主婦の憂鬱・年末の大掃除
11月も半ばを過ぎると、そろそろ大掃除の事が頭をよぎります。
やらなきゃって思っているんですけど、考えるとちょっと憂鬱になりませんか?
年の瀬には一年分の汚れを除去し、新たな年に歳神を迎える準備をする儀式。
新年を新たな心持ちで始められるようにする意味があるのです。
…と私は自分に言い聞かせ、モチベーション上げるようにしています(汗)
『掃除』と『片付け』は別物ですよ
さて、現在は『片付けのプロ』として仕事をしていますが、家事代行スタッフとして『お掃除のプロ』の経験もあります。
そこで、私から気になっているコトを一つ。
意外と多くの方が『掃除』と『片づけ』を混同して捉えていると感じることが多い。
ですが、もともとは別物です。
両方とも家事の一部ですし、住空間をスッキリ整えるという意味では似ています。
『掃除』とは、汚れやホコリなどを取り除いていくこと。
『片付け』は一般的にはお部屋をキレイに整えるコトとして使われていますが、実はいくつかの意味を含んでいます。
①整理:不要なものを取り除き、乱れているモノを揃え、整える事
②整頓:整った状態にする事
③収納;物に指定席を作り、その場所にしまっておく事
④片付け(後片付け):散らかっているモノを、整った状態にする事
掃除をする場合には、まずその空間が散らかっていたら、片付けてから取り掛かる必要があります。
また、片付けを進める過程で、汚れがあれば掃除しながら整えていくことになります。
ただ、掃除は生活していれば必ず汚れやホコリ等は発生して、エンドレスに必要。
片付けは毎日の暮らしの中で、色々な物を使用して元に戻す作業が繰り返されていますから、コチラもエンドレス。
どちらの作業も人が生きていくためには避けられないコトなんですね。
日々の暮らしを心地よくするためには、まずはお片づけ。
片付いた空間は掃除しやすくて、大掃除も楽になりますよ。
改めて家の中をぐるっと見渡してみませんか?
今の暮らしに大切なものを選び取り、不要なものを手放していきましょう。
家の中が片付くと、掃除がラクになるだけでなく、不思議とココロが軽くなるのですから、一石三鳥!?
慌ただしい年末に向けて、ココロ軽やかにお過ごしくださいね。
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