住まいのことはMr.アーキに聞け!~上棟式と餅撒きのこと

 

【Mr.アーキ】
最近、お施主様のご要望で上棟式・餅撒き(もちまき)を行ったんですよ。

【Qoo】
私、餅撒きや上棟式って参加したことないです。節分の時、大きな寺院や神社で芸能人がやってるような感じですよね。高いところから、豆やお菓子をぱあって撒くやつ!

【Mr.アーキ】
節分の際も、餅やお菓子を撒くようですが…。私が小学生の頃は、学校の帰りに上棟した家に五色が飾られ、「さぁ、今から餅まきだ!」といった感じでよく餅をもらいに行っていました。餅と一緒にお菓子や小銭も撒かれていました。

【Qoo】
近所の子どもたちとか集まってきて、楽しそうですよね~。餅撒きも地鎮祭のように、家の新築にとっては大切な儀式なんですか?

【Mr.アーキ】
上棟式と餅撒きはセットのようなもので、上棟式(建前ともいう)で災いを払うため、建物の上から土地の四方に向かって餅や小銭を撒いて、土地の神様にお供えする、撒餅撒銭の儀(さんぺいさんせんのぎ)というものが執り行われていたのが由来です。
江戸時代には、祝い事があると餅を撒いて祝う風習もあったようですから、次第にお祝いの意味の方が強くなったようです。

 

 

 

 

 

 

【Qoo】
最近は、餅撒きをしたとか、あまり目にしないし、聞かなくなりましたね。

【Mr.アーキ】
建売り住宅ではしないのがほとんどなんですが、注文住宅では、棟梁が祝詞をあげ、上棟式までというケースが多いですね。餅撒きまでやるのは、なかなか少なくなりましたね。

【Qoo】
それじゃあ、Mr.アーキが最近執り行ったといわれるのは、珍しいんですね。

【Mr.アーキ】
今回は地鎮祭に続き、仏式で行ったのですが、仏式とのことで、私たちも色々と調べたりして取り組みました。四隅餅、赤い手ぬぐい、奉献酒などの段取りは、住職にお聞きしながら準備しました。
ほとんどをお寺さんで準備していただきましたし、撒く餅は餅屋さんがよくご存じで、「最近は大黒柱がないので四隅餅でいいよね」とかアドバイスをもらえたのですが、赤い手ぬぐいに関しては、近年需要がないのでどこにも売っていなくて、手配するのに苦労しました。
仕方がないので、赤いタオルで代用です。みんなアントニオ猪木みたいでしたよ。
今回の餅まきは天候の事情もあり、五色を揚げずに行いました。前もって案内を送っていた招待客だけの餅撒きでしたが、みんな笑顔で我々もほっこりさせてもらいました。

【Qoo】
上棟式や餅撒きは、家を建てるということにまつわる大切なお祝い事なんですね。

【Mr.アーキ】
大切な“家を建てると“いう慶事の後に、災いが起こらないようにと餅を撒いて「厄払い」とするわけです。ですから、家を建てられる方には是非、上棟式と餅撒きをお勧めします。
ただでさえ家づくりの打ち合わせは大変ですが、上棟式や餅撒きをすることによって、日取りのことや慶事の意味など、さまざま勉強することによって、日本の文化に触れる良い機会になります。
家族みんなで取り組んで、親類やこれから近所づきあいを始める近隣の方々とも一緒に盛り上がれますし、とても良い時間を過ごすことができます。今から家を建てられる方には、是非チャレンジしてほしいですね!