これまで格安通信についていろいろとお話ししてきました。
賢い主婦のスマートフォン講座 格安通信でどれくらい節約できる?
賢い主婦のスマートフォン講座 -格安通信のメリットとデメリット 1-
賢い主婦のスマートフォン講座 -格安通信のメリットとデメリット 2-
それほど大きなデメリットはなく、しかし毎月の通信費が安くなるということで、とにかく毎月の通信費を安くしたい方で、電話をかけることが少ないという方には、格安通信はベストチョイスだと言えます。
それでは格安通信を実際に利用するためにはどのように進めていけばいいのでしょうか。
今回から数回に分けて、格安通信契約のための流れをお話しさせていただきます。
■格安通信会社を選ぶ
現在国内の格安通信会社は数十社に及びます。
テレビやインターネットでも「格安スマホ」と謳った広告をよく見かけるようになりました。
数ある格安通信会社の中から最適な会社を選ぶときに、いくつかのポイントがあります。
1.価格で選ぶ
格安通信会社の料金設定は、凡そ横並びです。
標準的な契約内容は、音声通話(電話)+データ通信(インターネット)3GBというコースですが、どの通信会社も1600円前後がほとんどです。
10分かけ放題や補償等のオプションで各社に差が出てきますので、
・電話で話すことが多い
・動画などネット通信が多い
といった自分の使い方により、利用したいオプションを選び、その合計金額で比較してみましょう。
さらに通信費がお得になるサービスを各社頻繁に実施しているので、契約のタイミングを見計らいながら最もお得になる通信会社を選びましょう。
2.ショップの有無で選ぶ
格安通信会社は通信費を安くする代わりにショップを設けていません。
つまり契約はネットで行い、設定は自分でする必要があります。
初回の契約はもちろん、設定やトラブル対応については決して簡単ではないため、そんな時に対応してくれるショップの存在はとても大きいものです。
現在ショップを運営している格安通信会社は楽天モバイル、mineo、イオンモバイル等大手企業が運営しているところです。
LINEモバイルやIIJなどはビックカメラなど家電量販店にショップ対応窓口を設置しています。
格安通信会社のホームページを見て、近所にショップや窓口があるかを確認してみましょう。
3.サービスで選ぶ
格安通信会社が提供するサービスはほぼ同じですが、それぞれの会社で特徴的なサービスを提供していることがあります。
例えばLINEモバイル。
その名の通り、LINEが運営する格安通信ですが、LINEモバイルのメリットは、ラインに関するデータ通信が毎月の制限を受けないということです。
つまりLINEで画像を送受信したり、無料通話で話をしても、毎月使えるギガ数が減ることはありません。
LINEを使っての連絡が多い方には、安心して使えますね。
このように各社の特徴を比較し、自分のライフスタイルに合った通信会社を選んでみましょう。
次回は、現在の電話番号をそのまま使用する際の「MNP」という手続きについてお話ししたいと思います。