住まいリング させぼ

ウィンドウミラーのDIY|鏡の錯覚でお部屋に広がりを

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まだまだ新型コロナウィルスの収束(終息)とまではいかないので、今月も引き続きインテリアの記事をお届けできることになりました。インテリア好きの私としては、こうして思いがけずインテリアのお話ができるのもまた嬉しかったりします。

#うちを飾ろう ということで、前回は「ギャラリーウォール」のご紹介をしましたが、今回は鏡でお部屋を広く見せるお話です。

私は、広いおうちに住みたいという願望がなく、どちらかというとコンパクトに合理的に暮らしたいと思っているので、3月に引っ越して来た新居も2LDKで広くはありません。リビングダイニング、寝室、そして小さいホームオフィス、以上!という部屋割りです。
ですが、昨今の外出自粛に関係なく元々在宅勤務で家に居る時間が長いので、閉塞感や圧迫感はない方が精神衛生上も好ましいですし、お部屋に広がりは持たせたい(見せたい)ところ。

そこで、鏡を効果的に使ってお部屋を広く見せるべく、DIYで「ウィンドウミラー」を作ることにしました。

ウィンドウミラー・・・また新しい用語(笑)

ウィンドウミラー」また新しいカタカナ用語です。しかもそんなに用語として浸透はしていません(笑)が、要するに鏡を設置して窓のように見せる、ということです。

今回は、リビングと寝室の間の壁に本当に窓があるかのように見せたかったので、リアルさにこだわって施工してみました。

今回もInstagramでリサーチします。
#windowmirror」のハッシュタグを検索。

素敵な実例がたくさんです。

さて、今回私は、テレビ台の後ろの壁に鏡を設置することにしました。
(フレームを飾ってみたりしていたものの、イマイチ満足がいかず・・・)

フレームや時計を撤去してまっさらな状態に戻します。

今回、私が目指したのは、
・黒い枠で、大きめの格子になること。
・枠にある程度の厚み(奥行き)があること
(本物の窓枠っぽく見えるように)
・できれば正方形の鏡を複数枚並べて設置。(1枚の大きな鏡だと、1枚が重いので取り付けが不安なため)
・なるべく安い予算で(笑)

というわけで、IKEAで「NISSEDAL ニッセダール」という65cm四方の正方形の鏡(1枚2999円)を6枚使うことにしました。安価なのにしっかりしていて、飛散防止フィルムもついています。
1枚約5kgとちょっと重いのだけが難点でしたが、5kgならDIYで取り付けるのも許容範囲内といったところでしょうか。
ただし、前回のギャラリーウォールの記事でご紹介した石膏ボード用のフック「かけまくり」で掛けるにはちょっと重いかなと思ったので(重さの数字的にはいけるのですが)、今回は強度を考えてネジを使うことにしました。(重い鏡を取り付ける場合は、壁の材質や強度などを確認することをオススメします)

マスキングテープで鏡を取り付ける位置やサイズをシミュレーションして、おかしくないかを事前に確認します。
下の段はテレビと重なってしまうのですが、左側にあるドアの高さに合わせることでより造り付け感が出ると思ったので、この位置にしました。もう少し右の方がいいか迷いましたが、テレビ台と合わせた方がバランスが良さそうだったので、この位置で決定です。

念のためテレビをどけて、下の段から鏡を取り付けていきます。
1枚の大きな鏡を掛けるだけなら重さ以外は特別苦労もしないのでしょうけど、6枚の鏡を隙間なくピッタリ取り付けるというのが意外と難易度が高く、6枚取り付けるだけで4時間くらいかかりました・・・(^_^;)

どうにか完成!

なかなか大変でしたが、テレビを元に戻して、時計を取り付けて、完成です!

大満足の出来栄えとなりました!

ちなみに、反対側の壁にギャラリーウォールも設置完了です。

こちらも気に入っています。

鏡越しに写真を撮るのも楽しいです。

パッと見、本当に窓があるように見えませんか?(自画自賛)

ちなみに掛かった費用は、鏡(2999円×6枚)、マスキングテープ、ネジを合わせて2万円弱でした。コスト面でも大満足です。

もちろん、ここまで大掛かりなものでなくても、もっと小さいサイズで軽量で、1枚で窓のように格子が付いた鏡も売られていますので、小窓風の鏡をちょっとしたポイントに取り付けてみるのも良いですね。

鏡を取り付けるときに気を付けるポイント

窓のように見せなくても、鏡があるだけで、その向こうにも空間が広がったように見えて、お部屋を広く・明るく見せることができるので、狭い空間には特に効果的です。

壁に鏡を掛けたり、床やチェストの上などに鏡を立てかけて置くときに気を付けるポイントは、前述の壁の材質や強度などに加えて、

鏡越しに何が映るか

という点だと思います。
もちろん、鏡に何が映るかは、見る場所や角度によって異なりますが、例えば部屋に入ってきたときやお気に入りのソファに座ったとき、キッチンに立っているとき等、鏡をよく見る場所から、鏡越しに何が映るかを考慮することが大事です。鏡越しにごちゃごちゃしたところが見えてしまっては、逆効果になりますから。
例えば、窓の外の木々の緑が鏡に映るとか、テーブルや棚の上に飾っている季節のお花が映るとか、お気に入りの場所や物が映って見えると、お気に入りが倍増したみたいで嬉しくなりますよ。

あとは、窓からの光を取り込んでくれる角度に設置する、というのも効果的な使い方だと思います。

鏡の錯覚でお部屋に広がりを持たせるDIY、いかがでしょうか?

それでは、引き続きステイホームでおうち時間を楽しみましょう♪

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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