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子どもの便秘の予防や対策!!原因や症状も知っておこう!

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便秘は辛いもの。腹痛や飽満感で食欲も無く、気分も落ち込んで日常生活を送るのも困難になります。特に小さな子どもは便秘の辛さをうまく言葉にできず、泣いたりイライラしたり。ひどくなると嘔吐や便失禁など深刻な症状が出ることもあります。親として何とかしてあげたいですよね。

便秘とは「通常の排便頻度よりも少ない」「便が硬くて排便が困難」「便意を感じにくい」「排便に苦痛を伴う」「残便感がある」こと。個人差が大きいため、排便が3日に1回でもなんともない人もいれば、2日出なかっただけで気分が悪くなる人もいます。

子ども10人のうち1人以上は便秘で悩んでいるとも言われていますが、子どもの便秘はどんな症状があり、原因は何なのでしょうか。今回は、こどもの便秘を予防する方法や対策などについてお話したいと思います。

子どもの便秘の原因は?

子どもの便秘の原因は、大人とだいたい同じです。食事の偏り、水分不足、運動不足、ストレス、生活習慣の乱れ、薬の副作用、トイレ環境が悪いなどなど。ここでは、子どもを「乳児」「幼児」「園児・小学生」にわけ、それぞれの年代で便秘の原因にどんな傾向があるのか探ります。

子ども乳児便秘

乳児

乳児とは、生後1カ月から満1歳未満までを指します。乳児の多くは毎日排便がありますが、便秘がみられることも。その原因の多くは「ガスがお腹に溜まって排便する力が弱くなった」「食物繊維不足」「水分不足」などです。

授乳後のゲップをうまく出せないと、お腹にガスが溜まりやすくなります。また、乳児用ミルクの中には腸内のビフィズス菌(善玉菌)の増加を制約するものがあり、母乳と比較して便秘が発生する傾向にあります。母乳を与える時期の母親が脂肪分が多く偏った食事をとると母乳がドロドロになり、それを飲んだ赤ちゃんは便秘や下痢になることも。

腸がだんだん発達すると水分を吸収できるようになりますが、母乳やミルクの量が少ないと便が硬くなります。離乳食に切り替わる頃も便秘に注意が必要。原因は胃腸機能の未熟さや食物繊維不足などです。

幼児

幼児期の子どもは、トイレトレーニングが原因で便秘になりやすい傾向にあります。慣れないうちはトイレに行っても排便できず、あとで漏らしてしまう事も。トイレの失敗を親が叱ると子どもは大きなストレスを感じ、トイレに行くことや排便に嫌なイメージを持ってしまいます。

トイレを怖い場所と思い込んでいる子どもも多く、トイレに行かないように我慢したり、トイレに入ってもリラックスできないため排便が困難になり便秘になることも。明るく清潔なトイレにするなど、環境整備を心がけましょう。

園児、小学生

園児や小学生の便秘は、保育園や幼稚園、小学校で便意を我慢してしまうことが原因のひとつ。からかわれるのが嫌で我慢したり、休み時間が短いために我慢せざるをえなかったり。

集団生活や勉強、友人や先生との人間関係など、園児や小学生は多くのストレスにさらされています。うまく発散できないと心身に負荷がかかり、便秘となってしまう子どもも多いようです。

そして近年特に問題視されているのが、子どもの睡眠不足や朝食抜きなど生活習慣の乱れ。睡眠不足や偏食、水分不足なども便秘につながります。

子どもの便秘がひどくなったらどうなる?

子どもがひどい便秘になってしまった時、どのような症状が出るのでしょうか。便秘くらい・・と軽視してはいけません。便秘が続くと、気分が落ち込んだり食欲が無くなるだけでなく、嘔吐や便失禁など深刻な症状も引き起こします。病気が隠れている場合もあるので、一刻も早く病院に行きましょう。

嘔吐

便秘が酷くなった子どもは、嘔吐することがあります。その理由は、子どもの消化器官が未発達であること。

子どもが便秘になると、腸に溜まった便から有毒ガスが発生し体内に充満し、抵抗力が低い状態に陥ります。子どもの消化器官は十分に発達していないため、胃や腸に侵入してしまった細菌を処理することができません。その結果、異物を体内で処理できず嘔吐してしまうのです。

便失禁

便秘が続くと便失禁を起こすこともあります。便失禁とは直腸に溜まった便が無自覚のうちに漏れたり出たりする現象で、子どもに大きな心理的ダメージも与えてしまうため注意が必要です。

便が硬くなると排便に苦痛を伴います。すると子どもはトイレに行きたがりなくなり、便意を我慢するように。腸内に溜まった便が水分を吸収し、さらに便が硬くなってしまうという悪循環に陥ります。やがて水分が多く柔らかい便が硬い便を通り抜けて出るようになり、便失禁につながるのです。

子どもの便秘に効く対策や予防は?

子どもの便秘が続くと、様々な症状を引き起こすことがわかりました。このような深刻な状態に陥る前に、親として何とかしてあげたいと思いますよね。子どもの便秘に効く対策や、便秘にならないための予防策についてお話しましょう。

生活習慣を改善する

子どもの便秘予防に大切なのは、生活習慣の改善です。十分な睡眠と栄養を取って健康を保つためには、規則正しい生活が欠かせません。

小学生は8~10時間の睡眠が必要と言われています。早寝・早起きを心がけ、しっかり寝ると体も心もリセットされ清々しい朝を迎えることができるでしょう。気分も明るくなり、一日の良いスタートを切ることができます。

そして、必ず朝食をとること。水分と食物繊維たっぷりの献立が必要です。忙しい朝に手の込んだ食事は大変なので、野菜を入れたお味噌汁やスープなど、前夜の残り物でも大丈夫。卵などのタンパク質も忘れずに。また、便通をよくするためにはある程度まとまった量の食事も必要です。食事や間食の質や量に気を配ること。嫌いなものを無理に食べさせるのではなく、まずは好きなものをお腹いっぱい食べることから始めましょう。

朝食の後は、トイレに座る時間をしっかり確保すること。時間に余裕があればストレスも減り、体のリズムも整いやすくなります。

積極的に運動をする

便秘の原因のひとつに運動不足があります。身体を動かすことで全身の血行が良くなり、内臓の働きも活発化、腸の動きも正常になります。お腹が減るので食事の量が増え、それに伴って便の量も増えるので便意を感じやすく、排便しやすくなります。

また、外の新鮮な空気に触れてのびのび運動することで、子どもが抱えるストレスが軽減されます。従って、ストレスによる便秘の改善も見込まれるでしょう。

屋外で思い切り身体を動かして遊ぶ時間を確保してください。積極的に運動することは、便秘の予防にも解消にもつながるのです。

便秘予防に効果のある食べ物

便秘予防に効果的な食べ物は、水分と食物繊維の多いものです。先ずはこまめに水分補給をすること。水や薄いお茶などが適切です。清涼飲料水やスポーツ飲料などは塩分や糖分が多い為、子どもに与える時は注意が必要です。

そして、主食に白米や白い食パンではなく、できれば麦ごはんや雑穀米、全粒粉パン、全粒穀物シリアルなどを選びましょう。野菜や果物、ドライフルーツなどもバランスよく。特にサツマイモ、カボチャ、人参、豆類、ブロッコリー、バナナ、りんごなどは便通改善に効果があると言われています。ヨーグルト、納豆、みそ、キムチなどの発酵食品も積極的に取り入れましょう。もちろん肉や魚などのタンパク質も必要です。どれか一品だけをとるのではなく、バランス良い食事内容が重要なのは言うまでもありません。

食物繊維には水溶性と不溶性があります。水溶性食物繊維は腸内環境を整えるもので海藻・オクラ・山芋・ゴボウなどに含まれています。不溶性食物繊維は便の量を増やすもの。野菜・キノコ・芋類などですが、便を硬くすることもあるので必ず水分と一緒にとるようにしてください。マグネシウム分の多いヒジキやワカメなどは便を柔らかくする働きがあります。

食べ物を変更するときはアレルギーの問題もあるので、事前にかかりつけ医などに相談してください。

排便にまつわる習慣を身につける

便通を良くするために、生活の中で排便にまつわる習慣を身につけましょう。

排便にまつわる習慣とは、先ほども触れたような「早寝早起き」「決まった時間にトイレに行く」「水分補給」「食物繊維の多い食事」「運動」など。これらが習慣化すれば、便秘解消となります。

習慣化するまでは、タイムテーブルを作ったり、食物繊維の豊富な献立を考えたり、一日に飲むべき水の量をポットなどに入れ「見える化」するなどの準備も必要になります。

そして忘れてならないのが、親のストレスが子供に悪影響を与えるということ。親自身が健全で規則正しい生活を送り、ゆとりある精神状態でいられれば、子どもを急かしたり叱ったりすることも減るでしょう。子どもも落ち着いてトイレに座ることができ、一日を朗らかに過ごせる可能性が高まります。

お腹の張りに注意する

小さな子どもの場合は特に、お腹を「の」の字に優しくマッサージすると腸の活性化に役立ち便秘解消につなかります。親子のスキンシップにもなり、子どもの状態を掌で確認できる良い機会です。

普段から子どものお腹に触れていれば、お腹の張りにすぐに気づくことができるでしょう。便秘になるとガスや便が溜まり、お腹が硬く張った状態になります。まだ言葉をうまくしゃべれない子どもは、便秘になっても親にうまく伝えることができません。子どものお腹の張りに気を付けていれば、便秘に早く気付くことができます。生活習慣の見直しなどで改善されない時は、お医者さんに診てもらいましょう。

まとめ

「第二の脳」とも呼ばれる腸。腸の状態は、身体全体の健康状態と直結しています。つまり便秘は、腸の機能が阻害されるだけでなく、心身の状態も悪化させてしまうということ。決して「たかが便秘」「そのうち出るだろう」と侮ってはいけません。特に消化器官や筋力などが未発達の子どもの場合、便秘は深刻な症状を引き起こしてしまいます。

トイレの環境が原因で便秘になる子どもがいるのも事実です。トイレが暗かったり、極端に暑かったり寒かったりしていませんか?臭いは大丈夫ですか?子どもが安心してトイレに行けるよう、好きなキャラクターの絵を飾って親しみやすくしたり、居心地の良い空間にしたりなど、トイレ環境を整えてください。

便秘は予防できます。生活習慣を見直し、十分な睡眠と栄養をとること。こまめな水分補給と運動を心がけ、ストレスを小さくすること。子どもの場合は、便秘予防の良い習慣づくりに大人の協力が不可欠。子どもと一緒に規則正しく健康的な生活を送ることで便秘を遠ざけ、家族みんなで心身ともに健康になりましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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