住まいリング させぼ

食費節約の朝食のイメージ

4人家族の節約術!食費節約から始めて無理なく続けるひと工夫

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コロナ渦になって約2年半、お金のことに不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私は夫婦と小中学生の子どもが2人の4人家族なのですが、子どもの教育費や老後のための貯金などで悩むことが多くなりました。

そんなお金のことが気になる!でも何をしていいのかわからない!という方へ向けて、食費をはじめ賢く節約をして出費を減らす方法をお伝えします。

節約を始める前に今の食費をしっかり把握

みなさん、毎月の食費がいくらかかっているかご存知ですか?
「うちは〇万円です」とはっきり答えることができる方は少ないと思います。

ちなみに我が家は月々65,000円くらいで、この金額には外食費や酒類も含まれています。以前は8万円ほどかかっていましたが、今は節約を意識することでこの金額になりました。

エンゲル係数

“消費支出のうち食費が占める割合”を示す数値。

総務省の調査によると、4人家族のエンゲル係数は27,2%例えば消費支出が30万円の家庭だと食費は約8万円かかっているという計算になります。食費が占める割合って結構高いと思いませんか?支出の中で割合が高い食費を見直すことで、家計全体の節約につながることがわかります。

予算を立てる

いきなりもやしばかりの生活!など無理な節約をして健康を害してしまっては本末転倒です。まずはご家庭の食費がいくらかかっているのかを把握して、予算を見直すことが第一歩になります。予算を立てることで「その範囲で生活しよう」という意識が働くので、エンゲル係数の数値や食費以外の項目からそれぞれの家庭に合った予算を立てていきましょう。
節約のために財布でしっかり管理私はスーパーで買い物をすることが多いのですが、最近は物価高が続き値段を二度見してしまうことがあります。少し前まで100円で買えたものが、今は底値が150円というものも…。「たった50円」ではなく、全体でみると「1.5倍の金額」と考えると差が大きいですよね。上手に節約をして出費を減らしていきましょう!

4人家族の私が考える食費節約のひと工夫

計画的に購入した野菜

買い物は計画を立てていく

我が家では、毎週日曜日に「まとめ買い」の実践で3つの効果を実感してます。

・予算を守りやすい

・無駄なものを買うことがなく食材を腐らせることがない

・時間も節約できる

毎日買い物に行っていたこともあるのですが、どうしても安いものを見ると手が伸びてしまい必要ないものを買って予算オーバー+使いきれず食材をダメにしてしまうというもったいないお金の使い方をしていました。

今は、毎週土曜日に翌週の献立をたてて買う物をメモ帳に書き日曜日に買い物へ行って、牛乳や卵などは週の途中で買い足すこともあります。

⾷品ロスをなくす

食費を節約する上で避けたいことの一つに「食材を廃棄する」ことがあります。食材を廃棄するということは、それを買ったお金を捨てていることと同じだからです。

スーパーでお得なものを見つけるとつい買いたくなりますが、今必要ないものは買わないことを心がけましょう。食材がたくさんあると在庫の把握がしづらく、期限が過ぎたり腐らせることが多くなります。
特売などで購入した場合は、すぐに冷凍するなどして腐らせないように工夫をしましょう。

冷蔵庫の収納整理

冷蔵庫の中身は、5割ほどが見やすくてちょうどいいと言われています。

100円ショップに売ってあるプラスチックのかごなどを使い、食材ごとに分けて収納することも冷蔵庫の整理に有効です。

「朝食用」「お弁当用」などの分け方や「期限が近いもの」「今週使うもの」など、自分が使いやすい区分で分けましょう。

引き出し式の冷凍庫は下の方にあるものが見えづらいので、どこに何があるのか把握ができるように食材は立てて収納しましょう。

割引商品や特売品を利用する

お店へ行くと、お肉や魚などは割引シールが貼ってあるものや特売セールをしていることもあります。そういった割引や特売商品はワクワクしますが、ただやみくもに利用するのではなく買い物リストにあるものが安くなっている場合や、献立の変更がきく場合のみ利用してます。

どんなに安くても、献立に使わないものは使いきれず無駄な出費になってしまうからです。

利⽤時の問題点もしっかり把握しておく

割引商品は食費の節約に役立つものですが、利用するときには注意も必要です。

「家で袋を開けてみると食材の痛みが激しく使える部分が少ししかなかった」など、お得に購入したはずが反対にもったいない買い方をしてしまうこともあります。食材の傷み具合を確かめてから買うようにしましょう。

また、飲み物や豆腐類などの冷凍できない食材は必ず使う分だけ購入しましょう。「使うつもりだったけど期限が切れてしまった」となると、食材を廃棄することになり購入した金額が無駄になってしまいます。

家族で楽しく手作り料理をつくる

手作りすることで食費の節約になるものはたくさんあります。

手作りと聞くと、「ハードルが高い」と感じる方も多いかもしれませんが、例えばお店に売っているピザ生地を買ってきて、ケチャップを塗ってハムやミックスベジタブル、とろけるチーズをのせオーブンで焼くだけでおいしいランチが完成します。また餃子の皮にマヨネーズを塗り、しらすととろけるチーズをのせてトースターで焼くと、おつまみにもおやつにもなる一品の完成です。

栄養を考えた節約レシピ

節約レシピと聞くと栄養面がしっかりしているのか気になりますよね。

普段は捨ててしまう箇所を使って調理をすると、節約にもなり栄養も摂れる一品ができます。

例えば大根の皮を厚めに剥いて千切りにし、ごぼうのきんぴらと同じように調理すると歯ごたえのある大根のきんぴらができます。ツナ缶を入れるとコクが出て一層おいしくなりますよ。

他にも、自家製の冷凍食品もおすすめです。お弁当を持っていく方は市販の冷凍食品を使う方が多いと思います。夕飯のおかずをお弁当カップに入れて冷凍しておくと、朝から温めてお弁当に詰めるだけで栄養もある簡単お弁当がすぐにできあがります。

家以外での食事をなるべくしない

ついつい外食や宅配などを利用して気が付いたら食費が多くなっていたということもあると思います。理由の一つに「疲れて料理したくないから」というものがあります。仕事や家事で忙しいので、毎日立派な食事を作ることは難しいですよね。例えば、レトルトカレーやレンジで温めるだけのからあげ、解凍するだけの枝豆など、簡単にできる疲れている日のごはんをストックしておきましょう。

外出したときにはなるべくコンビニは使わない

家族で外出したとき「喉が渇いたからコンビニに行こう!」となりがちです。我が家もよくある光景です。1本150円ほどで買えるので大きな出費と感じないものですが、4人家族が週に2回コンビニで飲み物を買うと、月に約5,000円の出費になります。外出のとき水筒を持参したり、「水筒は面倒!」という方は、ドラッグストアなどであらかじめドリンクを購入しておくと、出費は半分ほどに減りますのでぜひ実行してみてください。

物価⾼騰でも栄養不⾜にならないために

物価の高騰が続いていて、家族の食事を担う人にとっては「安い食材を買いたいけれど栄養も気になる!」と悩みますよね。

安い食材で料理をしようとすると、炭水化物や油が多い食生活になりがちです。献立を考える際に野菜や肉魚などのたんぱく質がとれているかを確認するようにしましょう。夕飯で炭水化物が多くなりそうな日は朝食に野菜たっぷりの汁物をつけるなど、バランスを取ることが大切です

節約を意識するときには、「牛肉を鶏肉にする」「葉物野菜が高いから根菜に変更する」など肉は肉、野菜は野菜で金額を抑える工夫をしましょう。

体を作る大切な食事なので、無理な節約をして病気になってしまっては意味がありません。

4人家族の生活費で節約できるものを探す

節約と言われても「何をしたらいいのか全然わからない!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。節約術には、すぐに削れるものと手間がかかるけど大きく削れるものがあります。

例えば食費や日用品費などは、まとめ買いや在庫を把握することですぐに削ることができます。毎日の生活で意識して買い物するだけでできるので、簡単にできる節約術です。

一方、保険の見直しや住宅ローンの借り換え、スマホや光熱費の契約会社の変更などは行動するには少し億劫でハードルが高く感じますが、大きく料金を削ることができます。こちらは一度行動することでその後は何も意識しなくても料金を減らすことができる節約術です。

使っていないサブスクを解約することも、一度行動することで金額を減らすことができます。

電話料金やネット回線等の通信費

通信費の削減に一番の方法は格安スマホへの乗り換えです。我が家は、夫婦のスマホ2台とタブレット1台、パソコン1台を所有しているのですが、スマホはpovoというauが提供する格安プラン、タブレットは楽天モバイルを利用しています。

料金比較

povoの料金は、私も夫も月々3,000円弱(通信料+通話料+機種代)です。以前大手キャリアのプランを利用していた時はそれぞれ月々8,000円ほどかかっていましたので、夫婦二人で約10,000円の節約になりました。UQモバイルを利用していたこともあるのですが、UQモバイルは店舗で説明を受けることができるので機械にうとい私でもスムーズに手続きができました。佐世保市内でも一部店舗で取り扱いがあります。

取扱店

佐世保五番街内auショップ…UQモバイルイオン大塔店…イオンモバイル

きっと「安いとは知っているけど、何をどうしたらいいかわからない」という方も多いですよね。最近は店舗も増えていて、自分に合う会社を比較サイトで調べた後お店の方に話を聞きながら手続きをすることができるので安心です。

水道・電気・ガス等の水道光熱費

数年前から電力・ガス自由化により、会社を自分で選ぶことができるようになりました。会社によって電気やガスの品質が変わることはないので、比較サイトを使い自分の家庭ではどの会社が一番安く利用できるかを調べてみましょう。毎回プラグを抜くというような小さな節約より一度行動するだけで出費減になるのでおすすめです!

車両や保険等の自動車にかかる維持費

長崎にお住まいでしたら、車を所有している方は多いですよね。
車の維持費はご存知ですか?
我が家のミニバンは、車両費・家の駐車場代を抜いて年間約20万円かかっていて驚きました。ガソリンをセルフスタンドで入れる、などはすぐにできる節約方法です!自動車保険の見直しや家族の変化を考え軽自動車へ変えるなど、大きく出費を減らすこともできますのでぜひ検討してみてください。

生命保険等の保険料

知らず知らずに払いすぎているものの一つに生命保険料があります。若いころ知識もないとき、言われるがまま加入した保険はありませんか?
自分にはどれくらいの保障が必要なのかは、家族構成やライフプランで異なります。ファイナンシャルプランナーの方や保険会社でシュミレーションしてもらい、今の自分に必要な保障を知ることから始めてみましょう。

ライフプランニング

去年私は佐世保市内にあるFPコンサルタント主催の「お金のセミナー」を受けて、ライフプランニングをしていただきました。90才くらいまでのお金の流れを具体的に示してあり、今どんな保障がどれくらい必要かを知ることができます。保険のことが気になる方や漠然とした不安があるという方はぜひ相談してみてはいかがでしょうか?私は気になっていた医療保険を、掛け捨てではない貯蓄型の保険に切り替えることができました。

取扱店

ほけんの窓口…佐世保五番街店ほけんの110番!佐世保四ケ町店

ひと工夫。無理せず続ける4人家族の私がやっている節約術

地道な節約で少しでも手元にお金を残す

しっかり家計簿をつけて家計管理をする

家計管理の基本の一つに家計簿をつけることがあります。
私は月々の出費管理にアプリを使い、「Zaim」で食費やレジャー費などの財布から出ていくお金「カナヘイのストーリー×お金管理アプリ」で習い事や電話代など口座から引き落とされるお金を管理しています。年度末には自作している表にパソコンで年間収入と年間支出を入力し、収支がどうだったかを確認しています。「家計簿は続かない!」という方は、ノートにきっちりと書く必要はありません。アプリを利用したり、カレンダーに使った金額を記入することから始めてみてください。

ふるさと納税を活用することで返礼品を受け取る

実質2千円の支出で豪華な返礼品をいただけるふるさと納税を利用している方も多いのではないでしょうか。私もいくつかの自治体に寄付をして返礼品をいただいています。去年は佐世保市へ寄付をして、名物佐世保バーガーをいただきました!佐世保バーガー本店のバーガーは冷凍で届くのですが、作り方もしっかり書いてあるので家にいながら贅沢なランチを楽しめました。
ふるさと納税で節約して佐世保バーガーを食べる
佐世保市は過去最高の730点の返礼品があるそうですので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。ただ住んでいる自治体への寄付は可能ですが返礼品はもらえないので注意が必要です。

ポイントを貯める電子マネーやキャッシュレス

クレジットカードでポイントを貯めている方は多いですよね。最近はCMでもおなじみの電子マネーを活用してポイントを貯めることもメジャーになってきました。私はクレジットカードの他にpaypay(ペイペイ)を主に利用しています。paypayで貯めたポイントは買い物で利用することもできますし、資産運用をすることもできるので「投資に興味があるけど不安!」という方へもおすすめですよ。

まとめ

今回は、食費節約を始めとした、無理なく続ける節約のひと工夫をお伝えしました。物価が上がり続けている、そんな今だからこそ上手に節約して大切なお金を有効的に使っていきたいですよね。

極端な節約をして健康を害したり家族が我慢してばかりだと、生活が楽しくなくなってしまいます。今回ご紹介した節約術には「簡単にすぐできる節約」から「行動するハードルが高いけど効果が大きいもの」など様々ありました。

人それぞれ自分に合う節約術は違うので「やってみようかな!」と思えるものから始めてみましょう。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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