世界的パンデミックの影響で、私たちの価値観や生活習慣が一変しました。リモートワークという新しい働き方が生まれ、生活する場所を自由に選ぶことが可能に。
ステイホームが続き、窮屈な都会よりも広々とした地方で暮らしたいと願う人も増えました。都心を離れて地方に移住するという動きが加速しています。
移住先のひとつとして注目されているのが、自然豊かで歴史も感じる「佐世保」です。佐世保ではどのような暮らしが可能なのでしょうか。移住をお考えの方へ、佐世保の仕事探しについて解説します。
目次
させぼお仕事情報プラザ
佐世保で仕事を探すなら、させぼお仕事情報プラザ(TEL:0956-76-7713)を訪ねてみましょう。ここでは移住希望者と佐世保市内に住む女性を対象に、無料で職業の紹介を行っています。オンラインでも相談できるので、遠くにお住いの方でも便利ですね。
させぼお仕事情報プラザの営業は月~金9時から17時。土日祝日と年末年始はお休みです。まずは電話でご相談ください。オンラインでのご相談は一週間前までの予約が必要です。西九州させぼ移住サポートプラザやハローワークなど、移住に必要な関係機関とも連携しているので確実な情報を入手することができますよ。
ひとりひとりの事情に合わせ希望する職種や働き方ができるよう、就職コーディネーターが親身に相談に乗ってくれると評判です。女性に特化した就職相談があるのも特徴。女性のためのセミナーや佐世保市男女共同参画推進センター「スピカ」での出張相談の際は、託児所が利用できるので安心して参加できます。
佐世保市産業支援センター
佐世保で創業するなら、佐世保市産業支援センター(TEL:0956-24-6051)を賢く利用しましょう。産業コーディネーターに相談し、専門家のアドバイスを受けることが可能。事前に登録しておけば、ZOOMによるオンライン相談もできるので便利ですね。セミナーやビジネスプランコンテストなどイベントも開催しています。
佐世保市産業支援センターはインキュベーション(事業創出・創業支援)事業を実施しています。事務所の貸し出しやコワーキングスペースの提供などがあり、佐世保中心地という立地の良さを実感できるでしょう。
平日と第二日曜、第四日曜の9時から17時まで、水曜日は20時まで利用可能です。土曜日、第1・第3・第5日曜日、祝日、年末年始は休みです。
佐世保の企業情報サイト
佐世保市の就活やビジネスマッチングに役立つのが佐世保の企業情報サイト。佐世保市の企業と求人情報、各種制度がまとめられています。佐世保市では職人技が継承されている工房や全国展開の企業など、バラエティ豊かな企業が活躍していますよ。
佐世保市の観光商工部商工労働課が管理しているサイトなので安心して利用できますね。トップページには「市からのお知らせ」「企業からのお知らせ」があり、アップデートされた最新情報が掲載。定期的にチェックし活用することをおススメします。
佐世保に移住する人向けの求人を探すことも可能。トップページから「企業情報検索」に飛び、そこから「UJIターン求人有り企業一覧表」を見てみましょう。業種ごとのカテゴリーに分かれているので、希望の職種が見つかりやすいでしょう。
移住支援金対象の求人もあります。「ながさき移住ナビ」「バイトルNEXTふるさと求人」「スタンバイ」などこまめにチェックしてみましょう。
佐世保市で新しく農業を始めたい方へ
せっかく自然豊かな佐世保に移住するならば、思い切って農業を始めたい。そんな希望を持つ方も多いと聞きます。そんな時はまず、佐世保市役所のHPにある「佐世保市で新しく農業を始めたい方へ」を確認してください。
佐世保市を含む県北地域で農業を始めたい場合、就農希望地の市役所が相談を受け付けています。佐世保市で就農したい場合は、佐世保市役所(TEL:0956-24-1111)の農林水産部農政課に相談しましょう。就農相談から資金融資、農地調査や経営に至るまで、手厚いバックアップ体制が整っていますよ。農業技術が習得できる研修制度への参加も可能です。
長崎県新規就農相談センター
長崎県には長崎県新規就農相談センター(TEL:0957-25-0031)があります。youtubeチャンネル「長崎で農業をはじめよう」では新しく農業を始めた人の生の声を聞いたり、作業風景を見たりできますよ。オンラインで就農相談が定期的に開催されているので、移住前から気軽に相談することが可能です。
長崎県県北振興局南部地域普及課
佐世保市、小値賀町、佐々町における農業の相談は、長崎県県北振興局南部地域普及課(TEL:0956-41-2033)でも受け付けています。農地を貸し借りする際には、営利を目的としない公的機関「農地中間管理機構」の紹介も受けることができるので安心ですね。
佐世保市で新しく漁業を始めたい方へ
豊かな海の幸に恵まれている佐世保市で、漁業を始めてみませんか。漁業に興味のある方は県北水産業普及指導センター(TEL:0956-25-5902)にご相談ください。そこでは水産業の普及や技術指導、漁業を担う人々の育成を行っており、漁業に関する情報が集まっています。
長崎県漁業協同組合によると、長崎県は漁業生産量が北海道に次ぐ全国2位、漁獲できる魚種は全国1位を誇っています。佐世保市の海域は大きく分けて3つ。それぞれ海の特性が違う大村湾海域、九十九島海域、宇久海域です。各海域に応じた漁業が営まれており、魚類や貝類の養殖や加工業も盛んです。
長崎県県北水産業普及指導センター
長崎県には水産業普及指導センターが7か所あります。佐世保市・平戸市・松浦市・小値賀町を管轄しているのは県北水産業普及指導センター。所在地は「〒857-0043佐世保市天満1-27県北振興局天満庁舎2階」です。
お金に関するご相談
移住に際し、最も気になるのがお金に関するあれこれ。やはり先立つものが無ければ、移住もただの夢物語になってしまいますよね。まずは「佐世保市に移住予定の方へ/支援制度のご案内」をチェック!
佐世保市で創業する際に利用可能な制度や融資はあるのか、どんな相談窓口があるのか、事前に知っておきたいもの。ここでは、佐世保市役所観光商工部商工労働課(TEL:0956-24-1111)が窓口の「佐世保市創業促進補助金」と「佐世保市中小企業融資制度」についてご紹介します。
佐世保市創業促進補助金
佐世保市で創業し創業日から1年を経過していない方は佐世保市創業促進補助金の利用が可能です。応募要項等はHPで確認してくださいね。対象は工事費、設備費、広報費ですが、移住する方については佐世保市創業支援ネットワーク機関で支援を受けた際の旅費なども対象になります。
佐世保市中小企業融資制度
佐世保市、金融機関、保証協会の三者が協力して実施するのが佐世保市中小企業融資制度。事業資金や創業資金を低利で融資する制度です。利用条件や概要についてはHPをチェックしてくださいね。佐世保市の特定創業事業を受けた場合は金融機関に直接申請することが可能です。
まとめ
いかがでしたか。今回は、佐世保移住の際に重要な「仕事探し」に関する情報を集めてみました。就職や創業するだけでなく、佐世保には農業や漁業を始める道も開かれています。サポート体制も万全で、自然豊かな佐世保ならではの暮らしができますね。
佐世保の物件情報などは、移住のためのお役立ち情報が満載の「させぼ暮らし」をご覧ください。佐世保に移住した先輩たちの声を集めた「移住者の声」があるので、佐世保移住のイメージがつかみやすいでしょう。
佐世保商工会議所HPには国や県の融資制度も紹介されています。様々な制度を有効活用し、佐世保移住を楽しんで下さいね。