住まいのことはMr.アーキに聞け! ~オープンとクローズ外構

【Qoo】
前回に引き続き、外構についてもっと教えてください。

【Mrアーキ】
外構は、敷地の広さや形状、周辺環境の違いによって、様々なパターンがあります。“ある”というか、生まれてくるんですが…。もちろん、家のデザインにも大きく影響されます。
私の場合、外構計画の最初の段階で「オープン外構」か「クローズ外構」かを決めて、建物のデザインに合わせた外構計画をスタートさせます。

【Qoo】
「オープン」と「クローズ」ですか。

【Mrアーキ】
「オープン外構」とは、道路や隣地との境界線を塀や門扉で隔てないスタイルをいいます。開放的で、明るく、広々とした感じが魅力的です。境界を高さのある構造物で遮らないので、花壇や低い植え込みをデザインしたりと様々なアイディアが生かされます。
周辺からは、庭を含めて建物まで見えるので、道行く人に楽しんでもらえるよう、庭づくりにも気合いが入ります。近隣とのコミュニケーションをとりやすので、防犯面でもメリットがあると言われています。社交的で人々との繋がりを大切にしたい方にお勧めです。

【Qoo】
では、クローズ外構は?

【Mrアーキ】
オープン外構とは逆に、境界を塀や門扉で囲ってしまうスタイルです。閉鎖的だとネガティブな印象もありますが、こちらにも様々なメリットがあります。まず、外部からの視線を遮ることが出来るため、プライバシーが保たれます。
他人の視線を気にせずに、庭でバーベキューやガーデンパーティーなどを満喫したり、庭に洗濯ものを干すことも躊躇なくできます。また、カーテンを閉めて過ごす必要もないので、のびのびと暮らすことができます。外部から侵入しにくいというメリットもありますが、一旦侵入されると塀などが死角をつくることがあるので、防犯対策は、よく検討する必要があります。

【Qoo】
どちらを選ぶかによって、家の雰囲気がずいぶん変わりそうですね。

【Mrアーキ】
周辺の環境、最近は洋風の家が多い傾向にありますが、家のデザイン、敷地の広さ、さらには近所の人々のことを考えた上で、自分のスタイルにあった外構計画を立てたいものです。