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子どものママ呼びとお母さん呼び、どっちがいい?切り替える時期や方法も

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泣くだけだった我が子が言葉を発するようになると「早く”ママ”と呼んで欲しい!」「今、”ママ”って言った!」など、親にとっても楽しみが増えますよね!

子どもが小さい頃は「ママ」と呼ばれていても何も感じることはありませんが、子どもが小学生中学生になると「このまま”ママ”と呼んでいて大丈夫?」「子どもっぽいから”お母さん”と呼んでほしい」など、呼び方についての疑問を持つことがあります。

今回は子どもの「ママ」呼びを「お母さん」呼びへ切り替えるべきなのか、切り替えるとしたらいつ頃がいいのか、という疑問の解決法をまとめました。

どうして「ママ」呼びが多いのか

年齢が小さければ小さいほど、母親のことを「ママ」と呼ぶ子どもが多いですよね。

これは自然なことで、理由は赤ちゃんが発音しやすい音の一つに”m”があるからです。赤ちゃんが特に意味はなく「マンマンマンマン」などと発している声を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

母親としては、「ママって言った!そうだよ、ママだよ!」と声を掛けたくなりますよね!そのような流れから、自然と「ママ」呼びが浸透していく家庭が多いです。

世界でも使われる「ママ」に似た呼び方

日本での「ママ」呼びの始まりは明治30年代頃からと言われています。手をつなぐ親子外国でも「ママ」に似た呼び方が多くあります。英語圏は「マム」や「マミー」、フランスでは「ママン」、イタリアでは「マンマ」と、海外でも「ママ」に似た発音の呼び方をしています。

外国でも小さい子どもにとって発音しやすい呼び方が多い、という印象ですね!

「ママ」呼びか「お母さん」呼びか

各家庭やそれぞれの親の思いで「ママ」と呼ばせたいか、「お母さん」と呼ばせたいかは違います。

「ママ」と呼ばせたい理由

子どもが小さい場合、”「ママ」の方が発音しやすいから「ママ」と呼ばせたい”という理由が多いです。

他にも、子どもの思いを尊重したいから子どもが「ママ」と呼びたいなら「ママ」でいい、という子どもの意志から「お母さん」呼びへ切り替えないという家庭もあります。家では「ママ」と呼んでも外出先や家族以外の人の前では「お母さん」と呼べるから、という理由もあります。

「お母さん」と呼ばせたい理由

「お母さん」と呼ばせたい理由の多くは”後から切り替えるのが難しいから”というものです。大きくなって呼び方を変えるのは、面倒でもあり親自身も恥ずかしさを感じることが予想されることから、始めから「お母さん」と呼ばせる家庭も多くあります。

他にも、大きくなったとき外出先や友達の前で「ママ」と呼ぶと、子どもがからかわれそうで心配だから、という理由もあります。

「ママ」「お母さん」以外の呼び方

一般的な呼び方である「ママ」や「お母さん」の他にも様々な呼び方があります。
・かあちゃん
・おかん
・おかあ
・母さん
・下の名前で呼ぶ(または下の名前に「ちゃん」を付けて呼ぶ)
・(大きくなってから)おふくろ
など、母親への呼び方は各家庭で違うようです。

我が家は「お母さん」と呼ばせようとしていたのですが、小さい時はやはり「おかあさん」と言う言葉は難しかったようで、息子は私のことを「ちゅん」と呼んでいました。理由ははっきりしないのですが、大人が息子のことを「〇〇ちゃん」と呼んでいたことから息子は自分自身のことを「ちゃん」と言っていて、その流れから母親である私のことを「ちゅん」と呼んでいたのかな、と想像しています。娘は小さい頃は私のことを「ちゃーちゃん」と呼んでいて、今となってはいい思い出です。

大人が「お母さん」という言葉を使っていたので、発音が上手になると同時に自然と「お母さん」と呼ぶようになりました。

いつ切り替える?

「ママ」呼びから「お母さん」呼びへ切り替えるタイミングは、決まりがあるわけではありません。ただ、一般的に切り替えることが多い年齢は小学校低学年~中学年と言われています。思春期前に切り替える家庭が多いことがわかりますね!

子どもの年齢が小さい方が素直に聞き入れてくれることや、遊び感覚で自然と「お母さん」呼びへ切り替えやすいことが理由です。

思春期になって切り替えようとした場合、子どもが呼び方を変えることに恥ずかしさを感じることもあります。そうなるとタイミングを逃してしまい、「ママ」とも「お母さん」とも呼ぶことができず子ども自身もどうしていいかわからなくなると、「ねぇ」や「あんた」等の言葉を使うようになることもあります。

反対に、小さい頃は「お母さん」呼びを否定していた子どもが思春期になると「ママ」呼びに恥ずかしさを感じ、自然と「お母さん」呼びへ変わることもあります。

呼び方を切り替えたい場合は、我が子の性格やタイミングを見て、年齢を変えて何度も挑戦してみても良いでしょう。

切り替えるときのポイント

突然「今日からママのことを”お母さん”と呼びなさい!」と強要してしまうと、今まで接してきたママが変わってしまう気がして子どもは寂しさを感じてしまいます。呼び方を切り替えるときは、親子で話をして少しずつ進めるようにしましょう。学校の授業「お母さん」と呼ぶことへ切り替える理由を子どもが理解できるように説明をしてあげると、はじめは照れくささがあってもスムーズに切り替えられるでしょう。

まとめ

子どもが自分のことを「ママ!」と呼んでくれると本当に嬉しい気持ちになりますよね!「ママ」という呼び方を、必ず「お母さん」という呼び方に切り替えなければいけない、ということはありません。各家庭の環境や子どもの思いも大切だからです。

ですが、「社会では”お母さん”と言うことが一般的」「先生には”お母さん”という言葉を使おう」などの知識は必要なので、子どもにわかりやすく話をしておくとよいでしょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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