佐世保に住んでいる方は
「佐世保のお土産や名産品といえば?」と聞かれたら何を選びますか?
みなさんそれぞれに「これだ!」と思い浮かぶものがあるのではないでしょうか?
県外から佐世保を訪れた方へ、
佐世保民おすすめのお土産や名産品を参考にして欲しく、
佐世保市近郊に住んでいる方300名に
「県外の方に贈りたい!お土産に持っていきたい!佐世保の銘品は?」
「佐世保おすすめの名産品は何ですか?あなたが一つ選ぶなら?」
という2つのアンケートを実施しました。
気になるランキング結果はこちらです!
【県外の方へ贈りたい!お土産に持っていきたい!銘品】
赤い風船のはなかご 95(男性34/女性61) 31.67%
九十九島せんぺい 91(男性50/女性41) 30.33%
カステラ・丸ぼうろの菓子類 70(男性27/女性43) 23.33%
ぽると 60(男性31/女性29) 20%
かまぼこ・干物などの水産加工品 57(男性29/女性28) 19%
県外の方へ贈りたい、お土産にしたい銘品の1位は僅差で「赤い風船のはなかご」でした!2位の九十九島せんぺいと並んで、佐世保に昔からある馴染みのお菓子ですね。佐世保に住む方ならば一度は食べたことがあるお菓子ではないでしょうか。
【佐世保おすすめの名産品】
九十九島かき 114(男性65/女性49) 38%
西海みかん 64(男性18/女性46) 21.33%
長崎和牛 44(男性19/女性25) 14.67%
世知原茶 17(男性10女性/7) 5.67%
いちご・ゆめのか 15(男性6女性/9) 5%
名産品では九十九島かきがトップでした!佐世保の名所の一つである九十九島だからこそ捕れる九十九島かきは自慢の一品ですよね。これからの季節がおいしいかきは、酒蒸しや鍋料理で食べるのが楽しみですね。2位の西海みかんは女性からの支持が高く、果物好きの女性に人気のようです。
今回はランキングに入ったお土産・銘品、名産品についてまとめました。
手土産に迷う時や佐世保の味を楽しみたい時の参考にしてください!
目次
赤い風船のはなかご/お土産
1968年から佐世保市のお菓子として販売されている赤い風船のはなかご。パッケージの袋や箱は花の模様がとてもかわいらしく、手土産としてとても人気のお菓子です。モンドセレクションで金賞を受賞しており、シンプルだけど奥が深い味わいで佐世保のお菓子としてロングセラー商品です。
はなかごはバターとアーモンドプードルを使った風味豊かなフィナンシェです。国産小麦粉を使用した生地の表面をじっくりと焼き上げたフィナンシェは焦がしバターの香りが癖になります。
カカオ分65%クーベルチュールチョコレートを使用したはなかごショコラもあるので、お好みに合わせて選べることも嬉しいポイントですね!はなかごショコラはシックなパッケージで贈り物にも人気の商品です。
赤い風船のはなかご/イオン大塔店
住所 | 長崎県佐世保市大塔町14-2 |
電話番号 | 0956-27-2117 |
営業時間 | 9:00〜21:00 |
休日 | 無休(イオン大塔ショッピングセンターに準じる) |
サイト | https://www.99grp.co.jp/brands/akaifusen/ |
九十九島せんぺい/お土産
2021年、販売開始から70周年を迎える九十九島せんぺい。テレビCMのメロディが頭に浮かぶ方も多いと思います。
パリッとした食感の九十九島せんぺいは縁起ものである亀のこうらにヒントを得た六角形の形が特徴で、上に乗っているピーナッツは九十九島の大小の島影を表しているそうです。まさに佐世保の特徴を表したような縁起のいいお菓子ですね!
せんぺいの上に書かれている「九十九島」という白い文字を「内祝」や「誕生」などのオリジナルの文字に変更することができるオーダーメイドせんぺいもあります。結婚式の引菓子や子どもが生まれた時の挨拶などにも利用できて嬉しいですね。
九十九島せんぺいは2010年モンドセレクション最高金賞を受賞しています。
九十九島せんぺい本舗
住所 | 長崎県佐世保市松浦町2-21 九十九島ビル1F |
電話番号 | 0956-22-9109 |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
休日 | 毎週日曜日と元日 |
サイト | https://www.99grp.co.jp/brands/senpei/ |
カステラ・丸ぼうろの菓子類/お土産
「佐世保と言えば丸ぼうろ!」と言う方もいるくらい、丸ぼうろは佐世保に馴染みのあるお菓子の一つです。
卵とはちみつを使った風味豊かな焼き菓子で、栄養価も高く日本茶だけでなくコーヒーや紅茶とも合う味わいです。佐世保の世知原茶とセットで贈っても喜ばれそうですね!
全国的にも有名なカステラも佐世保で人気のあるお菓子です。「底のザラメが大好き!」という方も多いのではないでしょうか?
黄金色の見た目の美しさと、水あめを使った原料でしっとりふんわりと焼き上げられた濃厚な味のカステラは贈られた方も嬉しい気持ちになりますよね。
伝統的なカステラに新しいおいしさが加わったチョコレート味や抹茶味のカステラも人気です。
志げる製菓舗(写真の丸ぼうろ)
住所 | 長崎県佐世保市三浦町1-23 1階|アルカス佐世保すぐ |
電話番号 | 0956-22-7274 |
営業時間 | 【平日】9:00~17:00【日曜】10:00~18:00 |
休み | 第2日曜日・第4水曜日 |
ぽると/お土産
ぽると総本店が昭和30年から販売しているぽると。ぽるとという名前はポルトガルの港町「ポルト」をイメージしてつけられたそうです。
佐世保育ちの方なら誰でも知っている懐かしさを感じるお菓子です。
和菓子である羊羹を洋菓子であるビスケットで挟んである、他では見ることのないめずらしいお菓子の一つです。
地元産の卵と壱岐産のゆずを使用した長崎のおいしさがたくさん詰まったようなぽると。外側のビスケットはしっとりとザクザクの食感がどちらも楽しむことができ、中の羊羹はゆずの風味がたっぷりで甘さと酸味を合わせ持っています。
ぽるとはお菓子の販売だけでなく、パフェやコーヒー、佐世保名物レモンステーキなどの食事もいただけるカフェもあります。
ぽると/本島本店
住所 | 長崎県佐世保市本島町4-19 |
電話番号 | 0120-022-831 |
営業時間 | 店 舗10:00~18:00 |
カフェ11:30~17:00(ラストオーダー16:00) | |
休日 | 無し |
サイト | https://www.hakuju-ji.com/ |
かまぼこ・干物などの水産加工品/お土産
独特な地形である九十九島が存在する佐世保。その九十九島近海で捕れた魚を使った水産加工品も人気のお土産の一つです。
その中でも九十九島の一つである高島で作られている高島ちくわは、近郊でとれたエソという魚を原料にしています。でんぷんなどのつなぎを一切使用していないので、エソの美味しさとしっかりとした弾力が味わえる本格ちくわです。
九十九島の特産品の一つとして通信販売もされています。
また、たくさんの種類の魚が捕れる佐世保では干物も人気の名産品です。白いごはんに合うことはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりなので晩酌が好きな方へのお土産にすると喜ばれるかもしれません。
九十九島かき/名産品
「冬の九十九島の名物」と言うと九十九島かきですよね!九十九島の入り組んだ複雑な形の海岸線は、潮の流れの関係で植物性プランクトンが豊富なので美味しいかきが育つ最適な条件が揃っています。
九十九島かきは全国の他の産地のかきと比べると小ぶりですが、その分おいしさが凝縮していて濃厚な味です。
生で食べられるかきはキュッとレモンを絞って、加熱するかきならば酒蒸しや鍋料理もおすすめです。これからの季節にぴったりの名産品ですね!
かきは冬の食べ物と思っている方も多いと思いますが、6月~8月には九十九島岩がきが旬になります!九十九島岩がきは九十九島かきと比べて大ぶりで身が締まっており、プリプリとした食感と濃厚な旨みが特徴です。冬には九十九島かき、夏には九十九島岩がき、と季節によって楽しめます。
⻄海みかん/名産品
「冬はこたつにみかん!」とイメージがありますが、甘くておいしいみかんは子どもからお年寄りまでなじみの深い果物ですね。温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた佐世保市南部で育てられている西海みかんは甘みが強く味が濃いみかんです。
旬は10月~1月ですが、8月と2月3月にもハウスを利用して栽培されたみかんを出荷しているので1年を通して長い期間おいしいみかんが楽しめます。
西海ブランドみかんの「味まる」「味っこ」は糖度が高くアミノ酸などの栄養素をたっぷり含んだ西海みかんです。平成28年の農林水産まつり(園芸部門)では天皇賞を受賞しています。
産地から直送してもらえるサービスもあるので、遠くの親戚や友人への贈り物にもぴったりです。
⻑崎和⽜/名産品
長崎和牛は夏は涼しく冬は暖かい気候の長崎県で、長崎和牛生産者登録制度に登録した生産者が生産した和牛です。全国的にも美味しさが認められており第10回全国和牛能力共進会で日本一となりました。
佐世保市は牛の繁殖から飼育までを一貫して行う生産地です。佐世保で生まれ育った長崎和牛は自慢の一品ですね!
柔らかな食感でジューシーな油の口どけが最高級の長崎和牛。おすすめの食べ方は肉のうまみをそのまま感じられるステーキやしゃぶしゃぶ、柔らかさが際立つすき焼きなどです。
牛肉には悪玉コレステロールを下げる成分や筋肉を大きくする成分が含まれているので体にも嬉しい名産品ですね。
世知原茶/名産品
佐世保市の北部に位置する世知原はお茶の一大産地です。そんな世知原で生産されている世知原茶は、深みのある味と香りでこれまで農林水産大臣賞など数々の賞を得ています。世知原の霧が多く日照時間が短い気候がお茶の栽培に適しています。新芽の時期が全国の産地と比べて遅いので、焦らずじっくりと良い茶葉を収穫することで佐世保自慢の銘茶が生まれています。
世知原茶の特徴はうまみと渋みのバランスが取れ、水の色は黄緑色でほのかな甘さを感じるお茶です。佐世保名産のお菓子と一緒に贈ると喜ばれそうですね。
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いちご・ゆめのか/名産品
佐世保市で栽培されているいちごの多くはゆめのかという品種です。ゆめのかは粒が大きく鮮やかな赤い色をしているいちごで、甘さが強く「とちおとめ」や「あまおう」と同程度の糖度があります。
11月上旬から5月中旬にかけてが旬で、佐世保市内をはじめ東京や関西などのエリアに出荷されています。果肉がしっかりとしているので日持ちする品種で、手土産や贈り物にも喜ばれるゆめのか。鮮度管理された佐世保産のゆめのかは、酸味と甘みのバランスがいいのでスイーツやスムージーにもぴったりです!
吉井のいちご
佐世保市のいちごの主要産地である吉井地区は昭和初期から露地いちごの栽培が開始されました。徐々にハウスでの栽培が盛んになり、現在は全てハウス栽培されています。
朝方収穫されたいちごはひとつひとつ丁寧にパック詰めされ冷蔵状態を保ったまま出荷されています。
まとめ
「佐世保のお土産と言えば?」と聞かれたとき、私はハウステンボスの定番土産であるアニーおばさんのカース・ケイクというチーズケーキが思い浮かびました。私は長与町に住んでいるのですが、佐世保へ遊びに行ったときはよくカース・ケイクを家族や両親へお土産に購入しています。アニーおばさんの絵が描いてあるパッケージが特徴的で、しっとりとしたタルトと濃厚なチーズケーキがとても美味しい一品です。
他にも、ぽるとをお土産にいただいたことがあるのですが、今まで食べたことがない味でくせになる美味しさでした。私はコーヒーが好きなのですが、甘いぽるとは苦みのあるコーヒーとの相性も抜群でした!次は私も家族や友人へのお土産に選びたいと思います。
今回佐世保市のお土産や名産品をまとめていて、佐世保市にはお菓子だけでなく果物にお肉、海産物まで様々な種類のおいしいものがあるのだなと感じました。どの名産も自慢できる特徴があり、どれをお土産に選んでも必ず喜んでもらえるようなものばかりですね!
お土産に迷ったとき、佐世保の美味しいものを食べたくなったときはぜひ参考にしてください!