公園デビューという言葉を聞いたことがありますか?
小さい子どもが初めて公園に行く経験を指す公園デビューですが、
といろいろな不安がありますよね。
今回は、公園デビューの気になるタイミングや先輩ママの経験談、準備物などをご紹介していきます。
目次
公園デビューはもう死語?
公園デビューという言葉にどんな印象を持ちますか?
公園デビューとは、1990年代中頃からマスコミで使われるようになった言葉で、子どもが歩き始めた頃に母親が子どもを公園に連れ出し、他の母子連れの仲間入りを果たすことを示していました。
マスコミに取り上げられた当初は公園デビューという言葉に対し、デビューに失敗するのではないかという育児不安や育児ストレスに発展しうるという問題点もよく取り上げられていたようです。
しかし、経験者の話から
あまり気負い過ぎることはない
気楽にデビューを楽しむべき
など、今では公園デビューという言葉自体が死語とみなされる傾向もあります。
ただ、
子どもが初めて公園に行く経験
パパやママが初めて他の保護者と関わりを持つきっかけ
という意味での公園デビューという言葉は今でも一般的に使われているようです。
言葉の意味は変わっても、公園デビューは子どもと保護者のどちらにとっても大切な経験になるため、時期や持ち物などを事前に調べ楽しい公園デビューを目指しましょう。
子どもの公園デビューはいつから?
いざ公園デビューをしようと思っても、いつ頃挑戦したら良いのか悩みますよね。
平均的なデビュー年齢は、生後6ヶ月から1歳までの間頃です。
ただ、早い人は生後1ヶ月から遅い人は2歳近くという方もいるので、デビューのタイミングについてはあまり考えすぎなくていいかもしれません。
公園デビューのタイミングの目安
首が座ったら
歩けるようになったら
親の言うことを理解してくれるようになったら
モノを口に入れる回数が減ったら
子どもの成長に合わせて、家族の準備ができたタイミングで公園デビューに挑戦してみましょう。
では月齢3ヶ月と1歳前後それぞれを例に公園デビューの様子を紹介していきます。
⽉齢3ヶ⽉〜(ねんね期)
月齢3ヶ月~頃を公園デビューの時期に選んだ理由に、
首が座りベビーカーでのお散歩ができるようになったから
生活リズムが整いはじめ、外の空気を感じさせたかったから
1人で上手に座れるようになり、外の様子にも興味を示し始めたから
などの意見がありました。
歩けないと公園に行っても意味がないので?と不安の声も多いですが、首が座っているのであれば、ベビーカーで散歩したりレジャーシートの上でゴロゴロ寝転んだりと、外の様子を見せてあげるだけでも楽しめます。
また、ハイハイができるようになれば、芝生の上を進んでみたり、ボールを追いかけてみたりと体を動かして遊ぶこともできます。
ただ、この時期の子どもは危険を自分で判断できないため、口に運ぶものや落ちているものなど、怪我や事故の原因になるものには注意が必要です。
季節の草木に触ってみたり、遊具を触ってみたり、空や風の様子を感じさせるなど、屋外ならではの体験は子どもの大きな刺激になるでしょう。
1歳前後(1⼈歩き期)
1歳前後を公園デビューの時期に選んだ理由に、
歩けるようになり、ファーストシューズにも慣れてきたから
保育園に通うために遊具やお友達に慣れて欲しかったから
などの意見がありました。
1歳を過ぎて歩けるようになれば、広い公園でも自分の足で自由に歩いて楽しんだり、お花や石を集めたり遊具遊びに挑戦したりと、公園ならではの屋外遊びを楽しむことができるでしょう。
ただし、子どもの行動範囲が広がる分、子どもから目を離さないよう注意してあげてください。
公園に行く時の持ち物
持ち物を事前に準備しておくことで、子どもがぐずったり怪我をしても慌てることなく対処できるため、お出かけする季節や子どもの月齢に合わせて準備していきましょう。
飲み物
公園では屋内で遊ぶ時よりこまめな水分補給が大切で、水や麦茶など子どもが好きなものを水筒に準備していくと良いでしょう。
特に、暑い日や体を動かして運動する予定がある時は忘れないように気をつけてください。
軽食やおやつ
子どもはお腹が空くと機嫌を崩したり、体調を悪くしてしまうことが多いため、軽食やおやつを用意しておきましょう。
なるべく簡単に食べられ、栄養価の高いものがおすすめです。
着替え・おむつ(おしり拭き)
子どものトイレ事情に合わせて、おむつやおしり拭きの準備が必要です。
また、屋外では汗をかいて服が濡れてしまったり服が汚れることも多いので、替えの服があると安心でしょう。
ビニール袋やウェットティッシュ
公園にはごみ箱がないことも多いので、ゴミや使用済のおむつを入れるビニール袋を持ち歩くのがおすすめです。
また、ウェットティッシュがあるとトイレの時だけでなく、おやつを食べる時や手が汚れた時にも役立つでしょう。
レジャーシート
レジャーシートはピクニックや日向ぼっこなど、公園でのんびりした時間をすごすのにぴったりで、おむつ替えや着替えをしたいときにも役立ちます。
タオル・バスタオル
タオルは多くの使い道があるので1枚持っておくと便利です。
手や汗を拭く時、飲み物をこぼした時、レジャーシートでくつろぐ時などさまざまな場面で活躍します。
公園によっては噴水や川遊びができる場所もあるので、バッグの容量に余裕があればバスタオルも持ち歩いておきましょう。
帽子などの日よけ道具
帽子や日傘、日焼け止め、サングラスなど、日よけ道具も持っておきましょう。
さらに、公園に長居する時はポップアップテントを持参すれば日除けになるので快適な時間がすごせます。
夏季やよく晴れた日などは紫外線から子どもを守るため、日除け道具は必ず持ち歩くようにしましょう。
虫除けスプレー
公園に長時間滞在する場合虫よけスプレーを持ち歩くのがおすすめです。
特に、草木が多かったり、湖畔のある公園には蚊などの虫が多いので常備しておきましょう。
屋外用のおもちゃやボールなどの遊び道具
シャボン玉やボールなど、屋外用のおもちゃを持っていくと公園時間をより楽しくすごせます。砂場用おもちゃやフリスビーなど、一通りのおもちゃは100均でもそろえることができますよ。
子どもの応急処置セット
子どもが怪我をした時に備えて簡易的な応急処置セットを持参しておきましょう。
消毒液、ばんそうこう、はさみなどがあると安心です。
まとめ
公園デビューは子どもにとって、外の世界や同世代のお友達と出会う大きな成長ステップです。また、ママ友を作ったり子どもと新しい体験をしたりと、保護者にとっても子育ての良い刺激になるでしょう。
記事を参考に事前準備をしっかり済ませ、親子が一緒に楽しめる公園デビューを迎えてくださいね!