壁紙にも使える!「貼ってはがせる」便利なアイテム Part2

暮らす

9月も半ばを過ぎ、朝夕に肌寒さを感じるようになりましたね。
季節がうつろうスピードの速さに戸惑いながらも、店先に並ぶ秋の味覚を楽しんでいます。
今回は壁紙に穴をあけずに【貼れる】し、簡単に【はがせる】し跡もつかないフックをご紹介いたしますね。

賃貸の壁に釘を打つのって……

先日、一人暮らしの長女が引っ越しをしました。
娘から『時計を掛けたいけれど、壁に穴をあけたくない。どうしたらいい?』と相談がありました。

実は娘が契約したお部屋は、退去する時の原状回復の費用をすっごく請求されそうな契約条件でした。
私がそれに気づいたのは娘が契約した後の事。
もっと早く重要事項説明書に目を通しておけばよっかたのか!?と25歳にもなる娘のことを気に掛ける親バカな私です。

賃貸住宅の契約条件は、住む地域の不動産業界の慣習もあって一概には言えないのですが、私的には??と感じる記載がありました。(現在不動産屋さんでも働いており、賃貸専門の部署のため、宅建を持つ私は重説する時もあります)
ですが、特約として記載されている以上、請求された場合には支払い責任が生じます。
まぁ交通の便等の立地がメチャ気に入って契約した物件なので、いたしかたありませんね。
そんな物件なので、壁に傷をつけるのは細心の注意が要るのです。

壁に穴をあけずに済むアイテム

娘からの相談を受けて、早速おススメしたのがコチラ↓


※耐荷重が左から500g・1kg・2kg
(株)清和産業さんの【くりぴた?フック壁紙用】
新素材接着剤を使用した壁紙用のフックで、壁紙を傷めず貼りはがしができるんです♬

もう何年も前になりますが、福岡で開催された【賃貸住宅フェア】に行った時の事。
(株)清和産業さんが出展されていて、そこで壁紙に取り付けたフックをはがす体験をさせて頂きました。
本当に!?と半信半疑で試した結果、壁紙付いている接着剤が簡単にはがせてビックリ!!
それ以来、我が家では何かと使用している便利なアイテムなのです。
もちろん、お片づけのお客様宅で使用したりおススメしたりしています。

時計を壁に取り付けるには

つい最近の我が家では、コロナ渦の生活様式の変化に合わせて2階の1部屋をネット部屋に模様替え。
その部屋には時計がありませんでしたので、今回取り付ける事に。

築20年の我が家の別の部屋では、今までに何度も時計を買い換えたため、その度に釘を打つ位置も変わり、壁が穴だらけになっているんですよね(泣)

なので、今回は釘を打つのはやめて【くりぴた?】を使用する事にしました。

・フック裏面にしっかり接着剤を付けて
・壁に押し付ける

この時に多少はみ出たって全然気にしないでね。

完全に乾いた後なら、簡単に取り除けます(^^♪

ダイソーで見つけちゃったモノ

今回ご紹介した【くりぴた?】にそっくりな商品がダイソーで売られていました。

ダイソーでは形状が1種類のみで、耐荷重別の3サイズの販売です。

一方、(株)清和産業さんでは4種類、耐荷重別の3サイズに加えて白と半透明の2カラーがあります。

また、(株)清和産業さんでは接着剤のみの販売もしているので、フックの再利用が可能です。
とは言っても、接着剤だけをわざわざ購入するよりも、ダイソーでフック付きで購入した方が安あがりかもしれません……(汗)

壁に物を掛ける時の注意事項

現在の家には新築で引っ越してきて、リビングにはちょっと大きめの時計を取り付けました。

新しい家なので壁には思いっきり釘など打つ勇気もなく、小さな穴しかあかないフックを使用。
すると、しばらくしてその時計がフックともども落下して、時計のガラスが割れてしまいました。
その壁下地は石膏ボードが使用されており、ビスや釘が簡単に抜けるような壁だったのですね。
ガラスの破片が飛び散って後片付けも大変でしたが、修理に2万円近くかかったのを覚えています。

以上のコトを踏まえて、私からのアドバイスです。

★耐荷重は要チェック!

特に高価な物を掛ける場合には、落下の衝撃で破損する可能性を考慮して取り付けて下さいね。
地震などの自然災害時には物の重さ以上に過重されてフックに負荷がかかります。
そんな点も考慮して、フックの数を増やす等の対策を講じて下さいね。

※2個のフックを使用して、耐重量を補強しています。

★壁の下地も要チェック!

壁下地が石膏ボード等場合には、柱部分をに取り付けたり下地の補強をするなどの対策をしっかりして下さいね。

住まいに一番大切なのは【安全性】

壁の穴を避けるのか、モノの落下の危険を避けるのか。
悩むところですが、住まいに一番大切なのは【安全性】ですよ。住居は安心して過ごせる場所でないとね。

壁に物を掛ける時には釘やフック一つでも、優先順位を決めて総合的な判断が必要です。
そんなこと考えてたら、なんか面倒臭くなっちゃいそう!?
でもまぁ、貼り直しできたり、壁に傷を付けず簡単にはがせるアイテムがあるのだから、思い切ってお試ししてみませんか?
上手くいかなかったり、失敗かも!?と感じても、模様替えでもする気持ちで取り組んでくださいね。

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前回の記事:壁紙にも使える!【「貼ってはがせる」便利なアイテム Part1】

「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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