ママは毎日”やらなくてはいけない家事”がたくさんあって忙しいですよね!
「掃除」「洗濯」「料理」のような名前のある家事とは別に、「名もなき家事」と言われている家事をご存知ですか?例えば、ごみの分別や洗剤の詰め替え、歯ブラシの交換などが「名もなき家事」と言われているものです。一つ一つは時間がかからないことでも、名もなき家事は毎日の生活に溢れているのでママが全てを一人で完璧にこなすことは大変です。
今回はこのような「名もなき家事」の負担を減らす方法をご紹介しています!
名もなき家事の種類
名もなき家事にはどのようなものがあるのでしょうか。
名前の無い家事なので分担されることが少なく、主に「ママがやって当然」となっている家庭が多いです。
・洗濯物を裏返す、ポケットにティッシュなどが入っていないか確かめる
・靴をそろえる
・麦茶を作る
・排水溝の髪の毛を取る
・洗剤やシャンプー等の詰め替え
・歯ブラシなどの消耗品の交換、無くなった時の買い足し
・トイレットペーパーの補充、トイレのごみ捨て
・献立を考える、買い出しに行く
・ごみの分別をする
・学校や保育園の準備物を用意する
・調味料の詰め替えや無くなった時の買い出し
など、挙げてみると毎日の様々な名もなき家事がありますね。書き出したものは名もなき家事の一部だけですが、これだけでも一人でこなすには負担が大きいことがわかります。
名もなき家事の時短方法
上記に挙げた名もなき家事の中の、いくつかの時短方法をご紹介します!
トイレットペーパーの補充
家族全員が使っているはずのトイレットペーパーも、補充するのはママの役目になっている家庭が多いです。”パパや子どもに頼んでも、忘れていて結局ママがイライラしながら補充する”なんてこともありますよね!
補充の回数を減らすために、巻きの長さが長いトイレットペーパーを使うことで補充の回数を減らすことができます。我が家は5倍巻のトイレットペーパーを使用しています。さらに芯なしのタイプだと、”誰かが交換した後の置きっぱなしのトイレットペーパーの芯を、ママが捨てないといけない”ということも無くなるので、おすすめです。
食事の献立を考える
毎日の献立を考えることを苦痛に感じるママは多いです。時間もストレスもかかる作業なのに、それを”当然のこと”と思われていることに不満を感じている人もいるのではないでしょうか。
ママとしては、負担を減らしつつ「栄養のバランスも気になるし、たまには家族の食べたい料理も作ってあげたい」という希望も叶えたいですよね。そのために”献立のルーティーンを決めておく””家族のリクエストを書いてもらう”ということがおすすめです!
ルーティーンはそれぞれの家庭の好みで決めて良いのですが、私は一週間で野菜料理を〇回、肉料理を〇回、卵や豆腐料理を〇回、外食〇回など決めて献立を考えています。そうすることで「今日は何にしよう」と献立を一から考えるという悩みから解放されます。
また、家族が食べたいものを書くことができるスペースを用意しておいて、都合に合わせて食卓に並べると家族の満足感も増しますよ!
買い出し
食材や日用品の買い出しも、当然のようにママの仕事になっていることが多いです。買い物すべき物をリストアップする時間もかかる上に、買い忘れがあったときに家族から文句を言われるとイライラしてしまうこともありますね。
日用品や調味料は、”一つだけストックをしておいて、それを開けたら次を買う”という風に決めておくとダブり買いが無くなり在庫管理もしやすくなります。
私は冷蔵庫に小さく切った100円ショップのマグネットシートを貼り買い物すべきものを管理しています。ストックしているものが無くなったらそのマグネットをかごへ入れておき、買い物に行くときにスマホのカメラで撮影して出かけます。”紙とペンを用意しておいて書く”という方法もありますが、私は書くことが面倒に感じたのでマグネットの方法が合っているようでした。それぞれのやりやすい方法で少しでも負担を減らしましょう。
シャンプー・ボディソープの詰め替え
シャンプーやボディソープの詰め替えも忙しいときは面倒に感じてしまい、「どうして私が!」という気持ちになってしまいますよね。毎回ボトルタイプの物を購入する方法もありますが、ゴミのかさが増したりエコの観点から躊躇する方も多いです。
こちらは、詰め替え用の袋のまま吊り下げて使用することができる器具です。詰め替えるという作業が無く、逆さにすることで最後まで使い切ることができます。これならばお風呂に入ったタイミングでさっと付け替えるだけなので、簡単に交換することが可能です。
学校、保育園の準備
学校や保育園、幼稚園へ持っていかないといけない物の準備も、忙しいときには時間がもったいなく感じてしまいます。なので、用途別にそれぞれ一つの場所にまとめておくといちいち探す手間もかかりません。
例えば、現金での集金はおつりの無いように小銭を用意することが必要です。「古封筒に入れて」と指示されることもあるので、古封筒と小銭、印鑑等をあらかじめ一つの場所に用意しておきましょう。集金の時はそこから準備するだけなのですぐに準備ができます。
図工の授業などで指示のある工作用の折り紙やモール、空き箱なども一つ箱を用意しておいて、使う時はそこから取る・持ち帰ったらそこへ入れる、とルールを決めておけば子どもが一人で準備することができます。
また、朝の支度のためのハンカチ、ティッシュ、体温計、薬などは一つの場所にまとめておくと「ママ、あれどこ?」という家族からの言葉を減らすことができますよ!
まとめ
毎日の生活の中にたくさんある「名もなき家事」をママが一人で完璧にこなすことは難しいです。
一人で頑張って不機嫌になってしまうより、上手に手を抜いたりパパに協力してもらうようにしましょう。始めは手を抜くことに罪悪感を感じるママもいるかもしれませんが、家族は意外と気が付かなかったりママがご機嫌でいることが一番嬉しいものです!
”家族で楽しく生活を送る”ことが一番大切なことなので、無理をせずにがんばりましょうね!