こんにちは!住まいリングさせぼです。
今回は赤ちゃんが成長するために大切な「寝る場所」についてお話していきます。
目次
昼と夜の寝る場所が同じだと「ここは寝る場所」と認識しやすくなる︖
どのように寝る場所を使い分けているのか、実際の声をもとにメリットとデメリットをご紹介。
寝る場所が同じにするメリット・デメリット
同じ場所に寝かせているというなかでは大人と同じ寝室に寝かせているという家庭が1番多く、他にリビングで寝かせている、赤ちゃん用の寝室がある、子ども部屋で兄弟と寝かせているなどの意見がありました。
メリット
・同じ環境で寝かせることで安心して入眠できる
・寝室だと生活音が少なく静か
・上の子に起こされない
・ペットと距離を置ける
・寝る場所と認識してくれることで寝かしつけが楽
・大人用の寝室なら一緒に昼寝ができる
・夜もリビングで寝かせるとパパとママが交代で眠れる
などがあげられます。
デメリット
・赤ちゃんの様子を確認しづらい
・寝室など暗い部屋でお昼寝をさせることで昼夜の区別がつきにくい
・子ども部屋だと他の兄弟を起こす場合がある
などの意見が多くありました。
寝る場所を変えるメリット・デメリット
昼と夜では全く違う場所で寝かせているという方が多数派で、お昼寝の場所としては、リビング、大人の寝室、リビングに近い居間や部屋、赤ちゃんようの寝室、子ども部屋などを活用されている方が多いようです。
メリット
・目が行き届きやすい
・リビングなど明るい部屋で寝ることで昼夜の区別がつきやすくなる
・おむつなどを1カ所においておけば良いので楽
・子ども用ふとんを敷くくらいなら邪魔にならない
・昼間の寝すぎを防いで夜ぐっすり眠りやすくなる
などがあげられます。
デメリット
・生活音で起きてしまう
・上の子やペットに睡眠を邪魔されてしまう
・寝室ではない場所に布団やおむつを用意しなければならない
・リビングなどでは兄弟やペットから睡眠の邪魔をされやすい
などの意見が多くありました。
昼と夜で寝る場所を同じにするか・別々にするかは、ご家庭によってかなり違いが出ているようですね。客観的に見てみると、パパやママの「動線」、お家の間取り、ほかの兄弟やペットなど家庭の事情に合わせて使い分けていらっしゃる印象です。
ワンポイントアドバイス
・パパやママが無理なく育児をこなせるか
など、家庭に合った睡眠場所を確保しましょう。
寝る場所の環境を整えてあげる
どこで寝かせるにしても「環境」を整えてあげることが赤ちゃんの健やかな睡眠と良質な睡眠を確保するためにも、以下のポイントを参考に寝る場所を整えてあげましょう。
快適な室温・湿度を保つ
・冬のエアコンは20~25℃の間
・夏のエアコンは体を冷やしやすいため26~28℃の間
を目安に設定しましょう。
また、湿度は50%くらいが適切だといわれています。
夏は湿度が高いと体感温度が下がりにくく、冬は湿度が下がることで肌トラブルの原因になるので、温度だけでなく湿度管理も心がけるようにしてみてください。
カーテンを閉める
部屋を暗くすることで、質の良い睡眠をもたらすメラトニンが分泌されます。
カーテンを閉めて外からの明かりを遮断しておきましょう。
お昼寝の場合でも、カーテンを閉めてできるだけ暗い空間をつくることで睡眠の質を確保し、生活リズムを整えることにもつながります。
照明に気を遣う
光刺激に敏感で、特に天井の照明は視界に入りやすいため考慮してください。
できるだけ真っ暗な状態での寝かしつけが理想ですが、暗いなかでの寝かしつけが不安な場合は、赤ちゃんが寝ついたら照明を消すなど工夫するようにしましょう。
テレビや電気を消す
睡眠を妨げないために、光刺激となるテレビや電気などは消しましょう。
常夜灯もできるだけ消して、真っ暗な状態に近づけるとよいです。
ただ、おむつ替えや授乳時にはある程度の明かりが必要になるので、枕元にライトを用意しておくと便利です。
赤ちゃん用の寝具を準備する
就寝中に汗をかきやすいため、吸収性の良いコットン素材の衣類や寝具を使用するのがおすすめです。
新生児
夏季:肌着+カバーオール
冬季:肌着2枚+カバーオール
1ヶ月以降
肌着+カバーオール
6ヶ月以降
肌着+上下に分かれたウエア
など、個人や地域差、部屋の環境にもよりますが着用服として適切です。
窒息の原因となるものは置かない
特に0歳児に注意すべきことですが、睡眠中に窒息の原因となりそうなもの(ガーゼやタオル、オーバーサイズの服などの衣類、ぬいぐるみ、おもちゃなど)は赤ちゃんの近くに置かないよう気をつけましょう。
おもちゃが⾒えないようにする
まわりにおもちゃなどがあると、赤ちゃんは気が散って寝ることに集中できません。特に歩ける子はウロチョロと興味が移り変わってしまうので、睡眠に入るときはまわりを片付けるようにしましょう。
ねんねの合図をつくる
赤ちゃん自身で眠る方法を理解していないので、入眠儀式と呼ばれるような合図を送ってあげることで眠りに導いてあげましょう。
身近で簡単な方法には、トントンと体を叩いてあげる方法があります。
そのほかにも、
・音楽を聞かせる
・手を握る
・読み聞かせなどで声をきかせる
・優しいスキンシップ
・マッサージ
・おくるみに包む
・アロマ
・ルームシアター
など、安心して入眠できるものを見つけてください。
うつぶせ寝や窒息に注意しましょう
睡眠中に起こる事故には十分に注意することが必要です。特に0歳児は、寝ている間に命に関わる危険が潜んでいることを忘れてはいけません。
1番気を付けなければならないのは、赤ちゃんの突然死(SIDI)や窒息死の原因として指摘されている「うつぶせ寝」です。
うつぶせ寝を防止するには、
・赤ちゃん用に設計された寝具を使用する
・手の届く範囲に布類・おもちゃ・ぬいぐるみなどを置かない
・オーバーサイズの洋服は避ける
・シーツはぴっちり敷く
など、睡眠中は快適な環境を整え事故につながらないための事前準備を徹底することが大切です。
0歳児のうちは、うつぶせで寝かせない・うつぶせ寝になっていたらひっくり返すように心がけましょう。
まとめ
睡眠は心身の成長・健康に欠かせない重要な生活習慣です。
安心して就寝できる環境を整えておきましょう。