住まいのことはMr.アーキに聞け!~梅雨はアレの季節

【Qoo】
今年の梅雨は、長かったですね~。ようやく明けましたけど。

【Mr.アーキ】
梅雨といえば、今年もアレが来ましたよ~!

【Qoo】
アレってなんですか?

【Mr.アーキ】
「シロアリ」です。梅雨時期はシロアリがやってくる時期でもあります。私の家にも梅雨の前半に飛んできましたよ。夜の門灯にハネアリが集まって来ていました。

【Qoo】
シロアリ!そういえば、去年も対策の話を聞きました。

【Mr.アーキ】
シロアリは、梅雨の時期にハネアリとして飛んできて、オスとメスとがペアリングして自分たちに適した環境を見つけて巣を作り、住み着くんです。
家の床下や天井裏で、湿気が多く、湿った柱や梁、特に土台に住み着きます。

【Qoo】
新築物件だったら、建てる前に半永久的に効き目が持続する防湿シートがあるし、防蟻剤を塗布したりするということでしたが、すでに建てている住宅は心配ですね。

【Mr.アーキ】
最近の乾式工法でユニットバスを採用しているような住宅は、よほどのことがない限り大丈夫だと思いますが、古い家で、湿式工法(土壁や在来工法のお風呂がある)を採用している家では注意が必要です。特に北側の浴室や水回りは、冬の結露から湿気を含んだ土台や柱がシロアリの絶好の住み家となります。飛んでくるシロアリだけでなく、地中から忍び込んでくるシロアリもいますからね。

【Qoo】
もしも、シロアリの被害が出たら、どうしたらいいんですか?

【Mr.アーキ】
根本的な対策は、土台の差し替えなどの大規模なリフォームをして、建物周辺の風通しを良くして、年中注意していくことです。
一時的な対策としては、防蟻材・殺虫剤などを利用した対策になります。それから、その周辺に風が通り、乾燥した状態になるようにしておきます。

何度も言いますが、シロアリは基本的に乾燥に弱いので、建物自体(特に構造体)を乾燥した状態にしておくことが大切です。壁内結露を防ぐこと、家中の温度差を小さくすることで、適切な状態を保つことができるんです。
梅雨時期に、家の周辺にハネアリの死骸がたくさん落ちている時は、建物のチェックをして、シロアリが入り込んでいないかを確認しましょう!