住まいのことはMr.アーキに聞け! ~断熱材の話1

 

【Mrアーキ】
今日は断熱材についてお話しましょう。

【Qoo】
断熱材というと、外壁と内側の壁の間に入ってたりするやつですね。あ、天井と屋根の間にも入ってたりしますよね。ビフォーアフターで観たことあります!

【Mrアーキ】
住宅を検討している方から必ずといって良いほど、「断熱材は何を使っていますか?」と質問されます。
住宅会社の方も、「弊社が使用している断熱材は…」とほとんどの会社が説明してくれます。断熱材は、自社の商品を構成する大切な建材なので、当然といえば当然です。
私のところにも、仕事柄、多くの断熱材メーカーの方々が営業に来られます。

【Qoo】
家を建てるには、断熱材選びが重要ってことですね。みんな興味津々という感じですか…。ところで、断熱材にはそんなに種類や違いがあるんですか?

【Mrアーキ】
そうですね、結構たくさんありますから、今回は、木造住宅の外壁に使用する断熱材を主に説明することにします。
まず、断熱材は大きく、「樹脂系断熱材」と「繊維系断熱材」の二種類に分けられます。

【Qoo】
「樹脂系」と「繊維系」ですか。

 

【Mrアーキ】
樹脂系断熱材の代表的なものとしては、ポリスチレンフォームがあります。ポリスチレンフォームには、押し出し法とビーズ法があります。
見た感じは、発砲スチロールのような、ボード状の断熱材です。現場での加工が簡単で、水を吸収しにくいという特徴があります。厚さも色々選べ、厚みが増すほど、当然、断熱性能も上がります。
樹脂系にはその他に、フェノールフォームや硬質ウレタンフォームなどがあります。特徴としては、大体、ポリスチレンフォームと同じだと考えていいでしょう。
それぞれ、熱抵抗値に多少の違いがあって、メーカーや商品によっても異なります。熱抵抗値が高くなれば高いほど、薄くても高い断熱性を発揮します。

【Qoo】
熱抵抗値?難しそうですね…。

【Mrアーキ】
熱抵抗とは、材料自身の熱の伝わりにくさを表す値です。材料の表と裏で1℃の温度差がある場合に、その材料の面積1㎡あたり、1秒間に伝わる熱量を逆数として出したものです。
数式は省略しますが、もちろん、その材料の厚さも数値に関係してきますので、先ほども言ったように、断熱材の厚みが増せば、断熱性能も上がるといったことにつながります。

【Qoo】
断熱材というからには、きちんと断熱できる性能の高いものを選ばなくてはなりませんね。

【Mrアーキ】
では、次回は繊維系断熱材について、お話ししますね。