2学期の今こそ整えたい、我が子のスマートフォン利用

長期の休みで疲れている子どもたち

変則的な夏休みが終わり、ほとんどの学校で2学期が始まっていると思います。
新型コロナウイルス感染の不安は未だ続いていますが、それと同じくらいに気になる問題が起きています。
それは夏休み明けの子どもたちの中に、体や気持ちに不安定さを感じたり、不登校になってしまう子どもが増えているようです。

今年は新型コロナウイルス感染に伴う緊急事態宣言等もあり、長期間に渡って休校が続きました。
6月頃より学校が再開したものの、通常よりも長い時間の授業であったりと、子どもたちも相当疲れていたと思います。

その上で夏休みが短く、相変わらず続く外出自粛や猛暑の影響もあって、結局在宅の時間が多く、子どもたちのストレスも解消されることはなかったのかもしれませんね。
とにかく今年の2学期は、子どもたちにとって重たくてたまらないでしょうし、気持ちが不安定になるのも理解できます。

しかしそういうときこそ、子どもたちの生活リズムを整え直すチャンスでもあります。
特にゲームやスマートフォンの利用については、しっかりと見つめ直すべきだと思います。

利用時間を再度見直す

在宅の時間が長いと、子どもたちは自然とゲーム機やスマートフォンに手が伸びます。
今年の夏休みは、これまで以上にゲームやSNSを利用する時間が多かったと思われます。
スマートフォンを子どもに持たせているご家庭の多くは、親子でルールを決めていると思いますが、これだけ家でじっとしている時間が多いと、約束以上に長い時間ゲームをしたりして、ルールも乱れがちです。

2学期が始まった今こそ、スマートフォンやゲームの利用時間について再設定するべきです。
学校での授業が多い分、子どもたちは疲れていますしストレスも感じているでしょう。
だからこそ頭や体を休める時間をできるだけ増やすことが大切です。

子どもたちにとってゲームや動画を楽しむことはストレス解消なのかもしれませんが、頭や身体を休ませることの大切さを説明し、ゲームや動画に接する時間をできるだけ短くするよう、お子様と話し合ってください。

スクリーンタイムで子どものスマホ利用を制御

ゲームや動画、つまりスマートフォンの利用時間をコントロールするためには「スクリーンタイム」の機能を利用することがベターです。
スクリーンタイムとは、スマートフォンを使用できる時間やアプリを監視し、制御する機能で、この2年以内に発売されたスマホには標準で搭載されています。
iPhoneでは「スクリーンタイム」、Androidでは「デジタルウェルビーイング」など呼び名は異なりますが、機能的には同じものです。

例えば「YouTube」アプリは1日に1時間だけ利用でき、時間が経つとアクセスできなくなる・・・
あるいは夜の10時以降は電話とメール以外は利用できなくなる・・・等の利用設定が可能です。

子どもとスマートフォン利用の時間を改めて決め直し、それを口約束ではなく「スクリーンタイム」に設定します。
スクリーンタイムの機能をご存じない方は、ぜひこの機会に取り入れてみてください。

(参考記事)
スマートフォンの使い過ぎをチェックしてみませんか?
iPhoneの利用時間をチェックするスクリーンタイムとは
Androidスマートフォンのスクリーンタイム機能

生活のリズムを整えることが大切

スマートフォンの利用時間を決め直すことで、子どもたちの生活リズムを整えてあげることが重要です。
特に小学校高学年から中高生の間は、心も体も成長期。
なかでもしっかりとした睡眠は大切です。

スマートフォンの利用時間を管理し、子どもに十分な睡眠時間を確保することで、翌朝気持ちよく学校に行くことができるでしょう。

スマホ利用の目的を改めて意識させる

そもそも子どもがスマートフォンを利用するには目的があります。
LINEや電話で家族、友人と連絡を取ったり、動画を見たり・・・。
しかし長い在宅時間でスマートフォンやインターネットに触れる時間が多かった子どもたちにとっては、理由も無く・・・あるいは時間潰しのためになんとなく使っているということもあるかもしれません。

特にゲームや動画は時間つぶしに持ってこい。
時間さえあれば、何分でも何時間でも利用してしまうものです。

何のためにスマートフォンを持っているのか?
何のためにインターネットを利用しているのか?

当たり前のようなことですが、生活のリズムを整える今だからこそ、子どものスマートフォン利用について、今一度思い出していただきたいと思います。
そして子どもと再確認し、「なんとなく使うスマートフォン」ではなく「○○○するためにスマートフォンを使う」ということを、親子で明確にしてほしいと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大から半年が経過していますが、未だに感染拡大が心配されています。
今年度は子どもたちに負担をかけてしまう状況が続くかもしれません。
そして大人も、目に見えない苦労やストレスが続くかもしれませんが、今このときにこそ我が子を守る!

強い気持ちで子どもたちを見守りたいですね。