洗濯にひそむストレスを軽くしよう!第五回「たたむ」

クローゼットを整えるお片づけサポーター、上野友香子です。

洗濯を楽にする工夫について、作業の内容を6つに分けて連載形式でお伝えしております。

1回目「集める・分ける」はコチラから
2回目「洗う」はコチラから
3回目「干す」はコチラから
4回目「取り込む」はコチラから

5回目の今日は洗濯物を「たたむ」に注目して、我が家の実例をご紹介します!

床の汚れが気にならない!「たたむ」をサポートするアイテム

リビングや和室で座って衣類をたたみたいけれど、床のよごれが気になって服を広げてたたむのは抵抗が…という方も多いのではと思います。

私は以前、和室で干し終えた衣類をたたんでいたのですが、活躍したのが『衣装敷』というきものをたたむ時などに使う紙で出来たシートです。

シーツやレジャーシートを使用したこともありましたが、シーツは広げたりたたんだりの手間が少し面倒、レジャーシートは乾燥する季節は静電気が気になるなど、私には使い勝手がイマイチでした。

『衣装敷』は和紙でできているものや、不織布を用いたものなどがありますが、我が家で使っているのは厚手の和紙素材で、700円程度で購入出来るものです。

折り目がついているので広げたりたたんだりの取り扱いも楽ですし、静電気も発生しないので使い心地はバツグン!

きもの専用ではもったいない『衣装敷』、我が家の定番アイテムのひとつです。

そのこだわりは誰のため?

前回の記事にも書いた通り、我が家では1年ほど前から、取り込んだ洗濯物はほとんどたたんでいません。

それ以前から多くの衣類をハンギング収納にしていて、ハンガーに干した衣類は乾いたらクローゼットに直行でしたが、それでもボトムスやタオル類、下着や靴下など、「たたむ」衣類はいくつか残っていました。

その中でも私をイライラさせたのが、下着のシャツ。

くたっとしたシャツは、たたんで引き出しに入れても収まりが悪く、夫や息子が取り出した後は必ずと言っていいほど引き出しの中が乱れていました。

そんなある日、いつもと同じように一向に整わない引き出しの中を見てイラッとしながら

「この状態見て、嫌な気持ちにならないの?」

と、夫に嫌味を言ったのです。そして返ってきた答えにびっくり。

「ぜんぜん」

ぜんぜん?こんなぐちゃぐちゃでまったく気にならないの?もしかして息子も気にしてない??

その通り、息子の答えは「そこに入ってればいい」とのこと。

なんと、たたんで入れることにこだわっていたのは私だけ。十数年のイライラは何だったのでしょう…

毎日「たたむ」をやめました!

ということで、夫と息子の下着を「たたむ」作業を手放すことを決めました。

たたまずに済む仕組みのために新たに購入したのが、前面に跳ね上げ式の蓋がついた収納ボックスです。

このタイプの収納ボックスは、細々としたものを入れると中が見えにくいというデメリットがありますが、だからこそ中が乱雑でもあまり目に付きません。

引き出しタイプの収納は中が見えやすく、衣類がぐちゃっと入っているのが見えると私はストレスを感じてしまいます。

だから中が見えにくいということは大切なポイントでした。

そして収納ボックスの置き場所を、洗面所の外から洗濯機のすぐ隣に変え、ひとつのアイテムにつきひとつのボックスと決めました。

どうせなら徹底的に動線を短くして、何も考えなくても出し入れ出来るようにしようと考えたのです。

タオルや下着類はドラム式洗濯機で乾燥まで終わらせて、洗濯機から出したらたたまず各ボックスにぽいっと入れるだけ。

右から左へ腕を動かすだけの超最短動線です。

シワがついてしまうことはありますが、下着なので着てしまえばほとんど気になりません。

たまに家族に「使いづらくない?」と確認していますが、やはり「ぜんぜん」という何のこだわりもない答えが返ってくるので、この方式が我が家の定番としてこれからも続いていくと思います。

服を「たたむ」のは年に2回!

徹底的に「たたむ」を手放した我が家ですが、それでも年に2回だけ、服をたたまなくてはいけない日があります。

衣替えです。

衣替えゼロの収納を目指したこともありましたが、ハンギング収納だけでは全ての衣類を収めることが出来ず、タンスなどの引き出し収納を併用しなければ実現しませんでした。

そうなると日常的に「たたむ」作業が発生してしまいます。

毎日の作業をとにかく楽にしたい私の場合、服を毎日たたむことより、年に2回の衣替えの時に一気にたたむ方が、ストレスが少ないと判断しました。

日常的に引き出しを使うのなら、たたみ方や仕切り方などに使いやすい工夫が必要ですが、保管と割り切っているのでシワなどに気をつけてざっくり収めるだけでOKとしている点も、衣替えに対する負担を減らすことに役立っています。

長年続けてきた家事だからこそ、「こうあるべき」「こうするべき」という思い込みは根強いものです。

思い切って「これ、やめてもいい?」と家族に聞いてみたり、「これでよし!」と割り切ってみると、自分も家族も楽に暮らせる新しいスタイルを見つけることが出来るかも知れません。

次回はいよいよ『洗濯シリーズ』最終回、「収める」についてお伝えします!