秋の天気に誘われ、外出したかったこともあり、家族みんなで3年ぶり開催の「みかわち陶器市」へ。
本会場は三川内焼伝統産業会館前の広場。に並んだテントの数は20件ほどありました。
今年、2022年は11月10日(木)から14日(月)までの開催。駐車場もしっかり常設されていてスムーズに入ることができましたよ。
三川内焼伝統産業会館 | |
住所 | 佐世保市三川内本町343 |
電話番号 | 0956-30-8080 |
利用時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 12月29日~1月3日 |
入館料 | 無料 |
HP:三川内焼伝統産業会館
JR三河内駅からは徒歩2分ほど。ぼぼ目の前ですね。
高速道路では佐世保三川内インターをおりて、国道35号を佐世保方面へ約5分
イベントチラシはこちら↓・三川内陶磁器工業協同組合:イベント情報レギュレーションも変わっている???なるほど… 今年は、コロナ感染症対策もあって三川内焼伝統産業会館前の本会場と三川内、江永、木原の3つの皿山巡りなんですね、楽しみです。
目次
三川内本会場でガシャポン
本会場に入ると本部テント、そこには大きな物体。
皆んなが大好きガシャポンが登場!1回500円!!
私はガシャポン世代、キン消し(キン肉マン消しゴム)・ガン消し(ガンダム消しゴム)など小銭があれば、回してました(汗)
こんなの反則です→回す選択しかありません。一人が回し始めると、次々と人が並び始め…黒いカプセルが減っていきます。
1,000円を元に2回チャレンジ!
お兄さんに交換していただいたのが、こちら!春右衛門窯さんの小皿
宝珠窯の小鉢
今日から使える小皿に小鉢ありがとうございます!「その他にも、豪華三川内焼、お値打ち品が当たる!」とのことで賑わってました。
もう少し回したい思いもありながら、本部を後にしました。次回も設置よろしくお願いします(´▽`)
三川内皿山の窯元めぐり
三川内の本会場から車で5分ほど、三川内山公園に到着。こちらに駐車しました。窯や店舗そしてノボリなどが、お出迎えしてくれています。いざ歩いて窯元へ出発!!
脇道の坂道をどんどん登ります。
光雲窯さんがあります。
三川内焼についてふれる看板もたくさんあります。
「泰平や」が見えてきました。歴史を感じるレトロな建物です。
ほぼほぼ登りきった東登窯跡あたりに到着しました。そこには「平戸松山窯」さん。
店舗の入口で、中里さんがろくろ回しを見せてくださいました。
薄く薄く生地をのばし、ヘラで整え、成型されています。
仕上がりみたいです。タコ糸のようなものを生地に入れられ、断面を見せていただきました。かなり薄いです。1センチあるでしょうか、すごい技術です!
みかわち陶器市でろくろ体験!
今年の「みかわち陶器市」はろくろ体験ができるとのことで、子どもを体験させることに。
中里さんからアドバイスを受けながら、
生地を指でのばしていきます。何の器を作るのかな・・・
形になってきました。初めてにしては上手にまわしています。
不器用な私に似てないのでしょう、、「センスがいいね!」
作品は最後で形が壊れることも、慎重に台へ移します。できあがり!「お茶碗」だそうです、焼き上がりが楽しみです。
期間中は定価よりお安くなっているものがありました。
商品も購入しました。
魚の絵が可愛かったので、こちらに決めました!
平戸松山窯:オフィシャルHP
平戸松山窯:インスタグラム
平戸松山窯:ユーチューブch
平戸松山 | |
住所 | 〒859-3155佐世保市三川内町901 |
電話番号 | 0956-30-7734(工房)/0956-30-8657 |
営業時間 | ホームページをご確認ください |
休み | ホームページをご確認ください |
三川内皿山の窯元めぐり、先を急ぎましょう!
先に進めば色々な窯元さんにまだまだ出会えます。「釜山神社」や「トンバイ塀馬車道」など歴史的なものも。
菊花飾細工や染付の技法で有名な平戸洸祥団右ヱ門窯(ひらどこうしょうだんえもんがま)さん。
三川内歴史のちょっと豆知識
三川内の400年以上も続く歴史を知りながら巡るのも楽しみのひとつです。
2016年4月、「日本磁器のふるさと 肥前〜百花繚乱のやきもの散歩」が日本遺産に認定され、「三川内焼」は構成文化財のひとつとなっています。
泰平や
は江戸時代からの旅籠を再生した古民家。
江戸時代から平戸藩に伝わる伝統料理「平戸寿司」が、平戸松山窯の手描きの器でいただけるそう。
郷土料理を食べて見たいですね。
泰平や | |
住所 | 佐世保市三川内町768 |
電話番号 | 0956-30-8080 |
利用時間 | 10月から5月/11:30〜13:30 |
休み | 予約のない日は閉店 |
完全予約制 | 4人以下は要相談・10日前まで要予約 |
トンバイ塀馬車道
トンバイとは耐火レンガで窯を築くときに使われています。
その廃材や使い捨ての窯道具を赤土で固めて塀をトンバイ塀と言います。
下り坂になっており馬車で薪を運ぶ際に馬が滑らないように工夫されています。
三川内焼の「伝統の技」と「歴史」と、ぜひ触れて見てくださいね。
佐世保観光サイト
佐世保・小値賀「海風の国」/佐世保コンベンション協会
三川内山公園からすぐの、作家さん。
公園からひょっと下った脇道です。
もう一箇所、長く滞在した場所がありました。「今村房の輔」さんです
看板がとても印象的です。
お伺いすると、和紅茶を出してくださいました。お話をしながら飲み干すと、なにやら器の底に印が、、
過去に「ロンハーマン」とコラボした商品だったのだとか。〈ロンハーマンはカリフォルニア発ファッションブランドです〉
「かっこいいですね!」
お話していたら、奥に呼ばれ…出てきました、日本酒です。昼間からなんとも乙な話です。
車で来てましたので、私の嫁さんが試飲することに「辛口でキレがよかっ!」
こんな陶器市もいいです!(笑)
器がなお美味しくさせてくれてるのは間違いないですね!
作家さんに惹かれ、私にフィットする白いコップをひとつ購入しました。あれから我が家でも使用中です!
今村房の輔:オンラインショップ
インスタグラム:https://www.instagram.com/imamura.fusanosuke/
今村房の輔 | |
住所 | 〒859-3155佐世保市三川内町1096 |
電話番号 | インスタグラムなどでご確認ください |
営業時間 | インスタグラムなどでご確認ください |
休み | インスタグラムなどでご確認ください |
みかわち陶器市を振り返って
窯元さん、作家さんをとても近くに感じられ、皿山散策の雰囲気や空気感は新鮮でした!
三川内焼はどうしても唐子のイメージが強いですが、それだけじゃなかったです!若い方々の作品もたくさん触れることができましたし、土の器もありました。
滞在時間は4時間ほど。時間が足りず、木原と江永の皿山を回れなかったことはとても残念でした(涙)。
私みたいな陶器市巡りのビギナーでも味わえる気軽さ、普段知ることができない、三川内焼の奥深さ(歴史)とプライスレスな体験が心に響きました。来年も行きますね!
体験からのアドバイス!
1、皿山、窯元を巡ろうとしたら、時間が足りないので「時間に余裕をもつがよし!(できれば午前中から来るがよし!)」
2、皿山を巡るのはそこそこ歩きます。「当日の気温に応じた服装と、動きやすさがよし!」
3、帰りは手荷物が多くなることも「最小限がよし!」
さいごに、できあがり!
ろくろ体験のお茶碗ができあがりました。
年末にご連絡をいただいてましたが、
やっとのことで手元に届きました。こちら・・・
どんなでしょう。
可愛いです。
お茶碗の底を見ると呉須で名前を入れてていただいてました【呉須:磁器の染付などで使われるあお色の顔料】。コラボ商品みたいで、、、テンション爆上がりです!このような体験ができて、本人が一番よろこんでました。
なにより、この器で食べるご飯は美味しいですよね。