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お年玉はいくら渡す?相場や子どもにお年玉を使わせるメリット、デメリット!

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子どもの「お正月の一番の楽しみ」はお年玉ではないでしょうか。子どもはもらって嬉しいお年玉ですが、大人はお金の用意やいくら入れるか考えたりと、準備に忙しくなりますよね!

今回はお年玉の相場やマナーなど、知っておきたいお年玉の知識をまとめました。

お年玉は何歳から何歳まで?

「お金をあげてもまだわからない赤ちゃんにもあげる?」「大学生にもあげる?」など何歳から何歳の子どもまであげるか迷ってしまいますよね。

お年玉には〇歳から〇歳までという決まりはなく、〇歳になってあげるのはNG!などのルールもありません。家庭によって違うので、0歳からあげたり自分でお金を稼ぐ前の大学生まであげるなど、考え方は様々です。

しかし一般的にはお金のことがわかる5歳頃から高校卒業の18歳頃までが多いようです。

お年玉の相場

周りはお年玉をいくらあげているのか気になりますが、「甥や姪へ」なのか「遠い親戚へ」なのか「孫へ」なのかで金額は変わってきます。インターネットの情報だけで決めるのではなく、実際に渡したりもらったりする親同士で話し合って金額を決めても大丈夫です。お正月の飾り

赤ちゃんから幼児

相場は1000円未満です。500円玉をポチ袋に入れて渡してもいいですね。
まだお金のことがよくわからない年齢ならば、お金ではなく絵本やお菓子、おもちゃなどをお年玉の代わりに渡しても大丈夫です。

小学生

お金の使い方がわかるようになる小学生の相場は、1000~5000円です。低学年は1000~3000円が多く、高学年になると3000円~5000円になるようです。

中学生以上

中学生から高校生の金額の相場は5000~10000円です。

私はお年玉の金額は親戚同士で話し合って決めており、夫の方の親戚の中高生には5000円、私の方の親戚の中高生には3000円をあげています。金額を決めておくと毎年悩むことなく渡すことができるので気持ちが楽ですよ。

お年玉のマナー

お年玉にもマナーがあることはご存知ですか?

まずは「お金をそのまま渡さない」ということです。
一般的にはポチ袋に入れて渡しますが、急に会うことになった場合などでポチ袋の用意ができない時はティッシュなどに包んで渡します。ティッシュであることを一言詫びると大丈夫なのですが、ポチ袋が無いからといってお金を裸のまま渡すことはマナー違反になります。

他にも「できるだけ新札を使う」ことも大切です。
銀行で両替した新札を肖像画が内側になるように左から右に三つ折りにしてポチ袋に入れます。

最近は細かくは言われなくなりましたが、お年玉はお祝いで贈るお金と同様にできるだけ「4や9がつく金額を避ける」ようにしましょう。日本では4や9は良くない数字として扱われるからです。

お年玉の由来

「お年玉はお正月にお金を渡す(もらう)もの」だと当然のこととして理解していますが、お年玉とはいつからあったのでしょう?

お年玉の由来は「御年魂」です。これはお正月に歳神様を迎えるために供えられていた丸い餅のことで、お供え後に家族や奉公人に配られていました。つまりお年玉の由来である御年魂は、お金ではなくお餅だったということです。

渡すものがお餅からお金に変わった時期は諸説あり、江戸時代という説と昭和30年代という説が有力です。

ポチ袋はどんなものがいい?

ポチ袋と言ってもたくさんの種類があり、どんなものがいいのか悩みますよね。

赤ちゃんから幼児にはキャラクターが載っているポチ袋が人気です。
我が家の子供は小さい頃キャラクターのポチ袋でもらうとハサミで切ってシールのようにして遊んでいました。少し大きくなると和柄やその年の干支、無地などシンプルなポチ袋が良いでしょう。また、名前を書けるスペースのあるポチ袋の方が渡す方ももらう方も使いやすいですよね、コンビニや100円ショップ、ホームセンターなどで購入することもできますよ。

手作りポチ袋

手先が器用で手作りが好きな方はポチ袋を手作りしてみてはいかがでしょうか?市販のものではあまり無いようなおしゃれなポチ袋でお年玉を渡すことができます。

P-note(Canon)のサイトでは、素敵な模様の紙がダウンロードができ、作り方も記載されているので気軽に手作りすることができます。

もらったお年玉は子どもに使わせる?

各家庭でルールの違うお年玉ですが、もらったお金を子どもに使わせるか、も悩みの一つですよね。「全額好きに使わせる」「一部だけ渡す」「全額親が管理する」など意見は様々です。「全額好きに使わせる」という家庭はもらう金額が少ない場合もあるので、周りの意見だけを聞くのではなくご家庭でよく話し合って決める方がよさそうです。お金で顔を隠す女の子

子どもに好きに使わせるメリット

もらったお年玉を子どもに好きに使わせることで、普段は買うことができない高額のおもちゃやファッション小物、好きなアイドルのグッズなどを手に入れることができ子どもの満足感が大きいでしょう。

計画的に使うことを話しておくことで、お金の使い方を学ぶことができるということが一番のメリットではないでしょうか。高くても欲しいものを買う、少しずつ使う、など自分に合ったお金の使い方を知ることもできるかもしれません。

子どもに好きに使わせるデメリット

お年玉は子どもがもらったお金なので、子どもが好きに使うことは間違いではありません。しかし普段使うことがない万単位のお金を持つことは、計画的に使うことができず本当に欲しいものではないものに使ってしまったり、気が付いたら無意識に大きな金額を使い切っていたなどのデメリットもあります。
財布の置き忘れや盗難のリスクもありますね。

我が家のお年玉のルール

ちなみに我が家は、赤ちゃん~幼児の頃はもらったお年玉は全額貯金していました。その貯金は、将来留学したいと言い出した時や結婚するときのお祝いとして使おうと思い残しています。

小学生になってからは「お金をもらった」ということが理解できるようになるので、靴や洋服、普段は高額で買わない本など、親と子で納得いくものを3000~5000円ほど使い、残りは貯金していました。高学年になってからは3000~5000円は子どもに渡し、好きなように使わせて残りのお金は貯金しています。

まとめ

子どもは嬉しいお年玉。各家庭でルールが違うからこそ、大人は子どもの成長とともに毎年悩みが変わるのではないでしょうか。

私自身も周りの意見を聞きすぎていた時は「全額貯金して子どもに使わせないなんて、かわいそうなのかな」など悩むこともありました。しかし、そこには正解不正解があるわけではないので、「うちはこういうルールだよ」と子どもに話して納得してもらいましょう。

早めにお年玉の準備を済ませて、ゆっくりとお正月を迎えたいですね!

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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