住まいのことはMr.アーキに聞け! ~木の話 建材としての木 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今回は日本の住宅でもよく使われる「木の話」です。

【Qoo】
前回までは床板の無垢材について教えてもらいましたが、よ~く考えると、家自体、木を多く使って建てますよね?

【Mrアーキ】
戸建て住宅の多くは、主に「木」という資源を使って建築していきます。
実は近年、この「木」という資源と木造住宅の在り方について、国も取り組みを始めています。
その根底にはこんな現状があるんです…。
戸建て住宅の資産価値を査定する場合、ある程度古くなった戸建て住宅は「土地代=資産価値」になっていることは皆さんよく知っている話ですよね。
築30年なんて、もうほとんど家に価値が無いものが多数です。

【Qoo】
ローンは35年ですけど…。

【Mrアーキ】
そう、ローンが終わったころには建て替えようか、どうしようかと悩む人も少なくはないと思います。

【Qoo】
でも、「古民家」なんかは100年以上経ってるのもありますよね?
かえって大昔に建てたものの方が長持ちする…?

【Mrアーキ】
そもそも、住宅を建てるために使う木は、最低でも60年ほどの年月をかけて育てなければいけません。
柱や梁、桁に土台。すべてまっすぐに60年育てなければいけません。
育てるのに60年かかる「木」を使って、30年そこそこでスクラップにするとなると、採算が合いませんよね。
資源(木)が足りなくなるのは当然のことです。
そこで近年、長持ちする家を建てることを国が推奨しています。
どんな家かは次回、説明します。