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グリーンリフォームローンで地球にも家計にもやさしく!省エネで節約

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「グリーンリフォームローン」という言葉を知っていますか?

全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」を提供している「住宅支援機構」が2022年10月に取り扱いを開始した、新しいリフォームローンのことです。ただしグリーンリフォームローンは、住宅金融支援機構とリフォーム事業者が提携して提供するものではありませんのでご注意ください。

今回はグリーンリフォームローンについてまとめてみました。

グリーンリフォームとは

省エネ工事のためのリフォームローン
【グリーンリフォームローン】
Sは金利引下げ
融資額は最大500万円 (10万円以上、1万円単位)
融資手数料無料・無担保・無保証
工事内容は検査機関が確認!
高齢者向け返済特例(ノンリコース型)グリーンリフォームとは出典:住宅金融支援機構/グリーンリフォームローン

制度の特徴

グリーンリフォームローンはすべてのリフォームで使えるわけではありません。
自宅、セカンドハウスまたは親族が居住するための住宅を一定の基準を満たす省エネリフォームを行う際に利用ができるローン制度です。リフォーム中

対象になる住宅

自宅、セカンドハウスまたは親族が居住するための住宅

融資額

最大500万円。省エネリフォームと合わせて行うその他のリフォームも融資対象

返済期間

10年間

金利タイプ

全期間固定金利

団体信用生命保険

利用可能

現場検査

適合証明検査機関の現場検査により工事要件への適合を確認

融資額の上限は500万円まで、省エネリフォームと合わせて行うその他のリフォームも融資対象となります。省エネリフォームに係る工事費200万円+外壁等のその他のリフォームに係る工事費100万円の場合は融資額上限は300万円となります。

※ただし、その他のリフォームの融資額の上限は、省エネリフォームにかかる工事費までの額となります。

グリーンリフォームの種類

グリーンリフォームローンには「グリーンリフォームローン」と「グリーンリフォームローンS」の2種類があります。

グリーンリフォーム

断熱改修して省エネ基準を満たすリフォーム
省エネ設備を設置するリフォーム

グリーンリフォームS

断熱改修してZEH水準を満たすリフォーム

グリーンリフォームローンSは、ZEH基準を満たす断熱改修リフォームに適応され、グリーンリフォームよりも低金利で利用できます。

利用の流れ

グリーンリフォーム流れ出典:住宅金融支援機構/グリーンリフォームローン

どのようなリフォームが対象になるのか

対象となる具体的なリフォームは
・窓やドア、壁、天井、床のいずれか部分の断熱性を高める工事
・太陽光発電設備、太陽熱利用設備の設置
・高断熱浴槽・高効率給湯器・コージェネレーション設備の設置

です。

どのリフォームも、その家に住む私たちまで快適になるリフォームですね。省エネ設備を設置することで光熱費の削減にもなります!

※コージェネレーションとは、天然ガスや石油、LPガス等を燃料として、エンジン、タービン、燃料電池等の方式により発電しその際に生じる廃熱も同時に回収するシステムのこと。

60歳以上の方向け特例

60歳以上の方は「高齢者向け返済特例(ノンリコース型)」を利用いただけます。申込者が亡くなるまでは利息のみを支払い続ける返済方法で、申込者が亡くなられたときに相続人が一括して返済するか担保物件(土地と住宅)の売却代金により返済する仕組みです。

ご両親が家のリフォームを考えているときは、高齢者向け返済特例も紹介すると喜ばれるかもしれません。古い風呂場

グリーンリフォームローンのメリット

グリーンリフォームローンは通常はローン借入時に金融機関に支払う必要がある融資手数料が無料、担保も保証人も不要の無担保・無保証の商品です。融資手数料無料・無担保無保証のローンなので利用しやすいというメリットがあります。

他にも団体信用生命保険の利用が可能なので、申込者にもしものことがあっても安心です。

※60歳以上の方で高齢者向け返済特例を利用する場合は、担保が必要になり団体信用生命保険の加入はできません。

グリーンリフォームローンの注意点

ローンを利用するには住宅金融機構が定める技術基準に適合していることを示す適合証明書の取得が必要になります。

適合証明書は検査機関が物件検査を行い、合格すると交付されますが、物件検査手数料は申込者の負担となります。古い給湯器

まとめ

我が家は今年で築13年になりました。大きなリフォームはまだしていませんが、壁紙が剥がれてきて交換したり照明機器を部品から交換する必要があったりと、だんだんと家の中の不調が出てくるようになりました。

私はグリーンリフォームローンという言葉を今回初めて知ったのですが、せっかくお金をかけてリフォームするのであれば、地球にも優しく私たちにも快適な省エネリフォームを検討したいなと思いました。

融資手数料がかからないことはこれからローン返済をしていくことを考えると、お金の面で大きなメリットですよね。また我が家のような夫に収入の比重が大きい家庭は団体信用生命保険に加入できることで、夫にもしものことがあったときにもその後の返済に行き詰まる心配がないので安心です。

リフォームを考えている方はぜひ一度グリーンリフォームローンを検討してみてはいかがでしょうか!

リフォームより中古住宅でも良いから購入をお考えなら借入2,000万の住宅ローンを組んだら返済額はいくら?を一読ください。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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