 :無休

一休さんの回転焼き

回転焼き一休の外観一休の回転焼き四カ町アーケードを歩くと漂ってくる甘い香り・・。そう、「一休さんの回転焼き」の香りです!お店の前に行列ができることもあり、人気の高さが伺えます。箱買いする人も多く、まさに佐世保のソウルフードでしょう。

「一休」の店先には回転焼き機がならび、手際よく生地が流し込まれています。黒餡や白餡が投入され、生地をかぶせると回転焼きの出来上がり。その様子を眺めているだけでワクワクしてしまいますね。出来立てアツアツの美味しさはたまりません!

毎月19日は「一休の日」。回転焼きを特別価格で購入できますよ。一休の店舗は、アーケードの上京町と下京町の間を力武薬局側に曲がるとすぐに見えてきます。

一休
住所:長崎県佐世保市下京町7-15
電話:0956-23-3319
営業時間: 10:00~21:00
定休日 :1月1日

佐世保のちゃんぽん/ラーメン

長崎県民のソウルフード、ちゃんぽん。そして日本国民のソウルフードと言っても過言ではないのがラーメン。もちろん両方とも、佐世保にも名店がいくつもありますよ。今回は佐世保の数あるお店の中から「香蘭」と「らーめん砦」をご紹介したいと思います。

香蘭

香蘭のちゃんぽん
香蘭は、ミシュランガイド長崎2019プレートを獲得しました。入口にあるショーウィンドウには、ちゃんぽんや皿うどんなどのサンプルとともに、ミシュランのマスコットやミシュランガイドが飾られています。佐世保の老舗が世界に認められて、佐世保っ子としても鼻高々ですね!

香蘭があるのはJR佐世保駅の構内。東口を出て右側に進むとすぐに見える「佐世保駅ろくてん通り」に店を構えています。以前は地下街で経営していましたが、移転した今も店内には当時の雰囲気が残り、懐かしさを感じます。
香蘭の外観
創業して以来半世紀、自家製スープを毎日つぎ足して伝統の味を守り続けている香蘭。豚骨ベースのスープにちゃんぽん麺と野菜、豚肉やエビ、イカ、ちくわなどがたっぷり入ってて大満足の味ですよ。季節によっては九十九島の牡蠣が入っていることも。イチオシは玉子入りちゃんぽん。パリパリ麺の皿うどんも絶品です。
香蘭の皿うどん
香蘭
住所:長崎県佐世保市三浦町21-29
電話:0956-24-5803
営業時間: 10:00?20:45
定休日 :不定休

らーめん砦 万津店

ラーメン砦の「砦」長崎ラーメンの最高峰といわれているのが、佐世保の「らーめん砦 」でしょう。グルメサイトでは常に高評価。万津店が中心となり全国展開していて、今や「佐世保のソウルフード」を飛び越えて「日本のソウルフード」になりつつあります。長崎県のラーメンは豚骨スープが主流ですが、らーめん砦は貝白湯スープ。佐世保で採れる貝類と大豆のしぼり汁でできたスープは滋味豊かでヘルシーです。汁を残さずいただくための「ダンクライス」もおすすめですよ!※時期によって貝類が変更されている場合があります。
ラーメン砦のダンクライス箸あげラーメン砦のメニューはとても独創的。例えば「超人的海老塩」「来世は公務員になりたい」「嘘と泪と男と女」など、ラーメンのメニューとは思えないようなものばかりで、店主の熱い想いがビンビン伝わってきます!美味しいだけでなく盛り付けも美しく、全てのメニューを食べてみたくなってしまいます。リピーター続出なのも理解できますね。

らーめん砦 万津店
住所:長崎県佐世保市万津町7-11
電話:非公開
営業時間:11:30~15:00、17:00~20:30
店休日 :不定休

天津包子館のジャンボ餃子

天津包子館の餃子・手提げ
インパクト大!の佐世保のソウルフードといえば、なんといっても「天津包子館のジャンボ餃子」でしょう。大きさは普通の餃子の約2倍で、一個の重さは45gもあります。お肉がぎっしり詰まっていて皮がもっちり、肉汁たっぷりで食べ応え充分です。餡は肉と玉ねぎとショウガのみ。ニンニクもニラも使っていないので、仕事中のランチでも気軽に楽しむことができますよ。
天津包子館の餃子
天津包子館は戦後まもない1954年、満州から佐世保に引き揚げてきた夫婦の手によってオープンしました。本場の味を再現した中華料理店は大人気に。当初、餃子は普通の大きさでしたが、注文殺到で生産が追い付かず、「大きいのを作った方が早い!」ということで誕生したのがジャンボ餃子です。

佐世保を代表する中華料理店のひとつだった天津包子館ですが、コロナの影響でレストランが閉店。再開を望む声に押されて、持ち帰り専門店としてリニューアルしました。現在でも昔ながらの製法を守り、全行程手作りにこだわっています。

お持ち帰り餃子専門店 天津包子舘
住所:長崎県佐世保市上京町3-4
電話:0956-23-1111
営業時間:11:00~15:00、16:00~18:30
定休日 :火曜日、水曜日

蜂の家カレー

佐世保の老舗「レストラン蜂の家」。巨大なシュークリームやレモンステーキなど話題のメニューがいくつもあり、佐世保っ子に親しみ深いレストランです。「初デートが蜂の家だった」という方も多いんですよ!特に看板メニューのひとつである「蜂の家カレー」は佐世保の全世代に好まれているソウルフード。16種類のスパイスと佐世保の野菜に加え、味噌や醤油も入った特別なカレーライスなのです。

レストラン蜂の家の歴史は1948年にまで遡ります。東南アジアでスパイス料理を学んだ兄とフランス料理をよく知る弟が、佐世保でコーヒー店「蜂の家」をオープン。兄弟で力を合わせ、日本人の味覚に合ったカレーライスやシュークリームを開発したのがはじまりです。

蜂の家はもともと、四カ町アーケード近くに店舗がありました。大きなシュークリームが壁から飛び出している看板を覚えている方も多いでしょう。2013年に三カ町アーケードに移転。シュークリームの看板は無くなりましたが、新しくて開放的なお店になり、親しみやすさが一層深まったように感じます。

レストラン蜂の家
住所:長崎県佐世保市栄町5-9 サンクル2番館 1F
電話:0956-24-4522
営業時間:ランチ11:30~14:30 喫茶14:30~17:30 ディナー17:30~19:45
定休日 :水曜日 (売店、喫茶のみは18時まで営業)

ソウルドリンク「クールソフト」/番外編

佐世保ソウルドリンククールソフト

甘くて爽やかな「クールソフト」は佐世保のソウルドリンク!南国の海と空にヤシの葉そよぐパッケージが特徴で、郷愁を感じる佐世保っ子も多いのでは。製造しているのは佐世保市の「ミラクル乳業」です。

クールソフトは小さいころから身近にあるのが当たり前な存在なので、佐世保を中心とした県北地域限定だとは知らない佐世保っ子も多いと聞きます。「佐世保に行ったら飲んでみたい」という方も多く、お土産に持ち帰る観光客もいらっしゃるとか。

乳酸菌飲料の多くは後味が重めですが、クールソフトはオレンジ果汁が入っているせいか後味スッキリ。ぶどう糖果糖液糖や食塩も入っているので汗をかいた後に最適で、特に温泉のあとに飲むクールソフトは体に染み渡る感じがして格別です。ブルガリア菌も使用しているので腸活にもピッタリ。クールソフトで作るかき氷も美味しいですよ!

ミラクル乳業
住所:長崎県佐世保市田原町16-20
電話:0956-41-0369

佐世保発「味カレー」/番外編

日本全国で人気の駄菓子「味カレー」は佐世保の会社「株式会社大和製菓」が作っています。お侍さんのキャラクター「やまと君」がユーモラスで親しみやすく、絶妙なカレー味のスナック菓子は後を引くおいしさ。佐世保だけではなく、日本全体のソウルフードになっているかも知れませんね!

味カレーの誕生は1960年。その当時カレーライスは高級品で、庶民はなかなか味わう機会がなかったそう。そんな中、子供から大人までカレー味を楽しませたいと初代社長が考え、試行錯誤を繰り返して開発したお菓子が味カレーなのです。

2021年から販売の姉妹品「レモンステーキスナック」「ちゃんぽんスナック」もお試しあれ。JR佐世保駅構内に「大和製菓おかし直売所?」があります。楽しいグッズも揃っていて一見の価値あり、ですよ!

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先代から語り継がれる 子ども達への愛がつまったお菓子「味カレー」

大和製菓株式会社
住所:長崎県佐世保市大塔町2002-23
電話:0956-33-1155
営業時間:月~金 9:00~17:00 定休日 土・日曜・祝日
ホームページ:https://yamatoseika.com/

大和製菓 おかし直売所?
住所:佐世保市三浦町21-1(JR佐世保駅構内)
電話:0956-33-1155(本社)
営業時間:10:00~18:00
定休日 :年中無休

海軍が香る「入港ぜんざい」/番外編

佐世保っ子に親しまれていた「麦半」が「ムギハンplus」としてリニューアルしたのは2014年のこと。名物「入港ぜんざい」は今も昔も変わらない人気メニューです。甘く煮た小豆の中に小さな鯛焼きと、船乗りのセーラー帽に見立てたマシュマロが浮かんでいます。見た目も味もスイートで、幸せな気持ちになるでしょう。

「入港ぜんざい」は海軍さんにゆかりがあります。旧海軍時代、長い航海を終え母港へ帰る前日にぜんざいを食べる習慣があったそう。当時はお砂糖が貴重で、甘いぜんざいはご馳走でした。「いよいよ明日は佐世保港。家族に会える!」そんな嬉しい気持ちが一層深まったのではないでしょうか。

「ムギハンplus」は佐世保中央駅から徒歩2分。松浦鉄道の高架下に位置しています。アーケードから外れていますが、国道35号線沿いなので見つけやすいでしょう。

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ムギハンplus(島瀬町)/入港ぜんざいは今も昔も変わらない人気メニュー

ムギハンplus
住所:佐世保市島瀬町9-15
電話:0956-22-0711
営業時間 :11:30~15:00 17:30~23:00
定休日  :不定休

まとめ

真弓精肉店の揚げサンド佐世保っ子がおすすめするソウルフードを紹介しました。どれも美味しいのはもちろん、子供のころから慣れ親しんだものばかり。これからもずっと、佐世保の味として続いていくことに違いありませんね!

ここでは紹介しきれませんでしたが、佐世保のソウルフードはまだまだあります。たとえば、私の個人的なソウルフードは、今日ご紹介した10品に加え「真弓精肉店の揚げサンド」「海軍さんのビーフシチュー」「甘い豆乳」など。今は閉店してしまいましたが「バードモナミのコーヒーゼリー」「御座候屋のかき氷」も忘れられません。

国際色豊かで海の幸も山の幸も豊富な佐世保には、おすすめしたいソウルフードがいっぱい。きっと佐世保っ子ひとりひとりに、マイ・ソウルフードがあることでしょう。「こんなソウルフードもあるよ!」とぜひ教えて下さいね!

※「ソウルフード」は、もともとは「南部アメリカの黒人伝統料理」という意味です。しかしながら日本では「その土地特有の郷土料理」として使われることが多いので、ここでも「佐世保の郷土料理」「佐世保特有の食品」という意味でお伝えしました。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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