福岡でお片付けサポートをしています、ライフオーガナイザーの兼重千鶴です。
寒くなってくると、あったか~い食べ物が恋しくなりますね。
そんな手料理が作りたくなる冷蔵庫、手に入れたいですよね!?

現在、冷蔵庫の整理についてシリーズでお伝えしています。
1回目は【冷蔵庫の整理をするとメリット】について。
2回目は【冷蔵庫の整理手順のポイント】を。
今回は【冷蔵室収納のポイント】をお伝えします。
冷蔵室の各段ごとにお伝えしますね。

1段目
目線より上になるので、最も出し入れするのが大変。しかも見えにくい!
カゴやトレイを利用して、取り出しやすくするのがベスト。
我が家ではビール、味噌等の調味料、ヨーグルト類を。
※我が家(パナソニック製)は、一番上の段にはビール(350ml)がピッタリ入る高さのため、この場所にビールを保存しています。
ビールは扉に置いてしまうと、開閉の度に揺れ、味が落ちてしまいます。
ビール好きの方は扉に置くのは避けたいですね。
2段目
ちょっと出し入れしにくい場所。
使う用途別や使うシーンごとにカゴにまとめておくと便利です。
サッと取り出せるので時短にもなります。
例えば、朝食セットとして和食用と洋食用とにまとめておくのはいかが?
出し入れが一度で済み、ラクですね。
我が家では【パンセット】と【ごはんセット】と2種類を用意。
・和食…ふりかけ、コネギ(カット済)、納豆等。
・洋食…バター。ジャム、チーズ等
その他、小さな容器の調味料や保存期間の長い食材を収納します。
3段目
この場所は取り出しやすい場所。
使用頻度が多い食品を置くスペースにピッタリ。
賞味期限が近い食料や、早めに食べたほうがよい物をまとめておくのがベスト。
特に『早く食べたほうがいいモノ』として、一つのカゴにまとめて、目に付きやすいように。
扉を開けるたびに要チェック!ですよ。
目につきやすい場所という事で、調理前の食材、常備菜等を。
食材のムダを防ぐためにも、一目で分かるように配置してくださいね。
4段目
冷蔵庫で一番目に付き、取り出しやすい場所です。
日々の残り物等を置くようにします。
できれば残り物は透明な保存容器に入れておくと、中身が一目でわかり便利です。
そして、大きな空間として空けておくと、鍋ごと保存ができて便利ですね。
取り出しやすい場所ですので、汁の入った鍋でもしっかり握る事ができます。
卵だってしっかり握れるので、取り出す時に安心♪
チルドルーム
チルドルームとは、凍らない程度に冷蔵室より温度が低い場所。
肉や魚等、日持ちのしない食材を中心に入れます。
納豆やハム・ソーセージ等の加工品もチルドルームがおススメ。
ドアポケット

扉の収納スペースは、開閉によって温度変化が激しく、また振動もあります。
それらの影響の少ない食材を置くようにしましょう。
一般的にはドレッシングや調味料、開封後早く消費する飲料等を置く。
我が家では右扉に普段使用する調味料・飲料系を。
左扉には使用頻度の低いモノを収納しています。
家族みんなが使いやすい【定位置管理】
冷蔵庫は家族みんなが使う場所ですよね。
家族みんながどこに何がわかるのか一目でわかるようになると、各自で出し入れ可能になります。
料理中にも『お味噌出して!』とかお手伝いも頼めるし、
『ドレッシングの用意してもらえる?』なんてコトも言えちゃうね。
今回は冷蔵室の収納のポイントをお伝えしました。
長くなりましたので、野菜室の収納ポイントについては次回に。