
皆様こんにちは!
前回は格安SIMについてお話をしました。
格安通信のSIMカードを契約することで、スマートフォンにかかる毎月の通信費が安くなることをお伝えしましたが、3回目となる今回は、はたしてどれくらい通信費が節約できるのかについてお話ししたいと思います。
■大手通信会社の通信費はどれくらい?
ここで大手通信会社でスマートフォンの通信契約をした場合の通信費をシミュレーションしてみましょう。
ここではスマートフォンの音声(電話)とインターネットを利用するためのデータ通信契約1回線分を計算してみます。
できるだけ通信費を安くするために、音声通信は通話のカケホーダイではないシンプルプラン、データ通信は月3GBとします。
それからスマートフォン本体の金額は含んでいません。
※シミュレーションはNTTドコモWEBサイトの料金シミュレーションサービスを利用しました。

表中のサービス値引きは「docomo with」というサービスですが、購入する機種等によって値引き額は変わります。
しかしおおよそ4,000円くらいで、想像していたよりは高くありませんね。
ちなみに5分カケホーダイの通話オプションをつけると下記の通りとなり、5,000円弱となります。

■格安通信会社の通信費はどれくらい?
格安通信会社の場合、おおよそ金額は横並びですので、標準的な金額でシミュレーションしてみます。
まず音声通話ができ、インターネットのためのデータ通信が毎月3GBできる契約では下記の通りとなります。

同じ条件で比較すると、大手通信会社では毎月4,000円程度に対し、格安通信では月1,800円未満と半額以下になりました。
上記と同じく、通話の10分かけ放題オプションを加えると・・・

大手通信会社では5,000円弱だった通信費が、格安通信では2,646円で、45%ほど安くなる計算になります。
これは1回線契約のシミュレーションなので、家族4人で4台の契約であれば、毎月の差額はさらに大きくなりますね。
■さらに大きくなる年間通信費の差
大手通信会社で契約する場合に2年間の契約が基本となりますので、通信費の差は2年間で比較しなければなりません。
上記のシミュレーションでは、ベーシックな契約で毎月2,354円安くなる事が分かりましたが、それが2年間、24ヶ月に渡るとどうなるのでしょうか?
大手通信会社 4,082円/月 ×24ヶ月=97,968円
格安通信会社 1,728円/月 ×24ヶ月=41,472円
その差額は2年間で56,496円!
つまり2年間で55,000円以上節約できるのです。
これが2回線、3回線となると・・・節約できる額はかなりの金額になります。
家族4台契約であれば、20万くらい節約できるのですから、これは大きなことです。
これだけ安くなるのであれば、家族旅行に行けちゃいます!
但し大手通信会社でも、家族で数台ある場合はデータを分け合えるシステム等があり、それを利用すれば安くすることも可能ですが、格安通信の契約よりも安くなることは、ほぼないと言っていいでしょう。
いかがでしたか?
毎月の通信費が具体的にどれくらい安くなるのかがお分かりいただけたと思います。
こんなに安くなるのだったら、格安通信の方が断然良さそうに思えますが、注意点はないのでしょうか?
次回は、格安通信契約のメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。