3月はスマートフォンの通信料金を見直す大きなチャンス!
大手通信キャリアが新たに提供する新料金プランが、今月よりスタートするからです。
必要十分のデータ使用量と音声通話がセットになって、毎月3,000円前後という、これまでの中で最もリーズナブルな料金設定になるわけです。
ただしショップでは申込やサポートを受け付けません。
契約者が自分でオンライン手続きを行わなくてはならないので、ある程度ご自分で設定できるユーザーが対象となりますね。
とはいえ、毎月7〜8千円かかっていたスマートフォンの通信料金が半額以下になるのは助かります。
どうしても申し込みたい方は、パソコンやスマホに詳しいご家族やご友人と一緒に申し込む方が良さそうです。
目次
新料金プランに変更する際に気をつけること
実はこの大手通信キャリアの新料金プラン、面倒なのは申込方法だけではありません。
簡単に言えば、これまで利用していた通信キャリアの各種サービスが利用できなくなるものがあるということです。
例えば長期契約に対する値引きや、家族割りのようなサービスは、基本的に解除となります。
あるいはデータ預かりサービスなど、通信キャリアが提供する独自のサービスも利用できません。
キャリアごとに利用できる/できないは異なりますので、それぞれのサイトで確認してください。
(ahamo)ギガプランとahamoを比較する
(povo)povoサービスの詳細
(LINEMO)LINEMO(ラインモ)
最も重要なことはキャリアメールが使えなくなること
そもそも料金がかなり安くなるため、ちょっとした割引やサービスが無くなったとしても我慢できるかな?って感じですが、誰もがなくなると困るサービスもあります。
それはキャリアメール(携帯メール)が使えなくなることです。
LINEが普及して以降、キャリアメールを使う人も減っているそうなので、使っていない人には問題ないかもしれません。
しかしキャリアメールを使い続けたいという方には大きな問題ですよね。
そして携帯電話の時代から長らく使用していたメールアドレスであれば、LINEをはじめ、様々なWEBサービスに登録している場合も多いでしょう。
それが使えなくなると、今後のサービス利用に不都合が発生するかもしれません。
(いや、発生します!)
地味に困る!留守番電話も利用できない!
それからもう一つ利用できなくなるサービスとして大きいのは、留守番電話機能が利用できないということです。
LINEやメール中心のコミュニケーションにおいては電話の通話も減っていますし、留守番電話なんてそもそも契約していなかった人もいるでしょう。
しかし仕事で利用している方にとって、電話や留守番電話は重要なツールです。
ですから、仕事で使うスマートフォンであれば、留守番電話が使えないのは困るのではないでしょうか。
新料金プランに変更する前に準備しておきたいこと
キャリアメールや留守番電話・・・これまで当たり前のように利用できていたキャリア提供サービスの大半が利用できなくなるのは戸惑いもありますよね。
しかし毎月の通信費を安く抑えたいというのは誰しもが思うこと。
不都合を解消し、新料金サービスを積極的に利用しましょう!
キャリアメールをGmailに変更する
これまで様々なWEBサービスやオンラインショップで、キャリアメールを登録していませんか?
まず皆さんが利用している各種サービスの登録メールアドレスをGoogleが提供するGmailに切り替えましょう。
Androidスマートフォンをお使いの方はもれなくGoogleアカウントを持っています。
つまりGmailアドレスは既に持っているのです。
iPhoneユーザーでもGoogleアカウントを持っている人は多いと思いますが、もし持っていなければ、今回を機に登録しましょう。
Gmailは現時点で世界最大のメールサービスです。
スマートフォンだけでなく、パソコンメールとしても活躍してくれます。
これまでGmailアドレスを使っていなかった方は、ぜひスマートフォンでのメールアプリとして採用していただきたいと思います。
iPhone(Apple)ユーザーは「AppleID」という会員登録がありますが、そこにもメールアドレスが使われています。
もしAppleIDに登録されているメールアドレスがキャリアメールだった場合は、Gmail等のメールに変更しておきましょう。
ショートメールは使える!
電話番号が分かれば送信できるシュートメールは、従来通り利用できます。
送信ごとに料金が発生することになりますが、相手によってはショートメールを併用することをおすすめします。
外部の留守番電話サービスを利用する
電話連絡の方が多い方や、仕事でスマートフォンを利用される方など、留守番電話は必要だという方には、外部の留守番電話サービスの利用をお勧めします。
いろいろなサービスがありますが、おすすめするのは「スマート留守電」です。
月額使用料はAndroidが319円、iPhoneが360円(いずれも税込)と、キャリアが提供する留守番電話とほぼ同じです。
スマートフォンにかかってきた電話を留守番録音することはもちろん、その録音された音声をテキストに変換し、メールやLINEに転送してくれるのです。
電話ができない会議中や公共交通の中でも、留守番電話メッセージを書きウ人することができます。
通常、留守番電話のメッセージを確認する度に電話料金がかかります。
しかしテキストメッセージで転送される通話料は無料。
詳しくはWEBサイトで確認してください。
その他キャリア提供のサービス内容を再確認しましょう
現在のキャリアと契約しているオプション契約もこの機会に再確認しましょう。
現在のオプション契約の中には解約しないといけないものもありますので、契約書を確認したり、ショップに行って現在の契約内容を確認してください。
面倒だけれど「安さは正義!」
今回は新料金プランを利用する際に気をつけることとして、いくつかピックアップしました。
特にキャリアメールが使えなくなるのは、いろいろなところに影響が出るかもしれません。
しかし毎月の通信料金が安くなるのは最大級のメリット。
通信料金が安くなった分、ワンランク上のスマートフォンを購入することもできるでしょう。
どのキャリアも新料金プランは3月中後半からスタートしますが、慌てる必要もありません。
今の契約とスマートフォン活用をじっくり見直しながら、しっかりと検討してくださいね。