住まいリング させぼ

収納棚をDIYするポイント

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最近のホームセンターでは工具や資材売り場が大賑わい。我が家の近くのお店では欲しい商品が品切れ続出です。
おウチ時間を心地良く過ごすために、自ら手を加えている方が増えているようですね。
我が家も例にもれず、小さなDIYにチャレンジしました。

今回は可動棚の取り付けポイントをお伝えいたします。
これなら出来そう♪って思ってもらえたら嬉しいです。

収納棚を作るポイント

今回DIYした可動棚は、棚柱4本を使うタイプ。
それを例にポイントをお伝えしますね。

ホームセンターに行く前に確認すべき事は2つ。
1、棚板のサイズ
2、下地の確認

1、棚板のサイズ

ホームセンターなどで板を購入すると、1カット〇円と有料にはなりますが、希望サイズで準備できます。
サイズを決める時に気を付けて欲しいポイントを、①厚み②奥行き③横幅に分けてお伝えしますね。

①厚み

棚板の厚みは置く物の重量に合わせて選びましょう。
軽い物であれば薄い板でも問題ないのですが、重たい物を乗せるのであれば厚みのある板を選びましょう。
ちなみに、今回は16mmの厚さの板を使用しています。
書籍など重たい物を置く場合には、もっと厚みのある木材を使用してくださいね。

②奥行き

収納棚の奥行きと棚板のサイズは同じより短めにすると良いですよ。
マイナス3~5cm位で物の出し入れ時の体勢がラクになりますし、また、見上げた時に収納物が見やすくなります。

③横幅

棚板の採寸は慎重に!
売っている板をそのまま使用できるのならいいのですが、カットする事が多いですね。
棚板のサイズはミリ単位の違いであっても、収まりません。
私、失敗しちゃってるんで。キッパリ!

失敗の原因は、棚柱の厚みを考慮し忘れたため。

棚板の幅から、両サイドの2本分を引くことを忘れないで下さいね。

また、今回私が使用した棚受け金具は厚みのない形でしたので、特にマイナスの必要はありませんでした。

使用する棚受けの金具によっては厚みのある場合は、その厚みもマイナスして下さいね。
※両端に棚柱を取り付けて棚を作らない場合には、厚みをマイナスする必要ありません。

計算例
壁から壁の寸法-棚柱の厚み×2(-棚受け金具厚み)

それからさらに3~5mm前後(棚受け金具の形状による)をマイナスします。
この時に短くなりすぎても、ダボに負担がかかり変形してしまったり、棚板が落ちやすくなるので注意して下さいね。

2、下地の確認

下地の確認は必須です。
下地がある場所にはマスキングテープをしるしとして貼っておくと分かりやすいですよ。
取り付けられる場所がない場合には補強して下さいね。
下地が無い場所にそのまま取り付けると、収納した物の重さに耐えきれずに棚柱が壁から外れてしまいます。

取り付ける時のポイント

棚柱は垂直に取り付けます。
収納棚の底板もしくは天板にピッタリ合わせると、左右の棚柱の高さに歪みが少なくなります。
今回は底板に合わせました。

取り付ける位置が決まったら、マスキングテープで仮止めし、ビスを打ち込むだけ!
棚受け金具を差し、板を渡して完成です(^^♪

使いやすさと収納量のバランス

*ビフォー

*アフター

今回のビフォーとアフターでは、収納する物は減らしていません。それよりも増えています。
まだまだゆとりはありますが、物が多いと取り出すのは大変になってしまいます。
総収納量の80%位にしましょう。
空間のゆとりは心のゆとりにつながりますよ。

今回思い切ってダウンキャビネットを可動棚にDIYしましたが、想像以上に使い勝手が良くなり大満足です(^^♪
一番大変だったのはダウンキャビネットを取り外す作業でした。
可動棚を作るだけなら本当に簡単ですよ。
モヤモヤしている場所があるのなら、思い切ってDIYしてみてはいかがでしょうか。

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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