長崎の”冬の人気イベント”ランタンフェスティバルの見どころと楽しみ方

長崎の冬の風物詩である「長崎ランタンフェスティバル」。
今年は3年ぶりに開催され、様々な色のランタンが長崎の街並みを彩っています。

私はこれまでも毎年出向いていたので、3年ぶりの開催ということで楽しみに会場へ行ってきました！今年のランタンフェスティバルの見どころや楽しみ方などをご紹介します。※ランタンフェスティバル公式サイト

ランタンフェスティバルとは？
- 今年の開催日は？
- 春節とは
ランタンフェスティバルの見どころ
ランタンフェスティバルの楽しみ方
まとめ

ランタンフェスティバルとは？

中国の旧正月を祝う「春節祭」を起源としており、約15000個のランタンが長崎の街を彩ります。期間中は様々なイベントが開催されたり、会場周辺には美味しい名物もたくさん売られていますよ！

今年の開催日は？

2023年は1月22日（日）～2月5日（日）までの開催です。
「今年の」という言葉がつく理由は、ランタンフェスティバルは毎年の開催日が同じ日にちではありません。旧暦の1月1日～1月15日にかけて行われるので、年ごとに開催の日にちが変わります。長崎の人たちにとって「今年のランタンは何日から？」というのは、よくある会話です。

春節とは

春節とは旧暦の1月1日（正月）のことで中国では重要な祝日です。春節の前夜の徐夕（大晦日の夜）は家族が集まり、寝ずに新年を迎えます。

長崎新地中華街の方たちが春節を祝っていた「春節祭」が、1994年から規模が拡大したことが「長崎ランタンフェスティバル」の始まりです。

ランタンフェスティバルの見どころ

曇り空の1月29日（日）、ランタンフェスティバルへ行ってきました。昼間に行ったのでランタンの点灯は見ることができませんでしたが、十分楽しむことができましたよ！

湊公園会場

ランタンフェスティバルのメイン会場である新地中華街会場。その中の湊公園には巨大なオブジェが飾られていて、圧巻です。豚のお供え物が並んだ祭壇には線香をあげて参拝することもできますよ。

毎年ステージでのイベントが開催されていましたが、今年はコロナウイルス感染拡大防止のためステージイベントは中止されています。

中央公園会場

中央公園会場は新地中華街会場から徒歩約10分です。サブ会場としてステージイベントが行われていましたが、今年は湊公園同様ステージは設けられていませんでした。

動物がモチーフのオブジェが並んでりので、お子様も楽しむことができるのではないでしょうか。実際に乗ることができる馬のオブジェもありますよ。

長崎新地中華街周辺

新地中華街は頭上にぎっしりと飾られたランタンが見どころです！中華街には長崎名物のちゃんぽん等を食べられるお店もたくさんありますが、私が通った時には「予約でいっぱいです」という看板が立っている店もありました。行きたいお店がある方は早めの予約をおすすめします。

銅座川周辺は、桃色のランタンが飾られていてとてもかわいらしい雰囲気を醸し出しています。

ランタンフェスティバルの楽しみ方

湊公園や中央公園会場でのステージイベントは中止ですが、他にも楽しめるイベントがたくさんあります！

食べ歩き

会場や中華街周辺では美味しい名物がたくさん並んでいます！
ランタンを眺めながらの食べ歩きは最高ですよね！
今回は長崎名物の「じゃがちゃん」を始め、角煮まんじゅう、よりより、カステラを楽しみました。どのお店も行列ができていて賑わっていましたよ。岩崎本舗ではランタン期間限定の「生角煮まんじゅう」も販売されていました。他にも、長崎名物のハトシや中華菓子の月餅、肉まんなどたくさんの絶品を楽しむことができます。

皇帝パレード・媽祖行列

ランタンフェスティバルのメインイベントの一つである皇帝パレードと媽祖行列。皇帝パレードでは総勢約150人がパレードします。長崎にちなんだ有名な方が皇帝・皇后役で街中を練り歩きますよ。

ランタン作り

浜んまち会場では1月29日（日）と2月5日（日）に手作りランタンを作ることができます。無料なのでお子様の思い出に気軽に参加できますね！

ロウソク祈願御堂巡り

唐人屋敷の4つのお堂を巡ってロウソクを灯して祈ると、願いが叶うと言われています。私も今回初めて参加してみました。受付の方に「たくさん願い事をしてくださいね！」と言っていただき、ついつい色々なことを祈ってしまいました！参加者には開運の干支お守りが配られています。2月2日までの開催です（ロウソクが無くなり次第終了）。