住まいリング させぼ

行ってよかった!大人も子どもも楽しみながら学べる「えぼし高原ホースパーク」

COMPANY INFO

NPO法人 えぼし高原ホースパーク

〒857−0001 長崎県佐世保市烏帽子町11番地 google mapで見る

携帯電話 090-2087-2921/TEL 0956-76-7748

https://www.facebook.com/npoebosi/

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烏帽子岳に最近行かれましたか?
小学校の歓迎遠足、中学校では青少年の天地に宿泊訓練をしました。
高校では入学オリエンテーション。
我が母校の小佐世保小学校の校歌では、烏帽子岳が登場。
「烏帽子岳の 山ふところに
清き泉の わき出るところ~♪」
皆さんの母校の校歌はどんなでしょう。

佐世保での暮らし、慣れ親しんだ烏帽子岳。
編集部も知らないことがありました。
今回ご紹介したいのは「えぼし高原ホースパーク」さん。
名前を見た事があった、聞いたことはあった・・・と、
思われている方も多いのでは。
家族で体験、学べる場所に行ってきました。

―――――――
駐車場に車を止めて
細い小道を入ると、何とも言えない風景が目に入ってきます。
軍鶏(しゃも)が厩舎の方へ
テクテクと小走りに逃げていきます。
実はこの軍鶏、人懐っこくて小さな子どもでも抱っこできるそうです。

開けた先には、やぎやポニーたちが目に飛び込みます。

「懐かしい!」
何とも言えない牧場の空気が訪れた人を包みこみます。
親の方が、自分の幼少期を思い出しワクワクしてしまいました。

今日は、ポニー乗馬を予約した日。昼間は暑さが残ります。(ポニー乗馬は予約が必要です。空きがあれば予約無しで乗れることもあります)。
先に2組のファミリーが小屋の前でポニー乗馬の準備をされていました。

 

烏帽子までの道中は緊張気味だった息子。
動物を目にすると気持ち穏やかになるのでしょうか。
脇には、大好きな犬(名前はハッピー)がお出迎えしてくれたこともあり、
違和感なく、スッと皆の輪に入ることができました。

 

いよいよポニーの乗馬体験

森山さんとジュニア会員さんが、鞍や馬具をテキパキと準備、
乗る前に少しのレクチャーをいただきました。

息子にひと声かけてくれました、大丈夫よ!
そして、みんなが終始声をかけてくれます。
すぐに準備は整い、いよいよ出発進行!です。

 

外乗(がいじょう)しました。

他のご家族に見習い、私たちは小さいお子さんの後ろからついていきます。
引き馬してくれながら、常に声かけやアドバイスをしてくれるので息子も安心している様子です。

自然と背筋もピンと伸びてきます。
5分も歩けば森の中へ。
森林浴をしながら、小径やツリーハウスの前を歩きます(大人も驚くところを通ります)。

子ども達の冒険はまだまだ続きます。
清々しい気持ちになりますね。

緊張もほぐれたところで、
手綱から片手を放してお友達と手つなぎ!
何だか息子がかっこよく見えます!

スポーツや部活、習い事をしているけど補欠だったり、人との競争が苦手だったり、何でも負けてばかり。
子ども達の個性はバラバラですよね。
乗馬の良いところは、動物が相手であること。そして、自分自身を鍛えること(反射神経や体幹、バランスを鍛えるのによい)、集中力も養われたりするのだとか。
そうなんですよね。子どもは今より少しでも成長してればそれでOK。
怖くなって乗れない子もいるし、
調子が悪いときは、無理をさせない。
あくまでも子どもたちのペースです。

15分程度で元の場所へ戻ってきました。
あんなに怖がっていた、ポニーの乗馬。
子ども達のポニーに乗る前と後では表情が全く違うことに、驚きました!
何だか自信に満ちあふれています。
そして、みんな笑顔。
ここでしか味わえない体験があるのでしょう。
仲良くなったポニー、最後は頭や体をなでたりできるようになりました。

ポニーのえさやり体験もでき、
ここでは生野菜ステックを食べてもらうスタイルでした。
コロナ禍では、なかなかできない体験です。
生き物の鳴き声や息づかい、からだの暖かさ・・・
生き物の命の大切さをこの場所で学ぶことができました。

 

サラブレッドのレッスン・調教も見せていただきました

柵内を歩きながらお互いのからだを温め、ステップを始めます。馬も少しずつやる気が出てきました。

今日レッスンを受けていたのはジュニア会員の稲岡さん。
最後の柵外に出して小径での走り練習は、とても颯爽で格好よく、驚きでした。
いつも馬の調子をみながら調教しています、と笑顔で見守ってくれる森さん。その目は馬と子どもの成長を楽しんでらっしゃるようでした。

愛情と優しさがあるレッスン・調教でした。貴重な体験ありがとうございます。
烏帽子岳を下りるとき
「今度は大きい馬に乗ってみたい」と言うまでに。息子よ、成長したね( *´艸`)

 

ポニーの乗馬体験後、このNPO法人「えぼし高原ホースパーク」の魅力を理事長の森さん、副理事長の森山さんに話しを聞くことができました。

――乗馬はいつ頃から始められたりしますか。
ポニーの乗馬は小学1年生から始められ、ジュニア会員は女の子が多いです。
今日スタッフとして手伝ってもらっているジュニアさんも小学生からここに通っています。
重量を考えると、ポニーに大人があまり乗ることができないので
ベテランのジュニアさんたちがポニーのしつけや調教をしてくれています。
勇ましいですね。

そして、女の子はポニーや馬など怖がらない子が多いですね、小さな子でも。
そういえば、私たちの後に入園された女の子は振り向いて手を振るまでに。上手に乗られていました。

ジュニア乗馬会員さんは
土日や祝日、夏休みなどは朝から来て弁当や宿題持参で終日ここで楽しむ子どもが多いです。
自分の乗馬レッスンだけでなく、他のジュニアさんのサポートをしたり、馬や小動物の世話をしたり、遊んだりして終日過ごしています。昆虫の飼育なども体験します。

一般会員さんの中には70代の方もいらっしゃいます。ベテラン会員さんで若い人より上手ですよ。

――活動されてどれくらいになりますか。どんなお仕事をされていますか?
施設開設から12年になります。
えぼし高原ホースパークでは
親子で自然・森に入ったり、学んだり、体験したりできるようなイベントを季節ごとにしています。
毎年、「お馬さんのスケッチ大会」は特に好評で、参加の子どもだけでなくファミリーで大勢来園していただいていました。
しかし、今年もコロナの影響で開催することができませんでした。
企画を考えたりはもちろん、いまは2人が常駐してホースパークの動物の世話を毎日しています。
餌の用意から餌やり、小屋の掃除だったり、大工作業なんでも。病気や出産のときは泊まりがけのこともあります。佐世保市内のショッピングセンターなどのイベントに参加することもあります。

――烏帽子岳の魅力とは。
この烏帽子岳・佐世保の森林は豊かで、野生動物や昆虫、カスミサンショウウオなどの水棲生物など多く生息しています。滅多に見られない山野草なども。自分で見つけるのも楽しいかも。
秋は鬼滅の刃・胡蝶しのぶのモチーフになったと言われる「旅する蝶 アサギマダラ」を見ることができます。

▲フジバカマの花にたくさんのアサギマダラを今年も見ることができました。

冬には越冬の野鳥も、春はたくさんの草花が芽吹き、緑をつくる。
鹿児島から飛んでくるなべつるがここら辺の上をよく通っていきます。
四季折々を感じられるいい場所です。
この山で自然にふれあった体験(遊んだこと)は、お金では計れない感性を育み、心の豊かさに繋がっていく。
その幼少期の体験は大人になってから、また子どもにも伝えたいモノになると思っています。
1,500円でアイスクリームや美味しいデザートを食べられるかもしれないが・・・そうではないですよね。

学校単位でも課外授業・学習で経験してもらい
ここでの体験を忘れず、皆が活躍して欲しい!そう願っています。
佐世保を離れても、また戻ってきてほしい。
この自然の魅力を私たち「えぼし高原ホースパーク」でできることで、伝えていければと思います。

――――
あとがき
息子が「年下の子が出来るなら僕にも出来るはず」など良い影響を受け、チャレンジする心も芽生え、身体もリラックスでき、子どもの表情や言葉使いがやわらかくなりました。
自宅に帰った後、スタッフさんに教えてもらったことを日記に綴り、写真を切り貼りして自主学習。

烏帽子岳の自然や、動物の命について学べることは貴重な体験でした。また行きますね!!

 

NPO法人 えぼし高原ホースパーク
住所 〒857−0001佐世保市烏帽子町11番地
携帯番号 090-2087-2921
HP https://www.ek-horsepark.com
Facebook https://www.facebook.com/npoebosi/

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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