住まいリング させぼ

21たいらいさおさんライブ・ワイワイさん

佐世保出身・たいらいさおさんのアニソンライブで大感動!プロの世界を体感!

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1976年に歌手デビューし、3代目うたのお兄さんを経て、アニソンや童謡の世界でも活躍するたいらいさおさんは、言わずもがな佐世保出身。「佐世保バーガーソング」や「美しき天然」など、佐世保ゆかりの曲もたくさんリリースされています。そんなたいらさんの凱旋ライブがあると聞き、今回参加させていただいてきました。アニソンライブは初ですし、ライブ自体に行くことが久々とあって、どきどきワクワクです。

会場となるのは、きらきらフェスティバルのイルミネーションに彩られる島瀬公園前の「YY(ワイワイ)貿易」。週末のステージイベントが行われているにぎやかな公園を通りぬけ、お店の階段を上っていくと、そこはライブ前特有の少しの緊張感と高揚感が漂っていました。

たいらいさおさんライブ店内

アニソンライブで大感動!

アニメや映画グッズなどで埋め尽くされた店内の奥、島瀬公園側に面した場所がライブスペース。用意された椅子には、すでに座って待っていらっしゃる方々の姿が。せっかくなのでお話をお伺いしたいとお声をかけさせてもらったところ、皆さん本当に快くお話をきかせてくださいました。

たいらいさおさんのファンと_まっちゃん

まず親子で参加されていたのは「まっちゃん」さん22歳。春日小学校時代、スクールコンサートで訪れたたいらさんの歌に感激して、それ以来のファンなんだそうです。

たいらいさおさんコンサートでファンと

そしてヒーローポーズを決めてくださった「美杜 護(みもり まもる)」さんは、今回熊本から参加。昼のライブにも参加されたそうで、車の中でアニソンを聞きつつ、朝早くから出発されたそう。そしてこの方の肩書は「アニソン推進委員会 ホワイトぐみ 九州支部 支店長代理」。つまり、かなり本格的なアニソンファン。もともと関東に住まれていて、その際はよくアニソンライブに参加されていたそうですが、長崎でのたいらさんのライブは今回が初めてとのこと。こんな熱心なファンがこのライブにいてくださると、なんだかこちらも心強くなってきます。

お話をお伺いしているところで、いよいよライブスタート。たいらさんの登場です。穏やかな表情でありながら、エネルギッシュな大きな瞳が印象的で、やっぱりオーラが半端ありません。ライブはそんなたいらさんのトークで幕を開けました。

21たいらいさおさんライブ・ワイワイさん

やはりこのコロナ禍の中、たいらさん自身も最後にライブがあったのは1年10カ月前。今ようやくイベントが動き出したということで、その再スタートを地元・長崎で、そしてこの佐世保で始められたそうです。地元民としてはとても嬉しいことですね。

そしてトークは、アニソンとしてのデビュー曲の話に。1980年(昭和55年)に放送が開始された「無敵ロボ トライダーG7」です。歌のお兄さんを退任されてから声がかかり、アニメのあらすじを教えてもらってから歌ったことなど、そこまでのいきさつを語ってくださるたいらさん。観客の期待が高まる中、いよいよオープニングの曲へ。

21たいらいさおさんライブ・ワイワイ貿易さんにて

にこやかに歌いだしたたいらさんのその声は、張があってつややかで、みずみずしくてのびやかで…。「プロは違う!」と一瞬で思わせてくれる素晴らしいものでした。アニソンにそんなに精通していない私でも「これぞアニソン」というパワーを感じ、ずっと歌ってこられた努力の方なんだろうなと、すぐさま尊敬の念が芽生えましたよ。たいらさんが生み出す「アニソンパワー」は、一気にその場を盛り上げていきました。

21たいらさんアニソン熱唱・ワイワイ貿易さんにて

その後も、オリジナル曲からカバー曲、懐かしのアニメソングなども歌ってくださり、どれも曲の合間合間で、その歌の裏話や、その歌に関わった方とのエピソード、歌への思いなどを話してくださるので、たとえ知らない歌でもワクワクして楽しめます。特に人気曲でもある「伝説巨神イデオン」のオープニングテーマ曲「復活のイデオン」に関する作曲家・すぎやまこういちさんとのエピソードは、ここで聞けて良かったなと思うものでした。

かっこいいジェスチャーとともにたいらさんが創り出す世界観に会場丸ごと包まれ、まるでタイムスリップしたかのよう。年齢を忘れて心から楽しめる時間となりました。

21たいらいさおさんサイン会

熱気あふれるライブの後は、そのままサイン会へ。お持ちのCDや、現在発売されているたいらさんの「夢・愛・平和」「もう一度会えたなら」のCDを片手に並ばれたみなさんは、たいらさんとの会話も含め、とても嬉しそう。そんなみなさんにもインタビューさせていただきました。

21たいらいさおさんサイン会・ちーちゃんさん

保育士をされている「ちーちゃん」さんは、現在発売されているCDにサインをもらってこの表情♪昔、童謡コンサートで共演したことからファンになられたそうで、これまでもたいらさんのライブには参加されてきたそうです。

「佐世保バーガーソング」と「復活のイデオン」のCDにサイン

そして持参した「佐世保バーガーソング」と「復活のイデオン」のCDにサインしてもらったのは、今回がライブ初参加という「西コウ」さん。46歳の西コウさんにとって、たいらさんは「おかあさんといっしょ」の記憶が強いそうですよ。

21たいらさんサイン会・川棚から

そして川棚から参戦のブルースさんは53歳。アニメ好きのブルースさんは、よく訪れるここYY貿易でこのライブを知り来られたそう。

21たいらいさおさんのサインを手に!

最初にインタビューしたまっちゃん親子も美杜さんも、もちろんサインをもらわれていました。

たくさんの人の嬉しそうな顔を見てこちらも嬉しくなりましたが、なによりこんなに人を勇気づけ、笑顔にできるたいらさんは本当にすごいなと、つくづく尊敬。今回ありがたいことに、たいらさんにもお話をお伺いさせていただくことができました。

21たいらいさおさん・佐世保へのメッセージ

ーーー まずたいらさんの歌に本当に感動しました。生きた歌というか…みずみずしいというか。

『ありがとうございます。できるだけ当時のままのキー、当時のままの歌い方をキープするようにしています。みなさんの思い出を壊したくないですからね。』

ーーー それには大変な努力がいるのではないですか?

『継続が大切というのはもちろんありますが、当時の気持ちなどを踏まえ<原点の曲を聴く>ということもあります。』

ーーー 一曲一曲の表現力が本当に素晴らしくて、プロのステージを見せていただいたという感動があるのですが、それを生み出せる秘訣はなんでしょう。

『歌うということは、何かを伝える、表現することでもあると思っているので、そう言ってくださって嬉しいです。今回歌ってはいませんが、例えば童謡は<その歌が伝えようとしていることを表現できるか>という自分との戦いでもあるんですね。短い言葉・簡単な言葉の中に、実は深い哲学があって。ある種の責任も感じながら、毎回チャレンジする気持ちで歌っています。』

ーーー プロがプロたる所以ですね。歌手になるきっかけはなんだったのですか?

『そもそも家族みんなが歌が好きで、いつも家で誰かが歌っているのが普通だったんです。佐世保での高校時代もギター1本でみんなで歌ったり。それでも自分は歌手になるつもりはなかったんですよ。俳優になろうと思って文学座の研究所にいましたから。しかし、兄(平浩二)の事もあって、スカウトされたのがきっかけです。』

ーーー 佐世保での思い出の味はなんですか?

『うどんですね。立石うどん。ラーメンも食べていましたが、今は当時のお店がいろいろなくなっていて、寂しいなと感じているところです。』

ーーー 最後に佐世保の方へのメッセージをお願いします

『大変な状況にいらっしゃる方もいると思いますが、乗り越えられない苦難はない。明日を信じて頑張っていきましょう。』

終始丁寧に対応してくださったたいらいさおさん。長年第一線で活躍しているにも関わらず、常にファンのことを考えられ、関わってきた人たちに感謝をし、自身の努力も怠らない姿に、とにかく感動し、尊敬し、一気に大ファンになりました。

現在たいらさんは、永遠のテーマである平和を祈る気持ちがこもったアルバム『夢・愛・平和』を発売中。たおやかなたいらさんの歌声が胸に響く名曲ぞろいです。今後またいつか佐世保に来られたときは、アニメファン、童謡ファンのみならず、ぜひ足を運ばれて、たいらさんのステージを体感されてくださいね。

たいらいさお 公式ホームページ
▶︎http://tairaisao.com/

たいらいさお YouTubeチャンネル
▶︎https://www.youtube.com/channel/UCPsHxhjotcFlpvuyB0elMUg

Twitter
▶︎https://twitter.com/heichan_isao

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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