こんにちは、住まいリングさせぼ編集部です。
12月になり、私の周りでは【断捨離】を口にする方が多くなりました。
私は福岡市内の不動産会社に勤めるパラレルキャリア実践中なのですが、先日は勤務先事務所でも断捨離に取り組みました。
絶対に今は必要ない物が大量に出てきたのですが、社員同士でも意見が分かれ、処分するのには勇気が要ります。
なぜなら会社の物だから、自分の判断基準だけでは難しいのですね。
その点、家の物は自分と家族で簡単に判断できるから楽チン♪
とはいえ、物を手放すのが苦手な人が多い。私もその一人(汗)
今回は私の失敗経験から学んだ【物を手放す判断に役立つ見極めポイント】についてお伝えしますね。
物を手放す時に一番とらわれてしまうコト
物を手放す時に一番問題なのが『もったいない』という感情です。
もう使わないのに手放せない物はありませんか?『まだ新しい』とか『今でも使える』とか『いつか使うかも』なんて。
ビンボー症の私は、新品でも今ある物がまだ使えるからと大切にしまっていたり、今は使わなくてもまだ使用可能な物は手ずっと保管していました。
ところがそのまま何年も時が過ぎれば、新品に近かった物もくすんできてただの中古品。
一度も使用していないバカラのグラスも梱包資材にシミが出てきて何だか残念な状態に……。
家電など、乾電池を入れたままで中の液体が漏れていたり、動くか確認しても全く動かなかったり。
だったらもっと使えるうちに使えばよかったと後悔したする事がありました。
今なら、そんな物があればどんどんフリマサイトに出品しちゃう!
物は活かせるしお小遣いにもなるので一石二鳥です(^^♪
物の手放し時
『もう使わない』と思う物ならば寄付やフリマサイトで手放せますが、今使用している物の手放し時を見極めるのは難しいですね。
その判断基準は人によって違います。
片づけのプロでも『1年着なかった洋服はこの先も着ない』とバッサリ手放す事を提案する方もいれば、現在の体型を基準を提案する方もいらっしゃいます。
普段の生活中で『コレ、どうしようかな?』なんてふと思った物は、今の自分が判断すべき時期がきた証拠ですよ。
だって、いつも使っていて便利だったり必要と感じている物や、愛着がある物は『どうしよう?』なんて考えないでしょう!?
もちろんすぐ決断できる物ばかりではないでしょうが、一瞬でも頭をよぎった事は心に刻んでくださいね。
自分に問いかける
『コレ。どうしようかな?』と思った時に、是非自分に問いかけて欲しい言葉があります。
『どうして手元に置いておきたいの?』
断捨離しながら、「どうして捨てたくないのか」「取って置きたいのはなぜか」と考えるようにして下さいね。
人によって理由は様々ですが、その人にとっての手放せない理由は対象物が違っても同じ事が多い。
物へ執着する原因が見えてくるんですよ。
私の場合は想い出や頂き物に執着します。
人とのつながりを大切にしたい私にとっては、手放すのに傷みを感じやすいので『手放さない!』と決めています。
その他には
『この先に使うとしたらどんな時?具体的に想像できる?』
『無いと困る物?無くてもいい物?』
『もし、その物を失ったとして、同じ物が売っていたら買う?買わない?』等々。
一つ一つにじっくり向き合うと、初めはぼやけていた基準が徐々にハッキリしてくることでしょう。
捨てる勇気って必要!?
『断捨離』の言葉や『ミニマリスト』達がもてはやされる昨今。以前の私もそんな言葉に踊らされて、心を痛めながら手放したことがありました。
ですが、結局後悔したことも多くあり、その反動で捨てなれなくなって物が溢れてはまた捨てて。
そんな生活を繰り返した過去があります。
捨てられない自分を責めて、思い切って勇気を振り絞り捨てた結果、いまだに後悔している物もあります(笑)
今の私は手放す基準境界線の物はムリせずに持ち続けています。そして気持ちに揺らぎを感じた時に判断するようにしています。
持ち続けていて後悔する事はありませんし、じっくり物と向き合うようにしているので後悔する事もほぼなくなりました。
※全くないとは言い切りません。手放した後にまた必要になって購入する時には後悔もします。
その時には新たなモノを慎重に選ぶようになるので良しとします(^^♪
あなたが主役の判断基準
今回ご紹介した手放す時に自分に問いかける言葉はほんの一例。
実際のお片づけサポートではもっとたくさんの声かけをしています。
その時にいつも感じるのは、同じ言葉かけでも人によって反応は全く違うという事。
物もその存在の背景も持ち主の価値観も全く違うのですから当たり前ですね。
もちろん私のアドバイスも私個人の経験則です。
実際に物と向き合うにはあなた自身です。あなたの基準で良いのです。
ときめきだけで選んだって良いんですよ♡
あなたがこれからの人生にや今の暮らしに残しておきたいと思う物を大切にしてくださいね。
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