住まいリング させぼ

窓掃除をする女性

梅雨のカビ対策!カビ発生の場所や原因と対策

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梅雨入りして雨が続くと、家の中も湿気が溜まってジメジメとした感じがありますよね。湿気で過ごしにくいだけではなく、家の中の様々な場所で発生するカビも気になります。

カビが発生した場所で生活して、その空気を吸っていると考えるとあまりいい気分はしないですよね。カビの種類によってはアレルギーを引き起こす可能性もあります。今回は、気になるカビの生えやすい場所や原因と対策策をまとめました!

カビの発生しやすい場所

カビは、「湿度70%以上・気温25℃~30℃・ほこりや汚れが溜まっている場所」で発生しやすくなります。お風呂やキッチンなどの水回りはもちろん、梅雨の季節は押し入れの中や靴箱などもカビが発生する可能性があります。
カビが発生する前に対策をするようにしましょう!

カビ発生の原因と対策

お風呂の湯船

押し入れ・クローゼット

普段は扉を締めていることが多い押し入れやクローゼットはカビが発生しやすい場所です。

普段はあまり使うことのない冠婚葬祭用のバッグやお雛様などを収納している方も多く、あまり換気がされないことが原因の一つです。「1年ぶりに開けてみたら、本革のバッグにカビが生えていた!」等という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

押し入れやクローゼットは詰め込み過ぎず余裕を持った収納を心がけ、湿気を吸い取る除湿剤を入れておくようにしましょう。湿気の溜まりやすい時期は扉を開けっぱなしにしておくことも、カビ対策のために有効です。

窓は結露によってカビが発生しやすい場所です。結露に気がづいたら早めに拭き取り、窓を開けて換気をするようにしましょう。窓に付着した汚れやほこりをこまめに取り除くことも大切です。

また、部屋全体に湿気が溜まっていると窓のカビも発生しやすいので、部屋自体の除湿することも効果的です。

靴箱

靴箱は日当たりが悪いことや、靴に付着した皮脂が原因でカビが発生することがあります。

履いた靴は湿気が溜まっているのですぐには靴箱に入れず、一晩おいてから入れるようにしましょう。また、隙間なく靴を収納するとカビが発生しやすくなるのでゆとりを持った収納を心がけましょう。靴を出してこまめに掃除をしたり、時々靴箱を開けっ放しにして換気をすることでカビが発生しづらくなります。

お風呂

家の中で一番湿気が溜まりやすく、カビの発生には好都合のお風呂。湿気や気温の他に、石鹸カスや皮脂などのカビの栄養になるものがたくさ付着していることも原因です。蓋や洗い場の床、パッキン等、カビが気になる箇所がたくさんありますよね!

カビが発生しないように、お風呂を出る時は湯船の蓋を閉めることや必ず換気をすることが必要です。24時間換気機能がある場合はそちらを利用して、無い場合は最低でも2時間は換気扇を付けておくようにしましょう。また、最後にお風呂に入った人が水切りワイパーを使って水気を切ったり、50℃以上のお湯をお風呂全体にかけて出ると乾きやすくカビ対策に効果的です。

畳は除湿効果があることをご存知の方も多いと思います。「除湿効果があれば、カビが生えにくいのでは?」と考えてしまいますが、部屋の湿気を吸い取った畳は水分が飽和状態になるとカビが発生しやすくなります。

換気をする、畳に直接布団を敷いて寝る場合は万年床にせずこまめに布団を干す、カーペットを敷く場合は除湿シートを使用するなどの対策が必要です。

シンク下

シンク下は湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい場所の一つです。シンク下は掃除をする機会も少なく、ほこりが溜まったり汚れに気が付かないことも多いので「知らないうちにカビが発生していた」ということもあります。風通しのために時々扉を開けっ放しにしておく、除湿剤を使う、アルコールを使って拭き掃除をするとカビ対策になります。

まめに掃除をしたり換気をしているのに何度もカビが発生する場合は、配水管が故障している可能性もあります。その場合は水道業者による修理が必要です。

布団

人は寝ている間にコップ1~2杯の汗をかくと言われています。その水分を吸い取った布団は湿気が溜まっていることがわかりますね。他にも皮脂や髪の毛のフケ等を栄養にして布団はカビが発生しやすくなります。布団に発生したカビは、畳やフローリングにも広がることがあるので早めの対策が必要です。

週に1度はシーツ類を洗濯し、布団を天日干しするようにしましょう。天気が悪くて外に干すことができない時は室内干しをしましょう。布団のカビに悩んでいる方は、布団の下にすのこを敷いて寝たり、カビが発生しづらいベッドにすることを考えてみてもいいですね。ドラックストア

発生したカビには

カビ対策をしていても環境や季節によってカビが発生してしまうこともあります。

お風呂のカビには市販の塩素系カビ取りスプレーを使用することができますが、靴箱や押し入れなどは木材を傷めることがあるので使用しないようにしましょう。ホームセンターなどにそれぞれの用途に合ったカビ防止剤やカビ取り剤が販売されているので、そういったものを使用すると安心です。

バッグや靴、布団に発生したカビは、薬剤で色落ちしてしまうこともあるので、クリーニング店や布団店に相談してみましょう。

まとめ

私は以前フローリングに布団を敷いて寝ていた時期があり、驚くほどすぐにカビが発生して何度か布団を買い替えた経験があります。カビの生えた布団で寝ることは気持ちが良くないですし、買い替えにお金もかかってしまいました。

カビは「この前は無かったのに、気がついたら発生していた」というくらい、あっという間に発生します。そうなる前に早めの対策をしっかりとして、梅雨のジメジメとした季節も気持ちのいい家で過ごしたいですね!

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「住まいリングさせぼ」編集部長

橋本鎌嗣(ニックネーム:もっちゃん)
「住まいリングさせぼ」編集部長

佐世保生まれ、一児のパパ。サイト監修者であり、佐世保・小値賀「海風の国」観光マイスター。宅地建物取引士の資格も有し、不動産や住まい、暮らしのアドバイスも。「佐世保に住もうよ!愛する地元の魅力をもっと伝えたい!!」

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