こんにちは、住まいリングさせぼ編集部です。
今回は、医薬品の収納について我が家の方法をお伝えします。
目次
家族みんなが使うから「迷わず、探さず」が大切
お薬は、いざという時に「ない!」を防ぎたいアイテムのひとつです。
いま家にどの薬があって、どの薬が不足しているのかを把握しやすくするためには、仕切って分ける収納が最適です。
また、調子が悪いときにあちこち薬を探すのも避けたいもの。
自分にとっても家族にとっても、迷わず、探さずに済む収納の仕組みを作ることが大切です。
・すぐに取り出せる場所に
・使う用途別に分けて
・一目でわかるラベリング
我が家ではこの3つのポイントを重視して、医薬品の収納を作りました。
面倒なラベリングは全部「きちんと」じゃなくてもOK!
我が家の医薬品置場はリビングとダイニングのちょうど真ん中あたりにある扉付き収納棚の中です。
扉を開いてすぐに目につく場所なので、テプラを使ってなるべく見た目良くラベリングしました。(シールがズレてるのはズボラさんのご愛敬)
使用しているのは無印良品の引き出し式ポリプロピレンケースです。
大まかな用途別に、3つの引き出しに分けて収納しています。
更にこのケースの中で100均の仕切り付き収納ボックスに仕分けています。
こちらのラベリングは油性ペンで直書きです。
油性ペンで直書きすることで、収納ボックスに入れる薬の種類が追加された時も、さっと書き足すことが出来ます。
ラベリングを丁寧にしようとして、でもテプラなどで作成するのがちょっと面倒で、つい放置・・・
私にはよくあることなので、多少見た目が悪くなっても、中に何が入っているかわからなくなるより良いと思い、油性ペンでの手書きにしています。
この仕切り付き収納ボックスは内部が3つに分かれているので、薬ごとやアイテムごとに分けて入れています。
迷わない、探さないコツは「大分類」と「小分類」
収納用品の中に収納用品を入れ込むと、取り出す手間、戻す手間が何重にもかかることになるので、ズボラな私には本来は不向きな収納方法です。
それでもこのスタイルにしたのは、取り出す手間や戻す手間よりも、探しやすさを重要視したためです。
家族が急に体調不良をおこした時、私が必ず家に居るとは限りません。
家族が誰でも目当ての薬に迷いなくたどりつくために、引き出しケースで「大分類」し、仕切り付きボックスに「小分類」することにしました。
収納棚の扉を開けて、ラベル通りに進んで行くだけで薬にたどりつけるので、この収納に変えてから、家族から「あの薬どこ?」と聞かれることは一切なくなりました。
ぱっと見て、どの薬がなくなりそうかもすぐにわかるので、ストック切れさせたり、逆に重複して買い足したりすることもありません。
家族みんな使うから「ちょっとだけ使いづらい」は無視しない!
我が家で使用しているセリアの仕切り付きケースは、積み重ねて使った時にズレないように作られているため、底の部分に突起と、フタにその突起を引っかけるためのくぼみがついていました。
我が家では引き出しの中に横向きに入れて使うので、このズレ防止があるとケース同士が干渉してケースを取り出しにくくなります。
そのため底の突起はニッパーで切り落としてしまいました。
ちょっとケースをずらせば取り出せない訳ではないので、私は「一手間だけど、この程度なら我慢しよう」と思えても、家族も同じとは限りません。
「ちょっとだけ使いづらい」が「ちょっとだけ面倒」に結びついてマイナスのイメージを家族が持ってしまったら、ケースの中を確認せずに薬を買ってしまったり、使った後ケースを戻すのを無意識に避けるようになったりする可能性もあります。
家族それぞれが使う場所の収納は、ちょっとした「引っかかり」も侮らずに解消しておくことが、使いやすさと収納の状態をキープするコツ。
もし皆さまのおうちの中に思い当たる場所があったら、その「ちょっと」をなくすことが出来ないか観察してみて下さいね。
次回も引き続き「仕切ることで使いやすくなった我が家の収納」についてお伝え致します。
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