
魚雷発射試験場跡
佐世保近郊には、旧海軍関連の建造物が数多く残されていますが、これほど「むきだしの姿」の場所は、そうありません。




1918年に開設されたこの場所は、魚雷発射試験場であり、魚雷艇訓練所でもありました。このあたりは太平洋戦争当時、旧海軍の重要な軍事施設だったということです。



どんな方たちが、どんな思いでこの場所で過ごしていたのかと、ここに来れば想像せずにはいられません。海風にさらされながら100年以上建ち続け、いまだ力強い風格を放つ建物たちが、少しずつ朽ち果てていく現在の姿。
この光景をカメラに残そうと、遠くから訪れる人々の姿が、この日もありました。
こうした当時の軍事施設の多くは撤去されてしまいましたが、今もなおその姿を剥き出しのまま残している遺構周辺。
宅地開発などはされておらず、豊かな自然も残っているので、ちょっとした旅行気分で訪れてみるのも良さそうですね。
魚雷発射試験場跡 | |
住所 | 〒859-3617東彼杵郡川棚町三越郷片島 |
駐車場 | あり |
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