話題の音声SNS、Clubhouseってどうなの?

最近テレビでも話題になっている新しいSNS、Clubhouse(クラブハウス)をご存じですか?

従来のSNSと変わっているのは、「音声」が主役であること。
つまりユーザーの「喋り」がメインコンテンツになります

1年前にアメリカで生まれたサービスですが、昨年末よりアメリカで盛り上がりを見せ、今年に入って日本でも知られるようになりました。

招待制であることや、現時点でiPhoneアプリしか存在していないので、ユーザー数はそこまで多くないと思いますが、トレンドに敏感な著名人や芸能人が始めたことで、テレビでも紹介されるほど話題となっています。

Clubhouseで出来ること

先にもご紹介したように、Clubhouseは会員同士の音声、つまり会話のみで交流できるサービスです。

従来のSNSと同様に「フォロー」「フォロワー」の概念があり、そこで人が繋がっていきます。
ただし「いいね!」や文字でのコメントのような仕組みはありませんし、シェアの概念もありません。

あくまでもメンバー同士の会話が主体になっているのです。

会話はルームで行う

Clubhouseで会話をするには「ルーム」という会話用のスペースで行います。
このルームは、主催者(モデレーター)が作成し、そこに話をする人(スピーカー)が集い、会話をするのです。


(画像)自分がフォローしている人が参加しているルームが紹介されているので、興味があるルームを選んで入室するだけ。

そのルームで会話はしないけど、聴くだけ参加も可能です(オーディエンス)し、途中から発言したい場合は意思表示をすることもできます。

ルームは自分自身で作成することもできます。
ルームに参加できるメンバーをカスタムすることができ、誰でも参加できるようにしたり、フォロワーのみの公開、あるいは限定されたメンバーだけでの会話も可能です。

Clubhouseのどこが面白いの?

Clubhouseには様々なテーマを掲げたルームが生まれ、会話が終われば消えていきます。
ルームでの会話は保存も出来ませんし、録音することもルール上できません。

つまりClubhouseでの会話は「一期一会」の貴重な会話となりますので、希少性があります。
あくまでもクローズドな会話ですから。「ここだけの話」みたいなことも飛び出すこともあります。

そしてルームには、芸能人や著名人が、ふと参加することがあります。
最近では芸能人同士でルームを作り、ファンの方はオーディエンスとして聴いてるという形も増えていますので、いろんな人と繋がるかもしれない!という楽しみは、Twitterの感覚に近いかもしれませんね。

テレワークの時代だからこそ光る音声コミュニケーション

Clubhouseのような音声コミュニケーションが注目される背景には、コロナ禍によって後押しされたテレワークやステイホームの流れがあると思います。

テレワークの一環で行われるビデオミーティングもかなり定着した感がありますが、やっぱりお互いの姿が見えるというのは、結構ストレスになるんですよね・・・

そういう意味ではクラブハウスのような音声コミュニケーションは、気軽に会話の話題に接することが出来る魅力的なツールです。
音声を聴くだけであれば、かえって集中して参加できそうです。

録音が出来ないので、結局は時間を縛られてしまうのですが、それでも姿が見えない分「ながら」で話したり聴いたりすることができるのですから気分的に楽だと思います。

もちろん仕事だけでなく、プライベーツ使いにも気軽でいいですよね。

Clubhouseはこの先ブレイクする?

さて気楽なコミュニケーションツールであるClubhouseですが、TwitterやInstagramのように、人気のSNSとなるのでしょうか?

基本的に「いいね!」といったカジュアルなコミュニケーションではなく、会話にしっかり参加するというイベントに近いものがあります。
いろいろ話したい人にとっては最高のサービスでしょう。

聴くだけの人にとっては、ラジオやポッドキャストと大きく変わらないので、よほど興味をそそるテーマやメンバーのルームでない限り、飽きられてしまうかもしれません。

そしてClubhouseは、「人が繋がる」というより「熟成させる」コミュニケーションなのだと感じています。
そういう意味では、Clubhouseが・・・というより音声コミュニケーションは定着するかもしれませんし、FacebookやTwitterといった既存の巨大SNSの機能として飲み込まれるかも。

電話ともビデオ通話とも違う、音声コミュニケーション

高速ネット回線が普及し、8割近くの方がスマホを持ち歩く現代。
コミュニケーションの形は様々です。

そんな中、高画質でストレスのないビデオ通話が可能な時代になったのに、音声だけのコミュニケーションに人気が集まるのは興味深いですよね。

Clubhouseを中心とした音声コミュニケーションは、現代の井戸端会議。
文字や写真が中心のSNSから、声や息づかいを感じるリアルタイムなコミュニケーションが求められているようです。