福岡で片付けサポートをしているライフオーガナイザー@兼重千鶴です。
片付けサポートしている中で感じている事。
『片付けが苦手』だったり『捨てられない』とおっしゃる方のなんと多い事か。
私ったら片付けのプロを名乗っていますが、捨てるのは苦手です。(キッパリ!)
『片付け得意なんです』とか『ガンガン捨てられます』と断言する方には、ある種尊敬のまなざしを向けてしまいます。
私は片付けが得意なのではなく、片付けられなくて困っていた経験があるから、今困っている方の力になれたら、と思ってお仕事させて頂いています。
そこで、今回は【捨ててもいいと思っているけれど捨てない物】についての扱い方をお伝えしますね。

捨てるから始めない片付け
物を捨てるの苦手な方には、【捨てるから始めない片付け】って魅力的でしょ!?
それは物を捨てるより先に、思考の整理をするって事。
理想の暮らしや片付ける目的を明確にすることから始めて、物を取捨選択する基準をハッキリさせて片付けに取り組むとスムーズにすすめられます。
以前の私は【捨てる作業】がツラすぎて、取捨選択の作業を先送りして片付けました。
その方法は、
① いつも使う物とたま~にしか使わない物、保管する物等、使用頻度に分ける。
② いつも使う物だけを、使いやすい場所に収納
③ たまにしか使わない物は、ちょっと背伸びをすれば手が届く場所に収納
④保管する物は、踏み台がないと手が届かないようなデッドスペースに収納
という感じ。
実際にこの方法で、物を捨てられない人でも、日常生活はグッと暮らしやすくなりますよ。
でも悲しいかな、物は減らした方が、もっと暮らしやすくなるのは明らかなんですね。
捨ててもいいと思っている物
捨てるのが苦手な方は、内心『捨ててもいいと思っているけれど、捨てる決心がつかない物』をたくさんお持ちです。
捨てられない女代表の私、物を捨てるのは簡単なことじゃないって十分承知しています。
簡単に捨てる決心がつかない事を、肝に銘じて暮らしています。
そのせいか、目につかない場所に一度詰め込んだら最後、目を合わせないようにしてしまいます。
押し入れやその天袋等が多いのではないでしょうか。
自分を捨てられない女だと思っていない方でも、押し入れやクローゼットの奥等には『捨ててもいいと思っている物』が眠っている事が多い。
それらはどんどん奥に追いやられて、さらに目に付かなくなるので“無かった物”になってしまうんですよね。
そうなったら最後、スペース泥棒でしかない(泣)
そうなる前になんとかせねばなりませんね。
あえて目につくところに置く
“捨ててもいい”は“要らない”とは感情的にちょっとニュアンスが違いますよね。
頭ではわかっていても、心が追い付かない状態。
だから、迷う。
そんな物達はあえて目につく場所に置くことをおススメ。
嫌でも目に付けば、毎回『今後どうするのか?』と頭をよぎるはずです。
繰り返し考える事で、頭と心を使って、物と向き合うようにしましょう。
思い立ったら吉日
本当は押し入れの奥や倉庫などには“捨ててもいいと思っている物”は置かない方がいいですよ。
捨てる決心を付けるのも大変ですが、捨てる作業も意外と大変。
簡単にゴミ箱に入れられるのなら、ずっと以前に手放しているはずですものね。
奥にしまい込んであればあれほど、取り出すのは面倒でしょう!?
考えただけでやる気も失せちゃいますね。
“もう捨てる!”と思われたなら、【思い立ったが吉日】ですよ。
早々に手放す準備を。
*ゴミ袋に入れる。
*ゴミ出し日を確認してカレンダーに記入する。
*集荷依頼の連絡をする。
……等々、即行動に移してくださいね。
だって、【吉日】でしょ!?
思い立った日が縁起が良い日なのです。
物を捨てて、ラッキーでハッピーな暮らしを手に入れて下さいね。

◆ブログ担当:ライフオーガナイザー@兼重千鶴
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