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子どもの問題行動

子どもによくある問題行動や原因と上手な問題行動への対応

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女性
我が子が他の子と違うかもしれない
女性
周りに迷惑をかけているけれど、親としてどう接したら良いの

こんなお悩みをもつママやパパも多いのではないでしょうか?
子どもの問題行動には理由があります。成長過程で生じる軽度のもの、精神的な原因、環境によるもの、脳機能に原因がある発達障害など。周りの大人が良かれと思って対処しても、問題行動の背景を理解していなければ逆効果となり、悪循環に陥ることもあります。

今回は、子どもの問題行動の原因と、上手な対応についてまとめました。

子どもによくある問題行動は?

親や先生言うことを全く聞かない、お友達とトラブルばかり起こす、ダメということを繰り返す。反抗的で攻撃的な態度、不適切な言動を辞めない子どもにどう対処したらよいのか悩ましいですね。
子どもによくある問題行動子どもの問題行動は、成長段階によって特徴があります。乳児期は自分の感情を表すことができないので泣いたりぐずったり、なんでも口に入れてしまったり。幼児期になるとかんしゃくを起こしたり乱暴な言動を繰り返します。就学前には嘘や作り話などが増え、小中学校にあがると万引きなど非行に走ることもあります。

問題行動にはどんなものがあるのか、その内容をひとつひとつ掘り下げてみてみましょう。多少の問題行動は反抗期など成長過程に出る自然なものと捉えることができますが、何度も繰り返すようなら対応が必要です。

聞こえないふりをする

親が何を言っても、聞こえないふりをして無反応。最初は耳が聞こえないのかと心配になりますが、どうやらわざと無視しているよう。何かに夢中になって聞こえていないケースもありますが、親の言う音を全く気に留めない様子に腹も立ってきます。ついつい大声で怒鳴ってしまいますが、子どもはさらに殻に閉じこもることに。

子どもの視界に入って、名前を呼んで話しかけましょう。子どもが答えやすいような声掛けを意識し、頭ごなしの命令や叱るのはやめてください。子どもの話をじっくり聞く機会を設けたり、スキンシップしたりなどの働きかけを行いましょう。

嘘をつく

誰でも嘘をついてしまうことはあるでしょう。たまの嘘ならば成長の証でもあります。しかし頻繁な場合は注意が必要。例えば宿題をしていないのに「した」と言ったり、自分がやったのにお友達がやったとごまかすなど、自己保身や一時しのぎ、責任転嫁などの嘘が常態化するようであれば問題です。

嘘をついた子どもを怒ったり問い詰めたりしないように。親の反応が厳しすぎるせいで嘘をついてしまう子どもが多いのも事実です。なぜ嘘をついたのか話を聞き、背景を理解しましょう。怒りすぎていないか親の行動を振り返ることも重要です。

言うことを聞かない

辞めてほしいことをお願いしても繰り返す。親の言うことを聞かず自分勝手な行動ばかりされると、社会ルールを守れなくなるのでは、と子どもの将来に不安を感じてしまいます。

子どもの成長段階には何度か反抗期が訪れます。どの子にも親の言うことを聞かなくなる時があるものです。しかしあまりに続くようであれば、親は自分の言動を振り返る必要があります。親自身が嘘をついたり誤魔化したり、自分の都合で子どもを動かしたり脅したりしていませんか?

暴れたりものを壊したりする

気持ちをうまく表現できず、暴れたりものを壊したりする子ども。いわゆる「キレやすい」状態にあります。お友達にケガをさせたり、大切なもの壊されたりと悪影響が大きく、すぐにでも辞めさせたい問題行動のひとつです。

子どもは、暴れて人や物を傷つけるのは悪いことだとわかっています。それでも暴れる衝動が抑えられない場合は、精神的なものや環境、発達障害など原因が複雑に絡み合っていることも。

親や友人への攻撃的な態度

親やお友達に対し、とても攻撃的な態度をとってしまう子どもがいます。感情を言葉であらわすことができなかったり、暴力的な環境で育ったために平和的な解決方法を知らなかったり。ストレスや不満がたまっているケースが多く見られます。

攻撃的な態度が続いたり悪化したりすると、社会的生活が困難になってしまいます。精神的な原因や発達障害などが隠れている場合もあるので、必ず専門家に相談するようにしてください。

学校をさぼる、不登校

子どもは多くのストレスにさらされています。友人や教師との人間関係の悪化や家庭の問題などにより学校に行きたがらない子どもが増加。本人は学校に行きたいと思っているのに体が言うことをきかないというケースもあります。

不登校が続くと、最悪の場合「ひきこもり」になり社会生活を営むことができなくなります。また、学校へ行くと嘘をついてさぼり、道草したり遊びに行ってしまうことも。非行の原因にもなるので、親としてはとても心配です。学校と相談するなど、持続的な取り組みが必要となります。

校則や家庭のルールを守らない

校則や家庭のルールなど、規則を破る子どもがいます。わざと遅刻したり制服を着崩したり髪を染めたり。家庭で定めた門限も守りません。先生や親が何度注意しても平気でルールを破り続けます

反抗期や思春期の子どもによくある行動ですが、背景に学校や家庭環境の問題が隠れていることがあります。子どもの個性にもよりますが、ルールを守らない行動の背景や状況を見極める必要があります。

万引きなど非行にはしる

万引きや飲酒、喫煙、窃盗など様々な非行にはしる子ども。これらは「一時的な反抗期」で済ますことはできません。すでに犯罪に至っている可能性もあるため、今すぐに対処する必要があります。

非行の種類は複雑化しており、最近では特殊詐欺に加担するなどSNSを通して行われるものも増えています。非行は複数人で行われることが多く、家庭だけでは対処が難しいもの。学校はじめ地域全体で取り組む問題です。

家庭、親子関係への不満

問題行動を起こす子どもの多くは、家庭や親子関係への不満をため込んでいます。長い時間をかけて積もった不満が爆発し、家庭内暴力や非行、犯罪へと発展するのです。

身体的・精神的・性的暴力などDVにさらされて育った子どもや、育児放棄などのネグレクト、過干渉、溺愛などでも子どもは不満を抱えて育ちます。家庭環境や親子関係の見直しが必要です。親自身が抱えている問題の影響が子どもに及ぶことも忘れないでください。

問題行動の原因になりうるのは?

子どもはなぜ問題行動を起こすのでしょうか。それはストレスや不安など精神的なもの、家庭や学校などの環境、そして発達障害があります。
子どもの問題行動の原因ここでは精神的要因と環境的要因について触れたいと思います。発達障害やグレーゾーンの子どもが起こす問題行動については、専門家へ相談するようにしてください。

本人の性格や特徴

反抗期が強く出たり、問題行動を起こす子どもの中には、とても繊細だったり真面目でおとなしい子どもも多くいます。はっきりと意志を表せないストレスがたまり続け、一気に爆発するように問題行動に走るのです。

また、攻撃的で反抗的、協調性の低い性格の子どもも問題行動が現れやすいでしょう。攻撃的な性格の子どもには発達障害や精神疾患が隠れている場合もあります。

家庭環境

家庭環境は子どもの心身の成長に大きく影響します。DVやネグレクトなど深刻なものはもちろん、兄弟と比べるなど親が深く考えずにとる言動であっても、子どもは傷ついているのです。家庭でリラックスできない状況が続くと、子どもは安心感を得られません。人との信頼関係を作ることもできなくなり、反抗的・攻撃的となり問題行動に発展します。

生活環境

子どもの世界はまだまだ狭く、家庭と学校が大部分を占めています。学校など生活環境の安定は、健やかな成長に不可欠です。ところが、友人や教師との人間関係に問題が生じると、子どもは大きなストレスを抱えることに。また、勉強についていけなかったり、進路や受験などの悩みも子どもの心を蝕みます。

学校などでトラブルや心理的負担があっても、家庭が安定し気持ちを親に話せることができれば不満を解消することができるでしょう。しかし家庭にも居場所が無いと子どもが感じれば、問題行動を起こす原因となってしまいます。

親のトラブル

親自身が身体的・心理的DVで育った場合、子どもも同じように育ててしまう傾向にあります。親の精神的な問題を子どもが受け継ぐケースも。夫婦の不和や家庭内暴力などを目にしただけでも、子どもは大きなストレスや不安を抱えてしまうのです。

親がトラブルを抱えていると、子どもへの関心やサポートが薄れる原因にもなります。子どもはトラブルに悩む親に甘えることができません。学習意欲が低下し成績が悪くなったり、十分な栄養や清潔な環境が得られずいじめの原因になることも。親はまず自分が抱えているトラブルの解決をし、子どもに向き合ってください。

友人トラブル

子どもは、友人との小さなトラブルを乗り越えながら成長していきます。しかし、一方的ないじめや暴力など深刻な友人トラブルにより、子どもは大きなストレスを受け自尊心低下します。持ち物を盗られたり壊されたり、生傷が絶えなかったり、最悪のケースでは自ら命を絶ってしまうこともあるので注意が必要です。

友人トラブルに直面した子どもは、人との関係にプレッシャーを感じて信頼関係が築けなくなります。たまった不満を問題行動で爆発させたり、非行グループとかかわりを持って犯罪行為に及ぶことも。友人トラブルが生じていないか学校に尋ねたり、対応を協議するようにしてください。

問題行動に上手に対応するには!

子ども問題行動子どもの問題行動に、親としてどのように対応するべきでしょうか。子どもの性格や親子関係、生活環境などによって違いはありますが、基本的にはしっかり子どもと向き合い子どもが安心して気持ちを吐き出す環境を作ること。今日からすぐにできる対応策をいくつかご紹介しましょう。

ストレスがないか気にかける

子どもが問題行動を起こしたら、その背景にどんなストレスがあるのかを知るようにしましょう。親が子どものストレスを受け止めて理解する姿勢を示せば、子どもは安心感を得て隠れた感情を表に出すことができます。

子どもが抱えているストレスを知るためには、コミュニケーションを続けること、表情やしぐさの変化など非言語サインに気を配ることなどが必要です。子どもの日常生活の変化や友人関係などにも注意を向けましょう。

褒め方が負担になっていないか

褒めることが子どもの負担となっている場合があります。大袈裟な褒め方や的外れなことを褒められるたりすると、子どもは自分の努力が認められないと感じ、自尊心が低くなることもあります。また、子どもをコントロールするために褒める親がいるのも事実。子どもはコントロールされていることを敏感に察知し、やがて反抗心につながります。

「結果ではなく過程を褒める」ことが重要なのはよく知られている通り。結果ばかりを褒めると、良い結果を出すためにチャレンジ精神が低くなったり、「成功しなければいけない」「褒められなければいけない」と負担に感じストレスを抱えてしまうことに。失敗した時には自己肯定感が下がり、やる気もなくなってしまいます。

やりたいことができているか

子どもは、自分が興味のあること、やりたいことに没頭しているとき、本来の自分として存在しています。生きる喜びを感じ、集中力と自尊心も高まり、心が満たされて安らぎを得ることができます。このように、やりたいことができている子どもはストレスや不満が解消されるため、外で爆発して問題行動に走ることがなくなります。

親は子どものやりたいことを止めたりコントロールしないようにしましょう。親から見るとあまり価値がないと思うようなことでも、子どものやりたいことを尊重し大事にしてあげてください。

本音が言える状況か

学校や友人との関係で日々頑張っている子ども。本音を言ったり息抜きができるのは家庭だけになります。しかし家庭環境が悪く居場所が無いと思っている子どもは、親に悩みを相談したり本音を吐露することができません。ずっとストレスや不満、不安を抱えることになり、問題行動へとつながってしまいます。

子どもが家庭でリラックスして過ごせるよう、親は心を配りましょう。子どもの言葉を遮ったり先回りしたり「それはダメだ」と決めつけたりせず、子どもに共感し、本音を言えるよう話をじっくり聞く姿勢を身につけましょう。

やりたいことを大切に

子どもが本当にやりたいことを大切にしてください。子どもは自分が丸ごと受け入れられていると感じ、親子の信頼関係が強くなるでしょう。主体性も育ち、物事に真摯に取り組む力が育まれます。

親は良かれと思って子どもの行動をコントロールしてしまいますが、そうすることで子どもは親からのプレッシャーを感じストレスとなります。また依存心が高くなり自立できなくなることも。

やりたいことができない、いつも親に阻まれるという経験が積み重なると、子どもは自尊心が低下します。やがて積み重なったストレスが爆発し、問題行動へとつながります。親は子どもの意向を受け止め、気持ちを理解する余裕が必要です。

抑圧的に接しない

問題行動を起こした子どもを、親として厳しく𠮟りつけたくなることもあるでしょう。しかし、子どもの人格を否定したり侮辱したり、激しい非難、怒鳴りつける、執拗に強く責めるなど、抑圧的な態度は決してとってはいけません。

子どもは怒鳴っている親に対して恐れを抱き、素直に反省することもできなくなります。自分の本音や感情を隠すようになり、親子のコミュニケーションが困難に。子どもは不安を打ち明ける場をなくし、問題行動が止まるどころかエスカレートするという悪循環に陥ります。

親は落ち着いて、子どもの話を聞くようにしましょう。感情に任せて怒鳴るのではなく、叱るときは冷静に。

放置しない

ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心」と述べました。人は、誰からも望まれないと感じると、最も傷つくというのです。

子どもの問題行動に対して「放っておけば、そのうちおさまるだろう」と放置するのは、大きな問題です。問題行動を起こしている子どもは、心の底では親を必要としていますが、親が自分に無関心で放置されていると感じると、自分の存在価値は無いと捉えてしまいます。また、どこまでやれば親が怒るんだろうかと試す行為に出るため、問題行動が悪化する恐れも。

親は子どもと向き合う勇気を持つことが必要です。すでにコミュニケーションに問題が生じている場合は、専門家に頼ることも必要です。

まとめ

子どもの問題行動には原因があり、軽減させる対策もあることがわかりました。原因の多くは、家庭や生活環境の中で子どもが不満やストレスをため込んでいるということ。子ども自身も大変苦しんでいる状態なのです。そしてその対策は、子どもが本音を言える環境を親が作り、抑圧的な態度をとらないこと。子どもが自尊心を高め、周りの人々と信頼関係を持つことができるようサポートする姿勢が重要です

問題行動を起こす原因には発達障害や精神疾患などもあります。これは生育環境や親のしつけなどの問題ではなく、脳機能障害によるもの。軽度のグレーゾーンもあり、素人では判断ができません。間違った対応はうつ病など二次障害を引き起こすので、専門家への相談をおススメします。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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