住まいリング させぼ

一人で子どもを二人抱っこするママ

旦那が子育てしないのはなぜ︖子育てしない旦那を変える解決策︕

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女性
旦那は自分のことを「俺はイクメン」って言うんですが、私からしたらどこがイクメンなのか…。
住まいるナビゲーター
旦那さんはそれでも本当に育児に協力しているつもりなのでしょうね!
しかし、「それをしただけで!?」と思ってしまうママは多いかもしれませんね。

今回は、旦那さんが子育てに参加しない理由をまとめました!

旦那さんは悪気があって育児に参加しないわけではなく、元々の思い込みや子育ての大変さを理解できていなことが育児をしない原因でもあります。子育てをしない旦那さんの特徴を知り、ママの方から上手にアプローチしてママが望むイクメンになってもらいましょう!

旦那が子育てしない特徴

子育てをしない旦那さんはどのような考えでそうしているのでしょうか。ママへの意地悪や子どもへの愛情が無いから子育てに参加しないわけではなく、そもそもの考え方のズレが育児に積極的に参加しない理由ということもあります。
掃除をしようとするパパ

家事や子育てを手伝っているつもり

子育ては本来パパとママが共にするべきものですが、育児においては責任や判断をママに任せきりになっている旦那さんも多いです。「頼まれた時は手伝っているよ」と言い、ママに仕事を頼まれるまではスマホを触っている、という旦那さんも少なくありません。

ゴミ捨てはしているという旦那さんでも、家中のゴミを集めたりゴミ袋の補充までしている人はあまりいません。また、子どもをよく遊びに連れて行っていると言う旦那さんは多いですが、話を聞くとおむつや着替えの準備はママの仕事、出先で泣き出すとママにバトンタッチする、というパターンもよくあるようです。

家事や子育ては⼥性がするものと思っている

共働きが増えてきた現代でも、子育ては母親の仕事だと思っている旦那さんは少なくありません。

特に、自分が育てられた時父親が育児に参加していなかった場合は、自然とそのような考え方になってしまいます。しかし昔の母親たちも一人きりで育児をしていたわけではなく、同居している家族が協力してくれたり近所に親戚が住んでいるような環境での育児でした。今のように核家族で両親も近くに住んでいないことが多い場合は、ママが一人で育児をすることは心身ともにとても大変な事です。

先輩ママの経験談

旦那も仕事で疲れているし、と思いやりのつもりでワンオペ育児が辛くても弱音を吐かず頑張っていました。しかしその思いやりが「自分は育児を手伝わなくてもいいようだ」という勘違いを生み、気づいたときには旦那は全く家事育児をしなくなっていました。
相手を思いやるだけではなく、辛い時はちゃんと弱音を吐くことも大事なんだなと思いました。

子育てを自分事と思っていない

ママは我が子がお腹にいる時から母親としての意識が生まれ、出産後も子ども中心の生活に変化することをすぐに受け入れます。しかし旦那さんはママと同じペースで親への自覚が生まれるわけではなく子どもと接していくうちにだんだんと自覚が出てくるのですが、中にはいつまでも独身気分で子どもを育てていく覚悟ができていないこともあります。

そのような旦那さんはママが一生懸命育児をしていても、”大変そうだな””最近イライラしているな”と他人事のような顔をして「自分が協力しないといけない」という気持ちが生まれません。我が子が機嫌のいい時に抱っこしたり遊んであげていても、泣くとすぐに「ママがいいみたい」とバトンタッチする旦那さんもいます。

仕事が⽗親の役割だと思っている

自分は外で働くことが仕事、家事育児は妻の仕事と割り切った考えを持っている男性は、「自分はお金を稼いでさえくればやるべきことはやっている」と思っている人もいます。仕事をして経済的に家族を支えることは立派ですし大変なことですが、それが育児に参加しない理由にはなりませんよね。

家にいる時に子どもの相手を頼むと「休みの日くらいゆっくりさせてほしい」という旦那さんもいますが、ママだってたまにはゆっくりしたいし、それではママが育児から離れる時間が無くなってしまいます。

自分ではいいパパだと思っている

「休日は子どもと公園に行っている」「子どもをお風呂に入れている」と、何かをしているから自分はいいパパだ、と思っている旦那さんは少なくありません。

しかし子育ては、そのようなことを1つ2つすれば終わるものではありませんよね。

パパは公園に連れて行ってくれるかもしれませんが、公園に行くには着替えやおむつの準備、昼寝やごはんの時間との兼ね合い、帰ってきたら手を洗わせて公園で使った遊び道具の片づけなど様々なことをママがサポートしていることが多いです。お風呂へ入れていると言っても、「入らない!」という子どもを説得して脱いだ服やおむつの処理、お風呂から上がったら逃げ回る子どもに保湿剤を塗っておむつを履かせ、パジャマを着せて髪を乾かす、という他の仕事もたくさんあります。
そのことに気が付かず何か一つだけをして、自分は育児に参加していいパパだ、と思っている旦那さんは多いです。

先輩ママの経験談

旦那が子どもをお風呂に入れている間に私は部屋を片付けたり食器を洗ったりしています。だけど旦那は私がお風呂に入っている間は子どもと遊ぶこともせず、テレビを見せて自分はスマホを触っていることがほとんど。「お風呂に入れる」だけすればいい、と思っているようでイライラします。

何をすれば良いか分かっていない

育児に参加したいと思っている旦那さんでも、「実際何をすればいいのかわからない」「泣かせてしまうとママが怒るから下手に手伝えない」と思っている人もいます。

自分が手伝うよりママが一人でした方がスムーズに進むみたいだ、と判断してあえて手伝わない旦那さんもいますが、そうして過ごしているうちにますます子どもとどう接していいかわからなくなり育児から離れてしまう旦那さんもいます。

子育てしない旦那にやってはいけない⾏動

ママが思っているように子育てに協力してくれない旦那さんを見ているとイライラしてしまいますが、旦那さんに育児に参加してもらうために”しない方がいい行動”もあります。

旦那が手伝ってもやり⽅が違うと叱る

旦那さんが家事や育児を手伝ってくれたとき、やり方が違っていたり思うような仕上がりになっていない時はよくありますよね。しかしそのような時に「ちゃんとしてよ!」と怒ってしまうと、旦那さんとしては「せっかく手伝ったのに損した!」と思い逆効果になってしまいます。

やり方を変えてほしいときは「ありがとう、ここはこうするともっときれいになるよ」と感謝の言葉と共に伝えましょう。

また、「手伝ってくれたから、私はあれができたよ(ゆっくりできたよ等)」と、旦那さんが手伝ってくれたことでママが嬉しかったことを伝えましょう。意外に思う方もいるかもせしれませんが、「ママに喜んでほしい」「ママには幸せでいてほしい」と考えている男性は多いです。自分が手伝ったことでママが喜んでくれると、次もまたやろうと思ってくれるので、できていないことを責めるより嬉しかった部分を伝えるようにしましょう。

先輩ママの経験談

なんでも一人でこなす妻がいい奥さんだと思い、旦那が「俺がするよ」と言ってくれても断っていました。しかし一人でやることが辛くなりいつからか旦那に頼るように。素直に頼って「ありがとう」と伝えると旦那も嬉しそうにしていて、一人で頑張るよりはじめから頼った方がお互い気持ちが良かったです。

愚痴や嫌味を⾔う

旦那さんが家事育児に参加してくれないからと言って、愚痴や嫌味を言うことはあまりよくありません。

また、「仕事に行くことしかしないで、家では全然役に立たない!」「〇〇さんちの旦那さんはもっといい旦那さんなのに!」などと、あなたは価値が無いとような言い方をしたり他の旦那さんと比べられると、旦那さんも傷ついたり反発したくなります。余計に手伝いをしてくれなくなってしまうので、やめましょう。

男性は察することが苦手なので、ママが愚痴や嫌味を言っても「手伝ってほしいんだな」と察することはできません。旦那さんに手伝ってもらうには、「洗濯を取り込んで、畳んでくれると助かる」「子どもにこの絵本を読んであげて」など具体的にしてほしいことを伝えることが効果的です。

子育てしない旦那を変える解決策

子どもは日々成長して、今という時間はもう戻ってきません。可能であれば旦那さんと一緒にかわいい我が子を育てていきたいですよね!
海に立つパパと子ども

子どもと夫の時間を作る

短時間でもいいので、旦那さんと子どもだけの時間を作るようにしましょう。始めはスーパーに行く30分だけ、慣れてきたら友人と会う2~3時間、と長くしてもいいでしょう。これは旦那さんと子どもの距離が縮まるだけでなく、ママが子育てから離れてママ自身のストレスを解消する効果もあるのでおすすめです。

育児の大変さを理解していない旦那さんは、イライラしているママを見て「子どもを産んでから変わってしまった」と勘違いしていることもあります。一人で子どものお世話をすることは大変だということを理解してもらい、今後は育児に参加してもらいましょう。

⾔葉で感謝を伝える

旦那さんも育児に参加することは当然のことですが、手伝ってくれた時には感謝の言葉を忘れないようにしましょう。男性は女性が思っているより、女性から感謝されたり褒められることに喜びを感じます。感謝されてママが喜んでいる姿を見ると、できるときはまた協力しようという気持ちになってくれます。

始めは家事や育児を上手くできないことも多いと思いますが、やってくれたという事実に対しての感謝は伝えるようにしましょう。

得意不得意で役割分担する

どうしても料理が苦手な旦那さんに「ごはんを作って」とお願いしてもできないこともあります。旦那さんの得意な家事や育児を見つけてそれらを担当にすると、旦那さんもストレスなく協力することができますね。

育児は子どもとの関係性にもよるので、旦那さんが育児に参加し始めてしばらくは子どもが泣いて上手くいかないこともあるかもしれません。ママだって始めから上手くできたわけではないし、失敗しながらできるようになったことも多いはずです。旦那さんもだんだんと慣れてくることもあるので気長に待ちましょう。

ある程度自由にさせてみる

「掃除は絶対にこうやって!」「離乳食は絶対にこうして!」とママがやり方をきっちりと決めてしまうと、旦那さんは失敗できないプレッシャーや細かすぎて上手くできないストレスを感じてしまいます。最初だけやり方を伝えて、あとは旦那さんのやり方に任せることも旦那さんが家事育児に参加するための効果的な方法です。

例えば、子どもと旦那さんだけの時は離乳食は市販のものでもOK、旦那さんが寝かしつける日は普段より少し遅い時間になってもOK、など旦那さんのやり方でしてもらってもいいでしょう。

やらないときはやるまで放置する

何かを頼んだ時なかなか動いてくれなかったり「あとでする」と言われると、ママは「いつしてくれるのかな!?」とソワソワしてしまいますよね。つい「私がやるからもういい!」とママがやってしまいがちですが、旦那さんが手伝うチャンスが無くなってしまうだけでなく旦那さん自身も「せっかくやろうとしていたのに」と次からのやる気も無くなってしまいます。

早くやってほしい、という気持ちが出てきてしまいますが「やると言ったのだから、やってくれるだろう」と信じて待ち旦那さんのペースに任せましょう。

まとめ

体調の変化も感じながらお腹の中で我が子を育てる女性に対して、男性は産まれた子どもを見て初めて親として自覚することが多いです。それでも翌日には普段通り仕事に行く生活を送ることになるので、子ども中心の生活に慣れるまで時間がかかるのは当然なのかもしれません。そのように過ごしている間にママは赤ちゃんのお世話が上手になり、自分だけが置いてけぼりに感じてだんだんと育児に消極的になっていく旦那さんもいるでしょう。

これまで育児に参加してこなかった旦那さんは始めは仕方なく手伝うという感じかもしれませんが、慣れてくると家事育児に参加することのハードルが下がっていきます。頑張り屋のママは「私さえ我慢すれば」と思ってしまいがちですが、一人で育児をすることは産後うつや虐待・ネグレスト、熟年離婚などのリスクがあります。

「育児に参加してほしい」と話をしたり手伝いを頼んでしてくれることがあっても、一度で旦那さんが完璧に変わってくれることは少ないかもしれません。パパとママが二人で育児をすることが習慣化するまで根気強く伝えて、一緒に子どもを育てていきましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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