子どもにスマホを持たせる時に必要なフィルタリングについて

まもなく3月。

新型コロナウイルスの影響もあり、学校の休校や卒業式等の縮小、中止など大変な状況もあり、一段と慌ただしい年度末になりそうですね。

一方でこの時期は、進学進級する子ども達がスマホを持つようになるタイミングでもあります。
子どものスマホ所有率は年々増加しており、中高生はもちろん小学生のスマホ保有率が急速に増加しています。
これからの超情報化社会において、スマホは大変便利なツールであり、子ども達の将来や夢を見つけるために必要な武器であると思います。

それだけに、子どもがトラブルに遭うことなく、スマホを正しく使えるように指導することは必要なことですし、保護者の皆さんとしても必ず向き合わなければなりません。

子ども達が正しくインターネットやスマホを使用するために必要なことはたくさんありますが、子どもがスマホを持つ上で最低限必要なことは「フィルタリング」を利用することです。

フィルタリングとは

フィルタリングとは未成年の子どもがスマホを利用して有害なサイトにアクセスできないようにする仕組みです。

フィルタリングは使用者の年齢によってサービスの内容が変わりますが、有害なサイトへのアクセスやアプリのインストール、課金等の利用に制限をかけるものが一般的です。

フィルタリングのサービスはガラケーの時代から提供されていますが、2018年2月より青少年インターネット環境整備法が施行され、通信事業者はスマホ使用者が未成年の場合は必ずフィルタリングをかけて提供しなければならないようになりました。

つまり未成年の我が子に携帯電話やスマホを持たせる場合は、必ずフィルタリングサービスに加入しなければならないということです。

増え続ける未成年者のネットトラブルとフィルタリング

子どものスマホ所有率が高くなり、低年齢化も進んでいます。
そういう中で未成年の子ども達が被害者(または加害者)になるトラブルが増加しています。

子ども達の多くはスマホを簡単に操作しているように見えますが、実際はメリットもデメリットも知らない、危うい使い方をしています。
興味本位で危険なサイトにアクセスしてみたり、有害なアプリやネットサービスを利用することで、トラブルに巻き込まれます。

フィルタリングは、その子どもの危うい使い方を制限してくれますから、子ども達を守るためのサービスであると言えます。

先述の通り、未成年の子どもがスマホを持つ場合はフィルタリングが必須なわけですが、実際にフィルタリングサービスを受けている未成年者ユーザーの比率は3割程度。

半分以上の未成年ユーザーは、フィルタリングに守られていない状況なのです。
そしてネットトラブルで被害に遭った未成年ユーザーのなんと約9割がフィルタリングサービスを受けていなかったそうです。

やはり我が子を守るためには、スマホのフィルタリングサービスは必要なのです。

フィルタリングは保護者の義務!

なぜフィルタリングをかけていない未成年者ユーザーがいるのか?
フィルタリングをかけると、一部の人気アプリやネットサービスを利用できない場合もあります。
不満に感じた子どもが親に「フィルタリングを外して欲しい」といい、保護者もそれに応えてフィルタリングを解除するというケースもあるようです。

一番多いパターンは、契約時にフィルタリングをかけないことを親が承認してしまっているパターンではないでしょうか。

いずれにせよ、子どもがなんと言おうとフィルタリングは必ずかける必要があるということです。

我が子にスマホを持たせるからには、子どもとしっかり話し合い、フィルタリングは必ずかけることが大切です。

フィルタリングは通信事業者で設定

フィルタリングはスマホの契約時に設定しますが、途中からフィルタリングを設定することも可能です。

使用するスマホや使用者の年齢によりフィルタリングサービスの内容は変わってきますので、契約する通信事業者にお問い合わせ下さい。

NTTドコモ

au

ソフトバンク

また「安心ネットづくり促進協議会」のWEBサイトにもフィルタリングについて解説が掲載されています。

フィルタリングサービスを利用しましょう!

スマホやネットを正しく使うために

今の子ども達にとって、スマホやネットは将来の夢や目標を見つけるための大切なツールになります。
保護者の方が我が子にスマホを持たせる決断をされた以上、子どもに正しくスマホやネットを利用してもらえるよう指導や管理が必要となります。

そして我が子をトラブルから守る最低限の対策としてフィルタリングが必要となりますので、これから我が子のスマホを契約しに行くという方は、ぜひフィルタリングサービスを受けて欲しいと思います。

そして家族みんなが安心してネットを使える環境を作っていきましょう。