住まいリング させぼ

3世代で楽しめる♪リニューアルされた公園や穴場の絶景スポットも☆ ~佐々町・皿山公園付近~

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今年は早い梅雨入りだったせいか、爽やかに晴れ渡る週末も続きますね。コロナ禍でまだまだ遠出はできないけれど、佐世保近郊にも友達や家族とお出かけしたくなるところがいっぱい。ずっと前に行ったことがあったとしても、実はリニューアルされていたり、季節によって違う表情が見えたりと、新たな楽しみ方を再発見するかもしれません♪

今回は、ちょうど見ごろを迎えた菖蒲が美しく咲いていた皿山公園付近にでかけ、山頂まで登れる遊歩道にもチャレンジ!自然を満喫して、気分もリフレッシュできるので、梅雨の晴れ間、帽子をかぶってスニーカーを履いて、お弁当もって出かけませんか?

メダカにアメンボ。初夏には蛍も飛び回る「菖蒲公園」

その名が公園の名前に付くとおり、ここ皿山で有名なのが、毎年5月下旬から6月に見ごろを迎える菖蒲の花。皿山公園の駐車場に付いたら、建物に向かって右手に向かいます。

最初に見えるのは小さな橋。欄干に蛍のモチーフがあるように、ここではまもなくゲンジボタルが飛び交います。この小さな川の名前は市瀬川。もともと美しく澄んだ川ですが、ホタル再生プロジェクトが実行されていて、地域の方々が清掃・管理されているそうです。

橋を渡るとすぐ目の前に広がるのが、約2万本の菖蒲。実に圧巻の景色です。居合わせた地元の方が「まだまだやね~って言いよったら、いつのまにかあっという間に咲いたとよ~。今年は満開になるのが早かったかもね」と教えてくださいましたが、まさしくこのとき(5月下旬)が見ごろ。コロナ禍でなければ、毎年この時期にしょうぶ祭りが開催されているのですが、去年も今年も中止に。祭りが開催されているときは、竹灯篭が灯されて、夜でも楽しめるんですよ。

菖蒲の間を縫うように遊歩道が整備されているので、すぐ近くで花を見ることができます。

白いものから淡い紫、艶やかな濃い紫など、色んな表情を見せる菖蒲たち。優雅で気品漂う佇まいには、惚れ惚れしてしまいます。ふと、菖蒲を囲む水辺に目をやると、

大きな鯉や群れで泳ぐ小さなめだか、その上をスイスイ通り過ぎるアメンボなど、生き物がたくさん!蝶やトンボも飛び回っていて、さながらリアル生物図鑑のよう。お子さんたちはきっと喜ばれると思います。

 

名産品が手軽に♪苗や野菜も豊富「佐々皿山直売所」

広い駐車場の奥にある直売所。やっぱり寄らないわけには行きませんよね。

入り口には、花や野菜の苗たちが。

実がつき始めたブルーベリーの木もありました。ここまで実がついているなら安心♪あと少し家で育てたら、もぎたてのブルーベリーが食べられそうです。

店内には、旬を迎えた地元の野菜たちや

小佐々町の海産物などがあって、スーパーに行かずともここだけで買い物が終わりそうです。そしてこの日私が買って帰ったのは、お気に入りのこれ。

佐々の山の上で有機栽培されたお茶です。農薬を使用せず育てられた北村製茶さんのお茶は、風味が強くて美味しいんです。直売所だけあって、家で飲むのにちょうどいい価格も嬉しい限り。そのほか、パンやスウィーツなども販売され、ソフトクリームも食べられます。個人的にはここの焼き芋がおすすめなので、ある時期であれば試してみてください。

佐々皿山直売所
北松浦郡佐々町鴨川免351
0956-62-5580
9:00~18:00
<休館日>お盆(8月13~15日)・年末年始(12月31日~1月5日)

 

昨年リニューアルされて、より楽しくオシャレになった
「ファミリーゾーン」

 

先ほどの駐車場から出て、少し奥に進むと、小さいお子様や小学生、いや、大人でもテンションがあがりそうな場所があります。右手に見える駐車場に車を止め

今度はこの橋を渡ります。欄干の菖蒲と蛍は、まさにこの場所にピッタリのデザインですね。

この川の横には遊歩道があるので、蛍鑑賞をゆっくり堪能できそうです。そしてたどり着くのがここ

トイレも立派で安心なファミリーゾーンです。昨年3月に遊具がリニューアルされて、なんだかオシャレ。思わずたくさん写真を撮りたくなるような場所ですよ。

まず正面に現れるのが、屋外の公園には珍しい、小さいお子さん用の場所。サークルがあるので安心して見守れます。

その先にあるカラフルな遊具たち。この青いポップなものの正しい使い方は分かりませんでしたが、遊具自体は小学生を対象にしたアスレチック仕様になっています。

ツイストスライダーという滑り台の上にも、菖蒲がデザインされているなんてカワイイ!

サイドには、いま大人にも人気のボルタリングが。身体全身を使って、楽しく運動できますね。次はどこまで登れるか、また遊びに来る楽しみができそうです。

さらに奥に進むと、ちょっとした山登りのような階段が…。ある意味ここが、この公園のメインイベント。一昨年リニューアルされた、全長51mのロングスライダーの上り口なんです。

横から見ると、こんな感じ。かなりの迫力で、大人でもチャレンジしたくなりますね。小さなお子さんでも可能ですが、必ず大人の方の付き添いをお願いします。

木々に囲まれて、緑いっぱいの公園だけに、鳥の鳴き声や綺麗な空気にも癒されます。公園の隅でお留守番をしている虫カゴの中には、蝶が2匹入っていましたよ。

 

窯焼き体験や陶芸教室も「皿山窯」

 

公園の入り口まで戻り、少し進んだ左側、

このアーチを抜けて進んでいくと

さらにこんな光景が広がります。皿山公園って、本当に広い場所ですね。小さいお子様用の安全な遊具が置かれた広場が、ここにもあります。

そして見えてきた建物は「皿山窯体験施設」。そもそもこの地の名前は「皿山」。三川内からやってきた陶工たちが、窯を開いていた場所です。この窯に身分をかくして住み込み、3年かけて磁器製作の秘伝を盗んだという加藤民吉が、後に尾張国・瀬戸に持ち帰って作った磁器が「瀬戸焼」になったという「民吉伝説」なるものが残る場所なんです。ここでは再現された登り窯を用いて、年に2回の窯焚き体験のほか、専門家の指導を受けながら、土こね、ろくろ、絵付け、着色など陶芸全般の本格的な体験ができるんですよ。佐々町外の方でも、体験や教室に通えますので、詳しくはお問い合わせください。

皿山窯体験施設
0956-62-6772

今こそ行きたい!日常を離れた天空の場所

 

せっかく皿山公園まで来たのだから、分かれ道にある看板を見て、気になっていた場所へ行ってみることに。

この写真では見えにくいですが「古川展望所 約2.4km」と書いてあります。歩き疲れていましたが、車で行けるなら楽勝です。

途中、ため池でしょうか。まるで静かな湖畔のような場所が現れ、ドライブ気分が盛り上ります。

木々に囲まれた道での木漏れ日も、なんかいい感じ。

途中いくつか分かれ道がありますが、看板にしたがっていけば大丈夫。どうやらあと少しのようです。

駐車場と書いてある場所に着いたのですが、どこにも「展望」する場所がありません…。って、この階段を登るんですか?271段??歩きつかれてヘトヘトでしたが、ここで引き返すという選択肢はありません。杉の木に囲まれた階段ですが、きちんと整備され、歩きやすくなっています。どこからともなく聞こえてくるホトトギスの声が、背中を押してくれます。

緩やかな階段で登りやすく、思った以上に早く登りきったな♪と思ったら、そこは本格的な遊歩道との、ただの合流地点。ここからは…

こんな階段が待ち受けていました。先ほどまでの階段は、やはりずいぶんと優しいものだったんですね。気合を入れなおし、空が見えないほど周りを取り囲む木々と、地面に生い茂るシダ植物の出す新鮮な空気を、ハァハァとたっぷりいただきながら、登った先に

念願の、広い空と展望台が見えました。最後の力を振り絞り、そこから見えた景色は

佐々の町並みはもちろん、相浦方面、遠くは俵ヶ浦半島まで望む絶景。

吉井町方面も佐々川の形がよくわかり、あれが世知原町まで続くんだな、などと感じて感動です。

そして私が何より私が感動したのは、それまで、風が揺らす草木の音と鳥の鳴き声しか聞こえなかったはずが、ここに来たとたん、町の色んな音が聞こえだしたこと。佐々中学校の音楽室から聞こえてくる楽器の音。清峰高校のグラウンドで部活に励む声。松浦鉄道の列車の音と、それに伴う踏み切りの音。空からは飛行機の音が、道路からはバイクの音が聞こえてきます。

不思議なことに、沢山のその音たちがどこからやってくるのか、ひとつひとつ、とてもよくわかるのです。空中を飛び交う、人々の生活音が、自分の今いる場所の静寂を余計に感じさせてくれるようでした。

景色と共に、しばらくその不思議な感覚をたっぷり味わって、登ってきた疲れなどすぐ忘れてしまい、それどころか、普段山登りなどしない私がこんな経験をできるのも、ここを整備してくれた誰かのおかげだなと、そこにあった竹ぼうきを見ながら感謝しました。

マスクの要らない山の中の天空の場所、行けばあなたも何か感じることがあるかもしれません。

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