住まいのことはMr.アーキに聞け! ~ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のお話1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Qoo】
今回は、建材としての木の話に出てきた、ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のお話ということですが…。ZEHとは、どういうものですか?

【Mrアーキ】
ZEHとは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の消費エネルギー(一次エネルギー消費量)の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
国は2020年までに標準的な新築住宅をZEHに、2030年までに新築住宅の平均がZEHになることを目指していて、環境省・国土交通省・経済産業省が連携して、支援事業に取り組んでいます(平成30年度)。

【Qoo】
…なんか、難しそうですねぇ。
暑くても寒くてもエアコンを使わず、人がいない部屋は電気を消して、テレビなどの待機電力も使わず、とにかく無駄なエネルギーを使わないように生活しましょう。…なんてことではありませんよね?

【Mrアーキ】
簡単にいうと、使うエネルギーよりも、作るエネルギーの方が多い住宅であることが必須条件です。 使うエネルギー≦創るエネルギー ということですね。
そのためにはまず、外皮を強化して、省エネルギー住宅にすることが第一条件になります。
「外皮」とは、外壁・屋根・床・窓などのことを指し、「強化」とは断熱性を高めることを指します。「外皮」を「強化」することで、冷暖房に使うエネルギーを抑えて省エネルギー化を図ります。平成25年時の推奨基準の断熱性能の住宅に比べると、20%以上の消費エネルギー(一次エネルギー消費量)の削減が必要です。
加えて、給湯器などを高効率な機器にして、省エネルギー化を図ることも必須になります。

【Qoo】
建物の消費エネルギーって、わかるものなんですか?

【Mrアーキ】
現在は、建物の性能から消費エネルギーを計算できるんですよ。
なので、きちんとした数値を申請することになります。
次に、再生可能エネルギーの導入が必要です。これは、ほとんどの方が太陽光発電を導入しています。そして、その再生可能エネルギーを創る量が、使用するエネルギーよりも多いことが条件です。新築をお考えの方は、住宅会社の方に聞いてみましょう。ZEH認定までのプロセスや仕様を教えてくれます。

【Qoo】
今から建てるのなら、ZEHの方が断然良さそうですね!

2につづく