住まいが心と体の健康を守る!
コロナ禍で私たちの価値観は大きく変わりました。
リモートワークが増え、家にいる時間を充実させようと観葉植物を置いたりお気に入りの生活雑貨や長時間座っても疲れない椅子を購入したりして、住環境を見直した方も多っかたのではないでしょうか。
あなたにとっての理想の家は?
- 「一年中快適なリビングで、毎朝ヨガをする」
- 「海が見えるバルコニーでお茶を飲みながらのんびり読書する」
- 「アレルギー症状が改善し、家族が健康で過ごせる」
- 「ストレスなく、楽しんで家事ができる」
そんな暮らしを実現させてくれる家が、私の理想です。
都会的でスタイリッシュな住宅も素敵ですが、ナチュラルな、どちらかといえば穏やかな時間が流れるのんびりスローな生活を望んでいます。
ところが現実は、
夏場はエアコンの効きが悪く、室内に居てもなかなか涼しくならない。じめじめした空気も漂っています。
冬場は毎朝、家中の窓の結露拭きに始まります。真冬のトイレや浴室は非常に寒くかなりのストレス。我が家は、断熱性能や気密性に問題がありそうです。高齢になった時のことを考えると不安は募ります。
使い勝手の悪い家事動線、低いキッチン、暗い玄関、匂いの気になる洗面所やトイレ…改善したいところを挙げればきりがありません。
あなたにとって、理想の家は?
健康住宅とは
健康を語る上で、実は住宅が心身の健康に深く関わっていることがわかってきました。
健康住宅とは、住む人の健康維持はもちろん、家そのものや環境にも配慮した住宅のことで、安全で快適な居住空間の中で、心身ともに健やかな毎日を送り続けることができる家のことをいいます。
具体的には、有害物質の心配がなく、全ての室内が快適な温度であることなどが健康住宅の条件に挙げられます。
- 「冬の風呂場は寒いのでお風呂に入りたくない」
- 「2階の部屋は夏場暑くて昼間に上がりたくない」
- 「夜中のトイレは寒くて行きたくない」
など
室内の温度差による問題もまた、住む人の行動の妨げ、健康を損ねる原因となりえます。
そこに住まう「人」が病気にかからないことはもちろん、結露が発生しにくい材質や体に悪い影響を及ぼさない素材を使う、夏に涼しく冬暖かい住環境を維持するための優れた断熱材を使用する、環境にやさしい持続可能な住まいを実現させてくれる…
そんな住まいを一緒に考えてくれるハウスメーカーや工務店との出会いが、理想の家づくりの第一歩であることは、間違いなさそうです。
モデルハウスに探しに行こう!
実現したい生活を具体的に考えていくと、理想の住まいが明確になってきました。
理想の住まいの形が見えてくると、工務店やハウスメーカー選びも絞られてきますね。
佐世保市内やその近くにも理想の家を実現させてくれる「家づくりのプロ集団」がいくつもあります。
まずはモデルハウスをじっくり見て、工務店の人と直接話をしてみるのも理想の住まいへの近道かもしれません。
それぞれの会社の特徴や雰囲気がその場で確認できますし、光や風の取り入れ方、断熱材の種類、家事動線の作り方など、その場で見ながら質問できるのもモデルハウス見学の利点です。
安心して任せられる工務店を選びたいですね。
ZEH・これからの家づくりで知っておきたいこと。
国は、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ実質ゼロにする)の実現に向けて、新築住宅を建設・購入する人への補助金事業などを実施しています。これから住宅を建てたい、購入したいという人はZEH(ゼッチ)を知っておくとよいかもしれません。
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことで、家庭で消費するエネルギーと創るエネルギーが差し引きゼロになる住宅を意味します。特に家の断熱性能を高めることによって、光熱費が削減されるだけでなく家族の健康改善が見込めることが大きなメリットといえます。
参照HP:(一社)環境共創イニシアチブ
ZEH補助金について
また住宅金融支援機構の長期住宅ローン【フラット35】Sの基準が、2022年10月以降の設計検査申請分から見直されます。新築住宅にも中古住宅にも「ZEH(ゼッチ)」区分が新設され、条件を満たせば当初5年間は0.5%、6年目から10年目までは0.25%の金利が引き下げられます。
参照HP:フラット35
【フラット35】S(ZEH)
後悔しない家づくりを
実際、健康な住宅に住んでいる人は健康であることが多いという調査結果や、健康住宅への転居で健康が改善した例も報告されています。また、自然素材や断熱効果の高い健康住宅は、環境にやさしくエコであり持続可能な生活を実現させてくれることも忘れてはなりません。
家は、家族とともにかけがえのない時間を過ごす大切な場所。大きな買い物ではあるけれど、長い目で見れば人生を豊かにしてくれる大事な要素になり得ます。
家づくりは、信頼できる工務店やハウスメーカーとしっかり相談して決めましょう。
そして、補助金などを上手に活用しながら、ライフスタイルや家族構成、暮らし方に合わせて、自分たちに合った住まいを実現させたいですね。